短編集でも荒木ぶし死刑執行中脱獄進行中 荒木飛呂彦starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン1995〜1999年に発表された短編を集めたものです。JOJOも4部の終盤くらいの時期以降の作品なので、すでに荒木先生も確固たるスタイルをお築きになられております。 こちらに収録された作品も、ちょっとおどろおどろしいというか「怖い」絵柄によるホラー・サスペンス作品ばかりで、いかにも荒木先生が作ったという感じがぷんぷんしてきます。というかこういった雰囲気の出し方が本当にうまいですね。絵柄だけではないと思うのですが、読んでると吸い込まれるようなこの独特の雰囲気。 内容自体はそれなりに楽しめるのですが、個人的には岸辺先生シリーズの方が好きでした。ストーリー自体はそれほどどちらが良いということはないですが、やはり岸部先生が狂言回し的なポジションで出てくると、なんとなく芯が一本通る感じがでて、好みの感じになります。 ちなみに岸部先生シリーズの第1作である懺悔室がこちらにも収録されていますが、それ目当てなら、せっかくですし岸部先生シリーズをお求めください。 ちなみにデッドマンズQに吉良吉影という方が登場するのですが、これって4部のと同一人物なんでしょうか??酒チャビン1年以上前『死刑執行中脱獄進行中』のお気に入り度をstarstarstarstar_borderstar_borderにしました。死刑執行中脱獄進行中荒木飛呂彦結構おもしろく、ハマってきます!岸辺露伴は動かない カラー版 荒木飛呂彦starstarstarstarstar_border酒チャビン特に岸辺露伴ファンってこともないしな・・と敬遠していたのですが、2023年は正直荒木先生の年になりそうな気がしたので、読んでみました!面白いですよこれ! 岸部先生が取材などで体験したものの紹介的な感じなのですが、短編(40p前後)でサクッと終わる話が数編入っているのが、世にも奇妙な物語的な感じですごく心地よいです!! 岸部先生も自身のスタンドであるヘブンズドアなどを駆使したりもしますが、バトルに重きが置かれているわけではないですし、JOJO本編を知ってないとわからないってことも(多分あまり)ないはずなので、「JOJOは合わなかったけど・・」という方も世界の荒木先生を知る体験版としてぜひ読んでみてはいかがでしょうか・・・!!! 早く3巻が出てほしいです。酒チャビン1年以上前『岸辺露伴は動かない カラー版』のお気に入り度をstarstarstarstarstar_borderにしました。岸辺露伴は動かない カラー版荒木飛呂彦酒チャビン1年以上前『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』を読みたいにしました。機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争玉越博幸矢立肇・富野由悠季酒チャビン1年以上前『マンガに、編集って必要ですか?』を読みたいにしました。マンガに、編集って必要ですか?青木U平酒チャビン1年以上前『ママ子』さんをフォローをしました酒チャビン1年以上前『SAINTS』さんをフォローをしました手塚先生による幕末もの陽だまりの樹 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1981年〜1986年にビッグコミックで連載ということで、時代的にはキャプテン翼と同じ連載開始年ですね。感慨深いです。 内容は、鉄板のビッグコミックものですので、ハズレがありません。 よく「手塚先生の先祖(曽祖父)の手塚良庵を主人公とした物語」「手塚治虫のルーツを描いた作品」みたいに紹介されたりするのですが、あまりそこがメインのテーマではないので、ミスリードな感じがします(メインキャラとして手塚良庵はガッツリ出てきますが)。 手塚良庵も結構好感が持てる性格(女好きでだらしないが、やるときの集中力がやばい)で愛せるのですが、もう一人の主人公の伊武谷万二郎もそれとは反対(不器用で融通が効かない正義漢)ですが、かなり愛せます。 二人はいつも殴り合ってるのですが、本当は仲良くて尊敬しあってるところが良いですね。退廃の時代に咲いた一輪の友情の花ですね。現代にこれが連載されていたらBLの同人誌が多数作られていてもおかしくないです。 色々な人に目をかけられるほどの資質を持った万二郎でしたが、その性格のためにあまり出世せずに、最後は悲しい最期を遂げてしまいます。わたしも出世とかは良いので、自分に正直に生きようと思いました。魔少年ビーティーとはうってかわってバオー来訪者 荒木飛呂彦starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン魔少年ビーティーは割りに丸っこく若干遊戯王っぽい絵柄だったのですが、絵柄的にはこの辺りで既にJOJOと言って良いですね。 