名無し
名無し
1年以上前
たぶんいろいろ元ネタはあると思う。 たとえば、オーストラリアの先住民族であるアボリジニの神話には、Almudj、thaynayという名前の蛇のかたちをした山神が登場するんだけど、その神様は人類が生まれる前に大地を這って、そこが山や谷になったっていう話があるんよ。(ちなみにその神話ではカエルも登場して、湖や川を創造したって話もある) アフリカでは、祖神であるmawuが最初に作った神様が雨季になると雨を降らせる蛇で、大地に潤いをもたらしたり、逆に世界に災厄をもたらしたりすると。 ただ、みちかとまりの場合は、そもそもの世界観が日本神話や古事記をモチーフにしてるのは明らかだし、(田島先生は柳田国男の「先祖の話」に影響を受けてると思う)そう考えるといろんなルーツの神話がミックスされてるのかもなぁとか思ったり。 個人的には、下記のリンクで解説されている【へび女房】っていう民話がそれっぽいなって思う↓ https://eastasian.livedoor.blog/archives/2144496.html 目玉をくり抜くっていう要素は石崎に通ずるから、この場合人間との子を産んだ蛇を、異界に連れ去られて喪失された石崎のアイデンティティに見立ててるのかもなーとか思ったり。 ……とか考えたんですけど、まあとにかく蛇はいろんな神秘性の象徴かなと。 クソだる長文絡み大変失礼致しました〜