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ヴァンは古代文明や遺跡の知識に貪欲で、学校の友人たちから『遺跡バカ』と呼ばれる好奇心旺盛な男の子。将来は遺跡発掘などを請け負う冒険者になることを夢見て、努力を続ける日々を送っていた。ある日、学校に一番近い遺跡に実はまだ発見されていない空間があり、そこにはお宝が眠っているという噂を耳にする。しかし、遺跡はほぼ発掘されていて、そんなことはあり得ないと疑いつつヴァンは、友人2人と共に遺跡に忍び込む。そして、今まで誰も発見した事が無かった遺跡の最深部で冷凍睡眠されていた少女を発見する! 好奇心旺盛なヴァンは彼女がなぜ冷凍睡眠されていたのか、彼女自身が何者なのか、真実を突き止めるべく行動を開始することに……。隠された真実に少年・ヴァンは辿り着く事はできるのか!?
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侯爵令嬢オクタヴィアは突如思い出した。自分が闘病の果てに亡くなった少女・早苗だったことを。そう、オクタヴィアは生前愛好していたゲームの世界にいて、ヒロインをいじめる悪役令嬢に転生していた。せっかく手に入れた健康体での第二の人生なのに、ひと月後の卒業パーティーで待ち受けるのは、投獄の果ての獄死の運命。そんな人生はあんまりだった。そこで今度こそ人生を謳歌すべく、オクタヴィアは実家を出奔することにした。初めての旅、初めての食事、初めての買い物。生前味わえなかった生きる喜びを噛みしめていたオクタヴィアは、ふと唯一助かるルートに気づく。それは隠しキャラであった魔王を復活させ、ヒロインを攫わせることで!?
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ヤクザのひとり娘・有吉凛子は、子供をかばって事故死したはずだった。が、気づけば王宮で断罪の時を迎えていた。はまっていた乙女ゲームの悪役令嬢アデリーナとして転生し、ヒロイン殺害未遂の罪で糾弾されている真っ最中に生前の記憶を取り戻したのだ!なんてこと、堅気のお嬢さんに迷惑をかけるなんて。かくなる上は――!任侠の心を持つ凛子=アデリーナは思わず自ら指を詰めるが、魔法の発達したゲーム世界で、指は元通りくっつけられてしまう。結局、アデリーナは国外追放され、貴族の地位も奪われて平民として生きていくことになるが、魂に刻まれた任侠心を隠すことなどできなかった。せっかく金髪碧眼女子に生まれ変わり、前世で大好きだったフリフリの乙女趣味ドレスを身にまとっているというのに、街ではゴロツキを撃退しストリートキッズに「姐さん」と慕われ、いつの間にか「仁義と任侠」の道を歩みだしてしまい!?
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「神様お願いです。どうか、わたしにゲームの続きを。ラウルのいる世界へ…」あと一歩で推しキャラといちゃいちゃできるところで雷に打たれ、こころざし半ばで果てたOL・山田友美。今際のきわの願いが通じたのか、彼女が目を覚ましたのは、プレイしていたソシャゲの世界だった。脇役ローレッタとして転生し、どうせならヒロインになりたかったと落胆するが、そんな彼女に縁談が持ち掛けられる。相手は、数百年に渡り険悪な仲である隣国の王子。政略結婚に抵抗を感じたものの、相手の名を聞いた途端、友美=ローレッタは即座に縁談を承諾する。だって、相手は第一王子のラウルなんだもの!獣人国の王子ラウルは、前世で熱を上げていた推しキャラだった!不審がられないように振舞おうとしても、間近で見る推しの姿にローレッタはもうメロメロで…!?
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臭すぎる異世界に転生して10年。リザベットは、前世に日本のアロマショップで働いていた経験を活かし、石鹸も香水もアロマもないこの世界に「香りの文化」を広めつつあった。人々の注目を集め、やがて王宮に招待されるとリザベットは香りの魅力を第一王子・サンドールに伝えることに成功。さらに香りの経済効果にも着目したサンドールは、香りを国家事業とすることを提案してきた!こうしてリザベットはサンドールと会議を重ねることになるが、ある時、以前自分を助けてくれたステキな香りの男性が、サンドールその人だったことに気づく。あの時助けてくれた、甘くてすごくいい香りがする人――。その匂いがなんなのか知りたくて彼の妹であるティルバラに尋ねてみると、ティルバラは花のように微笑んで言った。「どんなアロマでも適わないものがあるの。それは恋の香りよ!」 まさか! 好きになった相手だから、自分だけいい香りだと感じるの!?