ジャンルも若干SFっぽさも入った特殊能力バトルアクションもので、結構ビーティーから変えてきました。逆に頭脳戦要素が後退してしまい、まず間違いなく謎解きはしない感じの主人公となっています。 これは完全に好みの問題なので合わない人はスルーしてほしいのですが、個人的にはビーティーの方が好きでした。 JOJO(特に初期)好きの人はまず間違いなく楽しめると思います(そういう人は既にこちらも読んでる方が多いと思いますが・・)!酒チャビン1年以上前『バオー来訪者』のお気に入り度をstarstarstar_borderstar_borderstar_borderにしました。バオー来訪者荒木飛呂彦くらわしてやらねば ならんッ!然るべき報いを!魔少年ビーティー 荒木飛呂彦starstarstarstarstar_border酒チャビン個人的にはJOJOのスタイルより好きです! ちょっと一風変わった謎解きものに分類されますかね??JOJOにも頭脳戦の要素はありますが、アクションも全面に押し出されているため、ジャンル分けするとアクション活劇になると思いますが、こちらはアクション要素があまりないので、純粋な頭脳戦ものになってます! 確かに初期の作品なので、荒削りな部分もあるのですが、アイデアが好みで、もしこれが第8部まで続いていたら・・・金田一の斜め上をいく唯一無二の変態謎解きマンガが生まれてたのではないでしょうか!! ぜひJOJO9部はビーティーのスタイルでやってほしいです!!(というかキシベッチシリーズがそんな感じにもなってますかね。) 公一くんの手品教室もさり気にCOOLです。 « First ‹ Prev … 24 25 26 27 28 29 30 31 32 … Next › Last » もっとみる
短編集でも荒木ぶし死刑執行中脱獄進行中 荒木飛呂彦starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン1995〜1999年に発表された短編を集めたものです。JOJOも4部の終盤くらいの時期以降の作品なので、すでに荒木先生も確固たるスタイルをお築きになられております。 こちらに収録された作品も、ちょっとおどろおどろしいというか「怖い」絵柄によるホラー・サスペンス作品ばかりで、いかにも荒木先生が作ったという感じがぷんぷんしてきます。というかこういった雰囲気の出し方が本当にうまいですね。絵柄だけではないと思うのですが、読んでると吸い込まれるようなこの独特の雰囲気。 内容自体はそれなりに楽しめるのですが、個人的には岸辺先生シリーズの方が好きでした。ストーリー自体はそれほどどちらが良いということはないですが、やはり岸部先生が狂言回し的なポジションで出てくると、なんとなく芯が一本通る感じがでて、好みの感じになります。 ちなみに岸部先生シリーズの第1作である懺悔室がこちらにも収録されていますが、それ目当てなら、せっかくですし岸部先生シリーズをお求めください。 ちなみにデッドマンズQに吉良吉影という方が登場するのですが、これって4部のと同一人物なんでしょうか??酒チャビン1年以上前『死刑執行中脱獄進行中』のお気に入り度をstarstarstarstar_borderstar_borderにしました。死刑執行中脱獄進行中荒木飛呂彦結構おもしろく、ハマってきます!岸辺露伴は動かない カラー版 荒木飛呂彦starstarstarstarstar_border酒チャビン特に岸辺露伴ファンってこともないしな・・と敬遠していたのですが、2023年は正直荒木先生の年になりそうな気がしたので、読んでみました!面白いですよこれ! 岸部先生が取材などで体験したものの紹介的な感じなのですが、短編(40p前後)でサクッと終わる話が数編入っているのが、世にも奇妙な物語的な感じですごく心地よいです!! 岸部先生も自身のスタンドであるヘブンズドアなどを駆使したりもしますが、バトルに重きが置かれているわけではないですし、JOJO本編を知ってないとわからないってことも(多分あまり)ないはずなので、「JOJOは合わなかったけど・・」という方も世界の荒木先生を知る体験版としてぜひ読んでみてはいかがでしょうか・・・!!! 早く3巻が出てほしいです。酒チャビン1年以上前『岸辺露伴は動かない カラー版』のお気に入り度をstarstarstarstarstar_borderにしました。岸辺露伴は動かない カラー版荒木飛呂彦酒チャビン1年以上前『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争』を読みたいにしました。