短い恋と大きな愛の話世界でいちばん優しい音楽 小沢真理ぺそそのタイトルの意味は恋人たちが睦み合う音のことなのですが、愛情に満ちた母子家庭を描く漫画のタイトルとしてこれ以上相応しいものはないと思います。 1巻は主人公・菫子の娘・のぞみの視点で始まります。中学生になる彼女にはボーイフレンドがいるのですが、恋人としての関係を重ねる中で母のことを見つめ直します。 良いところのお嬢さんだった菫子は、高校生の時に幼い頃、親子三人で住んでいた一軒家を訪ねます。するとそこで性格の悪い年上の男の子と出会い次第に惹かれていく…。 両親を亡くしている菫子、裕福な家庭で将来を期待されていた皓(あきら)。二人は駆け落ち同然で結婚し、貧しいながらも幸せな生活を送るのですが、菫子が身籠っている時に、皓を事故で喪ってしまう。 菫子と皓の短くも美しい恋人時代。そして、まだ女性の社会進出が進んでいなかった90年代の日本でシングルマザーとして働き子育てするのんのんの幼少期編。 どこを読んでも困難がばかりで、でも同時に大切な人たちの愛情でいっぱいで…温かくて切なくていつも胸が苦しくなります。一人暮らしが長いため、家族の良さを忘れがちなのですが、「世界でいちばん優しい音楽」がいつも思い出させてくれます。 結婚したらこんな風に子供を愛したいなと思わせてくれる素敵な作品です。ぺそ1年以上前『世界でいちばん優しい音楽』をフォローをしました永遠に読んでいられる絵本のような作品8月のソーダ水 コマツシンヤぺそAmazonで偶然見かけてジャケ買いした作品だったのですが、表紙通り可愛らしい素敵な作品でした…!まさかフルカラーだとは読むまで知りませんでした。 http://webcomic.ohtabooks.com/soda-water/ 海辺の街に住む住む女の子・リサは、海岸で拾ったガラスのバイオリンを弾いたり、友達のもな子ちゃんと灯台に遊びに行ったり毎日楽しく過ごしています。そしてリサの周りではいつも、パラソルで旅をする少年が訪れたり、灯台が歩き出したと…不思議な出来事が起こるんです。 エーゲ海の白い街のような美しい町並みと、優しくて幻想的で不思議なお話。ページを隅から隅まで舐めるようにして何度も読みたいし、永遠に読んでいられます。 電子で購入しましたが紙でも書い直したいくらいほど良かったです…! 藤子・F・不二雄、星新一、九井諒子の描くSF(すこしふしぎ)なお話が好きな人は絶対気に入る作品です。優しくて綺麗なものが見たくなったときに、「8月のソーダ水」おすすめです…! https://i.imgur.com/HX5IFmx.jpgぺそ1年以上前『コマツシンヤ』をフォローをしましたぺそ1年以上前『8月のソーダ水』をフォローをしましたぺそ1年以上前寄生獣は名作なので大学生のときに自発的に、蒼天航路とスラムダンクは兄の本棚にあったので高校までに読みました。3つとも声を大にしておすすめできますよね…!! 自分が選ぶなら キーワード「仕事・人生・SF」 https://manba.co.jp/boards/10243 キーワード「ジュブナイル・学生時代・宇宙飛行士」 https://manba.co.jp/boards/10343 キーワード「傑作・SF・ミステリ」 https://manba.co.jp/boards/25569 ですかね…無意識に全部宇宙もの選んでました(普段マンガ読まない人でもSFの定番「宇宙」ならとっつきやすそう)絵柄も全部違う系統で結構いい感じのバランスなのでは…!?自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて4わかるぺそ1年以上前『プラネテス』をフォローをしましたぺそ1年以上前『原恵一郎』にリンクを追加をしました原恵一郎ぺそ1年以上前『豊作でござる!メジロ殿』にリンクを追加をしました豊作でござる!メジロ殿(一話)|ちさかあや|noteぺそ1年以上前『ちさかあや』をフォローをしましたぺそ1年以上前『豊作でござる!メジロ殿』をフォローをしましたぺそ1年以上前『マオの寄宿學校』にリンクを追加をしましたマオの寄宿學校|花とゆめ « First ‹ Prev … 51 52 53 54 55 56 57 58 59 … Next › Last » もっとみる
短い恋と大きな愛の話世界でいちばん優しい音楽 小沢真理ぺそそのタイトルの意味は恋人たちが睦み合う音のことなのですが、愛情に満ちた母子家庭を描く漫画のタイトルとしてこれ以上相応しいものはないと思います。 1巻は主人公・菫子の娘・のぞみの視点で始まります。中学生になる彼女にはボーイフレンドがいるのですが、恋人としての関係を重ねる中で母のことを見つめ直します。 良いところのお嬢さんだった菫子は、高校生の時に幼い頃、親子三人で住んでいた一軒家を訪ねます。するとそこで性格の悪い年上の男の子と出会い次第に惹かれていく…。 両親を亡くしている菫子、裕福な家庭で将来を期待されていた皓(あきら)。二人は駆け落ち同然で結婚し、貧しいながらも幸せな生活を送るのですが、菫子が身籠っている時に、皓を事故で喪ってしまう。 菫子と皓の短くも美しい恋人時代。そして、まだ女性の社会進出が進んでいなかった90年代の日本でシングルマザーとして働き子育てするのんのんの幼少期編。 