野愛1年以上前『ほしとんで』をフォローをしましたふざけんななんて絶対言ってやらないアトモスフィア 完全版 西島大介野愛西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。奇妙で不穏で愛おしい日常スペシャル 平方イコルスン野愛田舎町の学校でちょっと変わったクラスメイトと送る奇妙な日常漫画、だと思っていたけどもしかしたら違うのかもしれない。 サスペンス、恋愛、友情、触れ合えない悲しみ、家族や恋人という存在の曖昧さ、などなど。 シュールだけどほのぼのした日常にふふんと微笑みながら読んでいたのに、少しずつ不穏さを覗かせているような。 ヘルメットを被った怪力少女、教室に様々なものを所有する謎の金持ち、つねる人、執着する人。奇妙なクラスメイトに囲まれ、思考を巡らしながら溶け込んでいく転入生。 おかしくても続いていけば日常になるから、やっぱりこの作品は日常漫画なのかもしれない。オラミちゃんまじBIG LOVE愛しのアニマリア 岡田卓也野愛オラミちゃんみたいな女の子になりたい。 明るくて優しくてピュアなギャルマインド。恋愛も夢もまっすぐ追いかける一途さは、王道キラキラ少女漫画の主人公のよう。 好きなひとへの接し方がわからなくてラリアットぶちこんじゃう不器用さもかわいい。 握力500キロのオランウータンギャルという設定の突飛さも忘れるほど、ハイテンションでキュートでピュアなオラミちゃんに魅了されること間違いなし。 基本的にはめちゃくちゃ笑いながら読めるんですが恋する心理描写は繊細で、そのギャップもまたBIG LOVE…!!野愛1年以上前『愛しのアニマリア』をフォローをしました最高の解像度と最低の後味最低 森もり子野愛すごく楽しみにしてた読切。 期待通り、いや期待以上にしっかり抉られました。最低な後味が残る、最高の作品です。 婚約者の兄と浮気をしている割に、まともな倫理観を持ち合わせている主人公。弟の死に涙を流したかと思ったら、薄ら笑いで主人公との関係を続けようとする義兄。 最低の振りかざし方の対比がものすごく生々しい。さりげない描写の解像度が高すぎる。 肩に触れようとする義兄の手を避ける描写、シートベルトに体が引き戻される描写、最後の表情。 終始まとわりつく気持ち悪さ、居心地の悪さ。読み終えても、読み返してもいつまでも消えない後味の悪さ。 間違いなく、人の心に残る作品です。 「ギャルと恐竜でおなじみの森もり子先生がジャンププラスで読切」という先入観をしっかり持って読んだら、もっと大ダメージを食らえたのかもしれません。 これから読むひとはぜひ先入観を捨てずに読んで大怪我してほしいです。 大怪我したら「さよなら、ハイスクール」も読みましょう。そして再び解像度の高さに悶絶しましょう。野愛1年以上前『アトモスフィア 完全版』をフォローをしました野愛1年以上前『最低』をフォローをしました優しくなりたい優しいひとに読んでほしいぼくらのじかん。 【フルカラー】 にしださとこ野愛心穏やかになりたいとき、優しくなりたいときに読みたくなる漫画です。 友達を傷つけてしまったり、恋をしたり、家族と喧嘩したり…子どもの頃こんなことあったなあという日常の出来事を、優しく丁寧に描いた作品です。 実際は漫画のようになんでも解決できるわけではないし、傷ついたまま傷つけたままのこともたくさんあるけれど、悩んで考えて前を向く子どもたちの姿に励まされます。 特に好きなエピソードは「菜々子の場合」と「涼子の場合」です。 誰かの何気ない一言がとてつもないコンプレックスになることもあるけど、それを解放するのも誰かの何気ない一言だったりするんですよね。 その上で、自分自身を認めて前を向く姿が眩しくて仕方ないのです。自分も胸張って生きようと思えます。 老若男女すべてのひとに読んでほしいです。教科書にしたらいいと思います。野愛1年以上前眠れぬ夜はケーキを焼いて好きです〜 夜中にラーメン食べたいときは出汁を摂取する、は最強のライフハックだと思ってます自由広場頭を空っぽにして読める漫画を教えてほしい1わかる人外様の推しの推し人外様の推し 片岡とんち野愛ギャルかわいい!と思って読みはじめたら最終的に人外様かわいい!になってた。 何気ない人物描写がとてもうまいなあ…みけちゃんと希美が友達になる場面を読み返してしまった。この場面がすごく効いてる。すごい。 人外様の人間味にもグッとくる。めちゃくちゃよかった! 野愛1年以上前『人外様の推し』をフォローをしました « First ‹ Prev … 232 233 234 235 236 237 238 239 240 … Next › Last » もっとみる
