hysysk1年以上前単行本早速買って読んだ。通常混ざり合わない世界が混ざってるのがやっぱりいいですね。現実とファンタジーだけでなく、東京と地方、メジャーとアンダーグラウンド、ギャグとシリアス。それぞれが対立項でなく渾然一体となって作者と作品を作り上げてるのが奇跡的。それは現代的なビルの隣に突然遺物が現れるこの国の風景とも被る。奈良へこれは一体何を読んでいるのか2わかるなぜこれがアニメ化され、国民的人気作になったのかじゃりン子チエ【新訂版】 はるき悦巳hysysk子供の頃アニメを観ていたが、決して好きではなかった。「好きじゃないなら観るなよ」というのは今だから言えることで、当時はそれほど娯楽の選択肢が多くなく、暇を潰すにはテレビを観ているのが一番だった。 父親は暴力的で賭け事大好き、母親は別居中というのが、子供の頃の自分には恐怖でしかなかった。お父さんがああなったらどうしよう、お母さんが出て行ってしまったらどうしよう…。父親がパチンコに行くことで夫婦喧嘩になった時など、不安になったものだ。 しかし大人になって読み返すと、それぞれ口は悪いがお互いに思い合っているし、保守的な価値観に対する疑問や清濁併せ呑む態度など、生きる上で大切なことがたくさん描かれている。一般的なアニメや漫画に出てくる「普通の幸せな家庭」ではないことも、近い境遇の人達には勇気になったかも知れない。 舞台は大阪の西成区周辺をモデルにしていると思われるが、それも大人になるまでは分からなかった。今なら何故当時の大人たち(アニメの監督は高畑勲)がこの作品を子供達に観せたかったのかというのがすごくよく分かる。そしてジェントリフィケーションや格差の拡大、ポリティカルコレクトネスや自己責任論が吹き荒れる今、また読まれて欲しい作品だと思う。hysysk1年以上前『鬼滅の刃』にリンクを追加をしました『鬼滅の刃』は「感情」漫画である 精神性と当事者性から読む『鬼滅の刃』8000字レビューAI・IoT時代に読みたい流石の想像力一生懸命機械 吉田戦車hysysk気付けば毎日色んなものを充電し続ける生活を送っている。昔に比べれば確実に便利にはなってるのだけど、色んなSFとかで夢見た世界ってこんなんだっけ?という気持ちにもなる。 しかし何というかそういう、若干の残念さを持った機械は愛おしい。 どうしても使ってもらいたいウォシュレット、モグラを守りたいモグラ叩き、スキューバダイビング中にウナギのにおいをかがせてくれる潜水具、オーブントースターみたいにマヨネーズを塗って焼けないことを申し訳なく思うトースター(一番好き)…擬人化や機械の暴走みたいなものは手垢のついたテーマだが、流石に独特過ぎる想像力が発揮されていて感動した。 脱・人間中心主義という言葉が声高に叫ばれる昨今、大いにインスピレーションを与えてくれる作品。あと10歳若ければ(1週間ぶり2度目)…ニュージーランドではしゃぐ。 はしゃhysysk『フィリピンではしゃぐ』の続編で、ワーキングホリデーを利用してニュージーランドで暮らす話。写植によって読みやすさが格段に上がっている。 語学学校には1ヶ月通っただけで、あとは日本の仕事をしながら生活するというリモートワークの手本みたいなスタイルで、とても羨ましい。自然も豊かでご飯もおいしそう。観光的な情報だけじゃなくて、現地の人がどんなものを食べ、どんな風に生活しているか、というところが分かるのも良い。 ワーキングホリデーが使えるのは30歳までなので、これももっと若い時に知っておきたかったな。hysysk1年以上前約10年前の論文だけど、韓国ウェブ漫画の勢いは今に始まったことじゃないのが分かる。 http://imrc.jp/images/upload/lecture/data/11_%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3.pdf自由広場面白いマンガの論文を集めるスレhysysk1年以上前『はしゃ』をフォローをしましたあと10歳若ければ行きたかったフィリピンではしゃぐ。 はしゃhysysk最近オンライン英会話を始めたのだが、フィリピン人の先生が多く、みんな若くて発音も綺麗。それでフィリピン自体に興味を持った。平均年齢は24歳、義務教育は13年で、2025〜30年には日本の人口を上回る勢いだそう。データや事実だけでなく、ストーリーでフィリピンのことが分かるものはないかなと探して辿り着いたのがこの作品。 著者はTOEICスコア350点の状態から留学し、半年間である程度の力がついたようだが、その様子を細かくレポートしてくれていて、かなりフィリピン留学の雰囲気が分かる内容になっている(正直もっと胡散臭いプログラムだと思っていた)。持って行ったもの、かかった費用、授業の仕組みや余暇の過ごし方など、説明的でなく彼女の青春の一部みたいな感じで描かれているのが好ましい。