どこを読んでも困難がばかりで、でも同時に大切な人たちの愛情でいっぱいで…温かくて切なくていつも胸が苦しくなります。一人暮らしが長いため、家族の良さを忘れがちなのですが、「世界でいちばん優しい音楽」がいつも思い出させてくれます。 結婚したらこんな風に子供を愛したいなと思わせてくれる素敵な作品です。ぺそ1年以上前『世界でいちばん優しい音楽』をフォローをしました永遠に読んでいられる絵本のような作品8月のソーダ水 コマツシンヤぺそAmazonで偶然見かけてジャケ買いした作品だったのですが、表紙通り可愛らしい素敵な作品でした…!まさかフルカラーだとは読むまで知りませんでした。 http://webcomic.ohtabooks.com/soda-water/ 海辺の街に住む住む女の子・リサは、海岸で拾ったガラスのバイオリンを弾いたり、友達のもな子ちゃんと灯台に遊びに行ったり毎日楽しく過ごしています。そしてリサの周りではいつも、パラソルで旅をする少年が訪れたり、灯台が歩き出したと…不思議な出来事が起こるんです。 エーゲ海の白い街のような美しい町並みと、優しくて幻想的で不思議なお話。ページを隅から隅まで舐めるようにして何度も読みたいし、永遠に読んでいられます。 電子で購入しましたが紙でも書い直したいくらいほど良かったです…! 藤子・F・不二雄、星新一、九井諒子の描くSF(すこしふしぎ)なお話が好きな人は絶対気に入る作品です。優しくて綺麗なものが見たくなったときに、「8月のソーダ水」おすすめです…! https://i.imgur.com/HX5IFmx.jpgぺそ1年以上前『コマツシンヤ』をフォローをしましたぺそ1年以上前『8月のソーダ水』をフォローをしましたぺそ1年以上前寄生獣は名作なので大学生のときに自発的に、蒼天航路とスラムダンクは兄の本棚にあったので高校までに読みました。3つとも声を大にしておすすめできますよね…!! 自分が選ぶなら キーワード「仕事・人生・SF」 https://manba.co.jp/boards/10243 キーワード「ジュブナイル・学生時代・宇宙飛行士」 https://manba.co.jp/boards/10343 キーワード「傑作・SF・ミステリ」 https://manba.co.jp/boards/25569 ですかね…無意識に全部宇宙もの選んでました(普段マンガ読まない人でもSFの定番「宇宙」ならとっつきやすそう)絵柄も全部違う系統で結構いい感じのバランスなのでは…!?自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて4わかるぺそ1年以上前『プラネテス』をフォローをしましたぺそ1年以上前『原恵一郎』にリンクを追加をしました原恵一郎ぺそ1年以上前『豊作でござる!メジロ殿』にリンクを追加をしました豊作でござる!メジロ殿(一話)|ちさかあや|noteぺそ1年以上前『ちさかあや』をフォローをしましたぺそ1年以上前『豊作でござる!メジロ殿』をフォローをしましたぺそ1年以上前『マオの寄宿學校』にリンクを追加をしましたマオの寄宿學校|花とゆめ
ぺそ1年以上前寄生獣は名作なので大学生のときに自発的に、蒼天航路とスラムダンクは兄の本棚にあったので高校までに読みました。3つとも声を大にしておすすめできますよね…!! 自分が選ぶなら キーワード「仕事・人生・SF」 https://manba.co.jp/boards/10243 キーワード「ジュブナイル・学生時代・宇宙飛行士」 https://manba.co.jp/boards/10343 キーワード「傑作・SF・ミステリ」 https://manba.co.jp/boards/25569 ですかね…無意識に全部宇宙もの選んでました(普段マンガ読まない人でもSFの定番「宇宙」ならとっつきやすそう)絵柄も全部違う系統で結構いい感じのバランスなのでは…!?自由広場死ぬまでに読んで欲しい漫画を教えて4わかる
そのタイトルの意味は恋人たちが睦み合う音のことなのですが、愛情に満ちた母子家庭を描く漫画のタイトルとしてこれ以上相応しいものはないと思います。 1巻は主人公・菫子の娘・のぞみの視点で始まります。中学生になる彼女にはボーイフレンドがいるのですが、恋人としての関係を重ねる中で母のことを見つめ直します。 良いところのお嬢さんだった菫子は、高校生の時に幼い頃、親子三人で住んでいた一軒家を訪ねます。するとそこで性格の悪い年上の男の子と出会い次第に惹かれていく…。 両親を亡くしている菫子、裕福な家庭で将来を期待されていた皓(あきら)。二人は駆け落ち同然で結婚し、貧しいながらも幸せな生活を送るのですが、菫子が身籠っている時に、皓を事故で喪ってしまう。 菫子と皓の短くも美しい恋人時代。そして、まだ女性の社会進出が進んでいなかった90年代の日本でシングルマザーとして働き子育てするのんのんの幼少期編。 どこを読んでも困難がばかりで、でも同時に大切な人たちの愛情でいっぱいで…温かくて切なくていつも胸が苦しくなります。一人暮らしが長いため、家族の良さを忘れがちなのですが、「世界でいちばん優しい音楽」がいつも思い出させてくれます。 結婚したらこんな風に子供を愛したいなと思わせてくれる素敵な作品です。