野愛1年以上前『ほしとんで』をフォローをしましたふざけんななんて絶対言ってやらないアトモスフィア 完全版 西島大介野愛西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。奇妙で不穏で愛おしい日常スペシャル 平方イコルスン野愛田舎町の学校でちょっと変わったクラスメイトと送る奇妙な日常漫画、だと思っていたけどもしかしたら違うのかもしれない。 サスペンス、恋愛、友情、触れ合えない悲しみ、家族や恋人という存在の曖昧さ、などなど。 シュールだけどほのぼのした日常にふふんと微笑みながら読んでいたのに、少しずつ不穏さを覗かせているような。 ヘルメットを被った怪力少女、教室に様々なものを所有する謎の金持ち、つねる人、執着する人。奇妙なクラスメイトに囲まれ、思考を巡らしながら溶け込んでいく転入生。 おかしくても続いていけば日常になるから、やっぱりこの作品は日常漫画なのかもしれない。オラミちゃんまじBIG LOVE愛しのアニマリア 岡田卓也野愛オラミちゃんみたいな女の子になりたい。 明るくて優しくてピュアなギャルマインド。恋愛も夢もまっすぐ追いかける一途さは、王道キラキラ少女漫画の主人公のよう。 好きなひとへの接し方がわからなくてラリアットぶちこんじゃう不器用さもかわいい。 握力500キロのオランウータンギャルという設定の突飛さも忘れるほど、ハイテンションでキュートでピュアなオラミちゃんに魅了されること間違いなし。 基本的にはめちゃくちゃ笑いながら読めるんですが恋する心理描写は繊細で、そのギャップもまたBIG LOVE…!!野愛1年以上前『愛しのアニマリア』をフォローをしました最高の解像度と最低の後味最低 森もり子野愛すごく楽しみにしてた読切。 期待通り、いや期待以上にしっかり抉られました。最低な後味が残る、最高の作品です。 婚約者の兄と浮気をしている割に、まともな倫理観を持ち合わせている主人公。弟の死に涙を流したかと思ったら、薄ら笑いで主人公との関係を続けようとする義兄。 最低の振りかざし方の対比がものすごく生々しい。さりげない描写の解像度が高すぎる。 肩に触れようとする義兄の手を避ける描写、シートベルトに体が引き戻される描写、最後の表情。 終始まとわりつく気持ち悪さ、居心地の悪さ。読み終えても、読み返してもいつまでも消えない後味の悪さ。 間違いなく、人の心に残る作品です。 「ギャルと恐竜でおなじみの森もり子先生がジャンププラスで読切」という先入観をしっかり持って読んだら、もっと大ダメージを食らえたのかもしれません。 これから読むひとはぜひ先入観を捨てずに読んで大怪我してほしいです。 大怪我したら「さよなら、ハイスクール」も読みましょう。そして再び解像度の高さに悶絶しましょう。野愛1年以上前『アトモスフィア 完全版』をフォローをしました野愛1年以上前『最低』をフォローをしました優しくなりたい優しいひとに読んでほしいぼくらのじかん。 【フルカラー】 にしださとこ野愛心穏やかになりたいとき、優しくなりたいときに読みたくなる漫画です。 友達を傷つけてしまったり、恋をしたり、家族と喧嘩したり…子どもの頃こんなことあったなあという日常の出来事を、優しく丁寧に描いた作品です。 実際は漫画のようになんでも解決できるわけではないし、傷ついたまま傷つけたままのこともたくさんあるけれど、悩んで考えて前を向く子どもたちの姿に励まされます。 特に好きなエピソードは「菜々子の場合」と「涼子の場合」です。 誰かの何気ない一言がとてつもないコンプレックスになることもあるけど、それを解放するのも誰かの何気ない一言だったりするんですよね。 その上で、自分自身を認めて前を向く姿が眩しくて仕方ないのです。自分も胸張って生きようと思えます。 老若男女すべてのひとに読んでほしいです。教科書にしたらいいと思います。野愛1年以上前眠れぬ夜はケーキを焼いて好きです〜 夜中にラーメン食べたいときは出汁を摂取する、は最強のライフハックだと思ってます自由広場頭を空っぽにして読める漫画を教えてほしい1わかる人外様の推しの推し人外様の推し 片岡とんち野愛ギャルかわいい!と思って読みはじめたら最終的に人外様かわいい!になってた。 何気ない人物描写がとてもうまいなあ…みけちゃんと希美が友達になる場面を読み返してしまった。この場面がすごく効いてる。すごい。 人外様の人間味にもグッとくる。めちゃくちゃよかった! 野愛1年以上前『人外様の推し』をフォローをしました
西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。