イラストレーターとしても活躍されているだけあって、絵が綺麗で図解が上手い。続編や他の作品も読んでみたくなった。 日本でも小学生から英語教育が始まってるし、自分ももっと英語を頑張りたい。安く学べるうちに何とかしないとな(訛りが気になるとか言ってる場合じゃなくて、確実にお前より上手いから!)。先が読めない展開の連続明日のエサ キミだから 若杉公徳hysyskある日突然出現した巨大なバケモノに食べられる状況から生き延びるために、力を合わせたり足を引っ張ったりする人間模様が面白い。最初の印象からは予想できなかった方向に話が進んでいるし、お約束を裏切る展開が気持ちいい。そして何より主人公がせこいのがいい。hysysk1年以上前山下敦弘と久野遥子で映画化!これは楽しみ。 https://variety.com/2021/film/global/shin-ei-animation-miyu-productions-ghost-cat-anzu-1234992287/化け猫あんずちゃん当時の小学生はどんな気持ちで読んでたんだろうか3わかるhysysk1年以上前キャラクター(強い個性を持ったヒロイン)や舞台となる街の特別感は『東京ラブストーリー』を思い起こさせる。なのでやっぱり六本木でなく梨泰院のままが良かったと思うんだけど、原作の連載開始が2016年で、日本版は2017年。ドラマ化もされてなかったし第4次韓流ブーム前だからしょうがないか。六本木クラス梨泰院クラスの原作をローカライズhysysk1年以上前『渋谷直角』をフォローをしました « First ‹ Prev … 4 5 6 7 8 9 10 11 12 … Next › Last » もっとみる
hysysk1年以上前単行本早速買って読んだ。通常混ざり合わない世界が混ざってるのがやっぱりいいですね。現実とファンタジーだけでなく、東京と地方、メジャーとアンダーグラウンド、ギャグとシリアス。それぞれが対立項でなく渾然一体となって作者と作品を作り上げてるのが奇跡的。それは現代的なビルの隣に突然遺物が現れるこの国の風景とも被る。奈良へこれは一体何を読んでいるのか2わかるなぜこれがアニメ化され、国民的人気作になったのかじゃりン子チエ【新訂版】 はるき悦巳hysysk子供の頃アニメを観ていたが、決して好きではなかった。「好きじゃないなら観るなよ」というのは今だから言えることで、当時はそれほど娯楽の選択肢が多くなく、暇を潰すにはテレビを観ているのが一番だった。 父親は暴力的で賭け事大好き、母親は別居中というのが、子供の頃の自分には恐怖でしかなかった。お父さんがああなったらどうしよう、お母さんが出て行ってしまったらどうしよう…。父親がパチンコに行くことで夫婦喧嘩になった時など、不安になったものだ。 しかし大人になって読み返すと、それぞれ口は悪いがお互いに思い合っているし、保守的な価値観に対する疑問や清濁併せ呑む態度など、生きる上で大切なことがたくさん描かれている。一般的なアニメや漫画に出てくる「普通の幸せな家庭」ではないことも、近い境遇の人達には勇気になったかも知れない。 舞台は大阪の西成区周辺をモデルにしていると思われるが、それも大人になるまでは分からなかった。今なら何故当時の大人たち(アニメの監督は高畑勲)がこの作品を子供達に観せたかったのかというのがすごくよく分かる。そしてジェントリフィケーションや格差の拡大、ポリティカルコレクトネスや自己責任論が吹き荒れる今、また読まれて欲しい作品だと思う。hysysk1年以上前『鬼滅の刃』にリンクを追加をしました『鬼滅の刃』は「感情」漫画である 精神性と当事者性から読む『鬼滅の刃』8000字レビューAI・IoT時代に読みたい流石の想像力一生懸命機械 吉田戦車hysysk気付けば毎日色んなものを充電し続ける生活を送っている。昔に比べれば確実に便利にはなってるのだけど、色んなSFとかで夢見た世界ってこんなんだっけ?という気持ちにもなる。 しかし何というかそういう、若干の残念さを持った機械は愛おしい。 どうしても使ってもらいたいウォシュレット、モグラを守りたいモグラ叩き、スキューバダイビング中にウナギのにおいをかがせてくれる潜水具、オーブントースターみたいにマヨネーズを塗って焼けないことを申し訳なく思うトースター(一番好き)…擬人化や機械の暴走みたいなものは手垢のついたテーマだが、流石に独特過ぎる想像力が発揮されていて感動した。 脱・人間中心主義という言葉が声高に叫ばれる昨今、大いにインスピレーションを与えてくれる作品。あと10歳若ければ(1週間ぶり2度目)…ニュージーランドではしゃぐ。 はしゃhysysk『フィリピンではしゃぐ』の続編で、ワーキングホリデーを利用してニュージーランドで暮らす話。写植によって読みやすさが格段に上がっている。 語学学校には1ヶ月通っただけで、あとは日本の仕事をしながら生活するというリモートワークの手本みたいなスタイルで、とても羨ましい。