片翼のミケランジェロ
1488年、イタリア・花の都フィレンツェ。貴族の子として将来が約束された13歳の少年・ミケランジェロは工房の職人になる夢を諦めきれずに燻っていた。その手で一から何かを作り出す素晴らしさに魅せられた少年は芸術の道へと誘われ、そして開花する。これは、後に「ルネサンス」と呼ばれる時代に生きた一人の天才芸術家の物語――。
ボクとキミの二重探偵
君乃ミキに二重人格を見破られた僕徒レオの主人格「オレ」は、しぶしぶ、彼女の妹・ヒタリの死を探る協力者となる。そんな矢先、二人の前に現れた刑事・両神 真。ヒタリの死の謎を深追いしないよう忠告する彼にはミキを真相から遠ざけたい理由があった――。警察で暗躍する異能の刑事・両神の正体とは!? そして再び、新たな殺人事件が――!!
女たちのドラマ
女たちのドラマ収録3作品LOST―パパ活の代償― 水槻れんお小遣い稼ぎのパパ活…のはずが、専属契約!?しつこい連絡に、接待強要、“スキンシップ”の要求、身の危険を感じた頃には、もう逃げられないー…。最終手段に出るが、それがあんな最悪な結果を招くなんてー…。秘密のアカウント~絶対に知られたくないもうひとりの私 春名宏美普段は地味女子OLが、終業後に、きらびやかな姿に“変身”!?彼女が裏の顔を持つのには過去に大きな理由があったが…。ある日、自分のSNSを陰湿同僚に知られ…静かな毎日が一変してしまうことにーー。恐怖の田舎暮らし 川島れいこ「35ならまだ子供も産めるし、うちの息子の嫁に来ても安心だ」田舎の権力者の言うことは絶対!?静養のため祖母の家で住むことになったが、邪気を祓うための滝行に、年の離れた初老おやじと結婚まで強制されー…。狂った風習に心身が徐々に疲弊していく…。
わたしは愛される実験をはじめた。【特装版】
「黙って座りなさい、そうすればモテる女にしてあげるから」30歳を過ぎ長年つきあった彼氏にフラれ合コンで出会った男にもスルーされ…絶望の中にいた恋愛下手のミホは、立ち寄ったバーでイケメン達に口説かれる(決して美人とは言えない)謎の女・ベニコと出会う。その日から、ベニコ指導のもと非モテ女子ミホの“愛される実験”がはじまった―― インスタ・Twitterでカリスマ的人気を誇る恋愛コラムニスト・浅田悠介による『恋が叶うQ&A』も毎話収録! 読むだけで愛され女になれる☆共感度100%の恋愛ストーリー【恋するソワレ】【本作品は「わたしは愛される実験をはじめた。」第7~12巻収録した電子特装版です】
上京生活録イチジョウ
悪魔的パチンコ台「沼」の主・一条にもあった、燻っていた若き日‥! 終電を逃して深夜の徒歩帰宅‥! 後輩・村上は新たな夢のロケットを発射‥! 夏の終わり‥九十九里浜で心の洗濯‥! 一条&村上による上京生活録第3巻‥!
歯医者さん、あタってます!
一緒に出掛けることも増えた琢磨と灯(ともり)。しかしある日、灯の背後に爽やかな謎の男が…!? 男の正体はストーカーではなく、灯の従兄・シトラだった。色々あって別荘地へ温泉旅行に行くことになった琢磨たちだが、ただでさえ複雑な人間関係の中、極道や元ヤンの本能が目覚め状況はさらにカオスに――!! そして灯の心境にも、とある変化が…?
MORRIS ~つのがはえた猫の冒険~
頭から角が生えた猫・モリスは、帝国から命を狙われ、逃亡の末、とある魔法使いの家にたどりついた。龍になりたい魔法使いと、8匹の猫とともに、角を切るための旅へと出発する。旅路の果てに待つものとは…?
なめて、かじって、ときどき愛でて
200万部突破! 文化祭でヒミツの××!? ハルです。ついに文化祭が 始まります。うちのクラスは“ねむり姫”の劇をやるんですが、王子役の恩田くん、ホントに姫役のレナちゃんとキスしちゃうのかな…。恩田くんの王子様姿は見たいけど、とっても不安です。ってあれ? 劇の最中なのに、なぜか恩田くんと目が合ってる? っえええ!? 「ハル以外の奴とキスするわけねぇーだろ」 恩田くん、なんで私にキスしてお姫様だっこしてるの~!? 文化祭の空き教室で、王子様モードの恩田くんと秘密の××!? 「俺が欲しいのはハルだけ」 ますます甘いえろきゅんラブ、第13巻!
できごころ
少し真面目過ぎる平凡なOL・高橋繭(まゆ)は、図々しい同僚・みのりに悩まされていた。“親友だから”と仕事を押し付けられ、ランチは横取り、ロッカーの私物は無断使用。婚約者に相談しても、仕事人間の彼は“つまらない愚痴”には聞く耳を持たず、最近は関係も上手くいっていない。蓄積されたストレスは限界に達し、魔が差した繭はデパートで万引きをしてしまう。後悔に震える繭。「ねえ?昨日デパートに居た?」翌朝みのりから声を掛けられ、平静を装う繭だが、追い打ちをかけるように満面の笑みでみのりは言う。「大丈夫よ、誰にも言わないから」。たった一度の過ちから、転がり落ちるように繭の日常が脅かされていく―。