野愛
1年以上前
人生に絶望し自殺をしようとした男子高校生・雨汰を、自称天使の女の子・ににが救うお話。
ひとりでは何もできないににの世話を焼き、ふかふかのおふとんに包まれて眠る日々。死ぬ暇なんかない、死ぬには勿体ない日々。
ここで終わったらちょっとファンタジーないいお話ってだけ。
ににはどこからやってきたのか、なんのためにやってきたのか。
全部が明かされて、より大きな救いを得られる。
まさかの展開とか伏線回収とかそういう表現はしたくない。
この作品を読んだ人が前を向けるように丁寧に丁寧に描いてくれたんだ、そう思いたい。