自然も豊かでご飯もおいしそう。観光的な情報だけじゃなくて、現地の人がどんなものを食べ、どんな風に生活しているか、というところが分かるのも良い。 ワーキングホリデーが使えるのは30歳までなので、これももっと若い時に知っておきたかったな。hysysk1年以上前約10年前の論文だけど、韓国ウェブ漫画の勢いは今に始まったことじゃないのが分かる。 http://imrc.jp/images/upload/lecture/data/11_%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3.pdf自由広場面白いマンガの論文を集めるスレhysysk1年以上前『はしゃ』をフォローをしましたあと10歳若ければ行きたかったフィリピンではしゃぐ。 はしゃhysysk最近オンライン英会話を始めたのだが、フィリピン人の先生が多く、みんな若くて発音も綺麗。それでフィリピン自体に興味を持った。平均年齢は24歳、義務教育は13年で、2025〜30年には日本の人口を上回る勢いだそう。データや事実だけでなく、ストーリーでフィリピンのことが分かるものはないかなと探して辿り着いたのがこの作品。 著者はTOEICスコア350点の状態から留学し、半年間である程度の力がついたようだが、その様子を細かくレポートしてくれていて、かなりフィリピン留学の雰囲気が分かる内容になっている(正直もっと胡散臭いプログラムだと思っていた)。持って行ったもの、かかった費用、授業の仕組みや余暇の過ごし方など、説明的でなく彼女の青春の一部みたいな感じで描かれているのが好ましい。イラストレーターとしても活躍されているだけあって、絵が綺麗で図解が上手い。続編や他の作品も読んでみたくなった。 日本でも小学生から英語教育が始まってるし、自分ももっと英語を頑張りたい。安く学べるうちに何とかしないとな(訛りが気になるとか言ってる場合じゃなくて、確実にお前より上手いから!)。先が読めない展開の連続明日のエサ キミだから 若杉公徳hysyskある日突然出現した巨大なバケモノに食べられる状況から生き延びるために、力を合わせたり足を引っ張ったりする人間模様が面白い。最初の印象からは予想できなかった方向に話が進んでいるし、お約束を裏切る展開が気持ちいい。そして何より主人公がせこいのがいい。hysysk1年以上前山下敦弘と久野遥子で映画化!これは楽しみ。 https://variety.com/2021/film/global/shin-ei-animation-miyu-productions-ghost-cat-anzu-1234992287/化け猫あんずちゃん当時の小学生はどんな気持ちで読んでたんだろうか3わかるhysysk1年以上前キャラクター(強い個性を持ったヒロイン)や舞台となる街の特別感は『東京ラブストーリー』を思い起こさせる。なのでやっぱり六本木でなく梨泰院のままが良かったと思うんだけど、原作の連載開始が2016年で、日本版は2017年。ドラマ化もされてなかったし第4次韓流ブーム前だからしょうがないか。六本木クラス梨泰院クラスの原作をローカライズhysysk1年以上前『渋谷直角』をフォローをしました
hysysk1年以上前単行本早速買って読んだ。通常混ざり合わない世界が混ざってるのがやっぱりいいですね。現実とファンタジーだけでなく、東京と地方、メジャーとアンダーグラウンド、ギャグとシリアス。それぞれが対立項でなく渾然一体となって作者と作品を作り上げてるのが奇跡的。それは現代的なビルの隣に突然遺物が現れるこの国の風景とも被る。奈良へこれは一体何を読んでいるのか2わかる
hysysk1年以上前約10年前の論文だけど、韓国ウェブ漫画の勢いは今に始まったことじゃないのが分かる。 http://imrc.jp/images/upload/lecture/data/11_%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3.pdf自由広場面白いマンガの論文を集めるスレ
hysysk1年以上前山下敦弘と久野遥子で映画化!これは楽しみ。 https://variety.com/2021/film/global/shin-ei-animation-miyu-productions-ghost-cat-anzu-1234992287/化け猫あんずちゃん当時の小学生はどんな気持ちで読んでたんだろうか3わかる
hysysk1年以上前キャラクター(強い個性を持ったヒロイン)や舞台となる街の特別感は『東京ラブストーリー』を思い起こさせる。なのでやっぱり六本木でなく梨泰院のままが良かったと思うんだけど、原作の連載開始が2016年で、日本版は2017年。ドラマ化もされてなかったし第4次韓流ブーム前だからしょうがないか。六本木クラス梨泰院クラスの原作をローカライズ