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手塚治虫文化賞「マンガ大賞」2020最終候補にエントリー! 成層圏上層より飛来する謎の巨大飛行生命体・天翔体。あまりにも圧倒的な能力に人類は抗う事ができない…。人類の希望は“火球の子”と呼ばれる特殊能力を持った子供達の手に委ねられる。異形の男性・ダンクと天翔体をも欺くステルス能力を持つ少女・忍。その能力故に存在感がなく、周囲から「忘れられてしまう」忍は、自らを一人の人間として見てくれるダンクに魅かれていく。そしてダンクもまた異形の自分に心を開いてくれる忍を大切に思うようになる。幾度もの危機を乗り越え二人の間には確かな絆が芽生えていく。以前撮影されたダンクの姿がネット上に晒されてしまう。その異形の姿は様々な憶測を呼ぶ。さらに他人の記憶を「書き換える」能力を持つ新たな“火球の子”がIOSSに敵対行動をとっていた! 追いつめられていく忍たちはこのピンチをどう切り抜けるか!?
いにしえの倭の国。まだ、よろずの神々が人々の信仰とともに在った時代――。道士・役 小角(えんの おづの)とその弟子、妙(みよ)と善(ぜん)は、各地の神々をめぐる旅をしていた。その目的は、あらゆる願いを叶えてくれる竜神・一言主(ひとことぬし)へまみえるため。一行は神々が持つ神器の力をお借りして、一言主が住まう山・葛城山への入山を目指すのであった……。今巻では、万象の大きさを自在に操る神や、時空の挟間に取り残された剛腕の神など、デザインの作り込まれた神々が登場。随所に織り込まれるSF的なギミックや重厚な読み応えで話題の古代倭国ファンタジー、待望の第3巻! おなじみ描きおろし「神器録」を含む、特厚224ページでお届けします。