機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争玉越博幸矢立肇・富野由悠季酒チャビン1年以上前『マンガに、編集って必要ですか?』を読みたいにしました。マンガに、編集って必要ですか?青木U平酒チャビン1年以上前『ママ子』さんをフォローをしました酒チャビン1年以上前『SAINTS』さんをフォローをしました手塚先生による幕末もの陽だまりの樹 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン1981年〜1986年にビッグコミックで連載ということで、時代的にはキャプテン翼と同じ連載開始年ですね。感慨深いです。 内容は、鉄板のビッグコミックものですので、ハズレがありません。 よく「手塚先生の先祖(曽祖父)の手塚良庵を主人公とした物語」「手塚治虫のルーツを描いた作品」みたいに紹介されたりするのですが、あまりそこがメインのテーマではないので、ミスリードな感じがします(メインキャラとして手塚良庵はガッツリ出てきますが)。 手塚良庵も結構好感が持てる性格(女好きでだらしないが、やるときの集中力がやばい)で愛せるのですが、もう一人の主人公の伊武谷万二郎もそれとは反対(不器用で融通が効かない正義漢)ですが、かなり愛せます。 二人はいつも殴り合ってるのですが、本当は仲良くて尊敬しあってるところが良いですね。退廃の時代に咲いた一輪の友情の花ですね。現代にこれが連載されていたらBLの同人誌が多数作られていてもおかしくないです。 色々な人に目をかけられるほどの資質を持った万二郎でしたが、その性格のためにあまり出世せずに、最後は悲しい最期を遂げてしまいます。わたしも出世とかは良いので、自分に正直に生きようと思いました。魔少年ビーティーとはうってかわってバオー来訪者 荒木飛呂彦starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン魔少年ビーティーは割りに丸っこく若干遊戯王っぽい絵柄だったのですが、絵柄的にはこの辺りで既にJOJOと言って良いですね。 ジャンルも若干SFっぽさも入った特殊能力バトルアクションもので、結構ビーティーから変えてきました。逆に頭脳戦要素が後退してしまい、まず間違いなく謎解きはしない感じの主人公となっています。 これは完全に好みの問題なので合わない人はスルーしてほしいのですが、個人的にはビーティーの方が好きでした。 JOJO(特に初期)好きの人はまず間違いなく楽しめると思います(そういう人は既にこちらも読んでる方が多いと思いますが・・)!酒チャビン1年以上前『バオー来訪者』のお気に入り度をstarstarstar_borderstar_borderstar_borderにしました。バオー来訪者荒木飛呂彦くらわしてやらねば ならんッ!然るべき報いを!魔少年ビーティー 荒木飛呂彦starstarstarstarstar_border酒チャビン個人的にはJOJOのスタイルより好きです! ちょっと一風変わった謎解きものに分類されますかね??JOJOにも頭脳戦の要素はありますが、アクションも全面に押し出されているため、ジャンル分けするとアクション活劇になると思いますが、こちらはアクション要素があまりないので、純粋な頭脳戦ものになってます! 確かに初期の作品なので、荒削りな部分もあるのですが、アイデアが好みで、もしこれが第8部まで続いていたら・・・金田一の斜め上をいく唯一無二の変態謎解きマンガが生まれてたのではないでしょうか!! ぜひJOJO9部はビーティーのスタイルでやってほしいです!!(というかキシベッチシリーズがそんな感じにもなってますかね。) 公一くんの手品教室もさり気にCOOLです。
1995〜1999年に発表された短編を集めたものです。JOJOも4部の終盤くらいの時期以降の作品なので、すでに荒木先生も確固たるスタイルをお築きになられております。 こちらに収録された作品も、ちょっとおどろおどろしいというか「怖い」絵柄によるホラー・サスペンス作品ばかりで、いかにも荒木先生が作ったという感じがぷんぷんしてきます。というかこういった雰囲気の出し方が本当にうまいですね。絵柄だけではないと思うのですが、読んでると吸い込まれるようなこの独特の雰囲気。 内容自体はそれなりに楽しめるのですが、個人的には岸辺先生シリーズの方が好きでした。ストーリー自体はそれほどどちらが良いということはないですが、やはり岸部先生が狂言回し的なポジションで出てくると、なんとなく芯が一本通る感じがでて、好みの感じになります。 ちなみに岸部先生シリーズの第1作である懺悔室がこちらにも収録されていますが、それ目当てなら、せっかくですし岸部先生シリーズをお求めください。 ちなみにデッドマンズQに吉良吉影という方が登場するのですが、これって4部のと同一人物なんでしょうか??