Pom 1年以上前表紙に惹かれたのと、悩みを食べられるってどんな話しだろうと思って読んでみた。 店主が、訪れるお客さんの悩みを魚料理にして提供するんだけど、どれも美味しそうで、ネーミングもシンプルで良い。 私も海に浮かぶ孤島のレストラン、行ってみたくなりました。笑 海に囲まれてたら悩みの大きさ小ささなんて関係なくなってしまうのかな。 そして、青の世界を想像させてくれる描写はとても綺麗だと感じました。潮騒の魔女海に囲まれた孤島のレストラン行ってみたい。1わかる
sogor251年以上前悩みを持つ者がたどり着く、絶海の孤島にあるレストラン。店主である"魔女"はその客の悩みを"料理"にして提供してくれるという。そんな不思議なレストランとそこを訪れる様々なお客との1話完結形式の物語。 1話をまず読み始めると"悩みを食べる"という不思議なファンタジー設定がどういう意味なのかということに気を引かれるんだけど、1話を最後まで読むとこの話自体が"ファンタジー"を具材に新たな調理を加えて提供されたフルコースであることに気付かされる。 また、1巻を通して見ると、1話と同じ形式の作品もあれば最初からネタが明示されてて純粋な"魔女"とお客とのストーリーとして魅せる話もあり、1話完結の作品でありながら物語が始まるまでどういう展開になるのか読めない。だからこそ次はどんな話なんだろうと毎話楽しみになる。 ちなみに各話の終わりにはその話に登場した悩みを具材にした"料理"のレシピも掲載している。しかもそこはファンタジーじゃなくて実際に作れるレシピという丁寧さ。そういう点も含めて、いろんな意味で練り込まれた作品。 1巻まで読了潮騒の魔女ファンタジーを具材にした料理のフルコース8わかる