まず絵がめちゃくちゃうまくてよかった。 宇宙人に侵略された地球生まれの少女スピカがいきなり最強のチャンピオンとコロシアムで戦うところから始まる。いわゆるサイバーパンクのジャンルだと思うけど、小難しい背景とかをだらだら語らずシンプルにスピカのバトルに絞ったこと自体が潔くてかっこいい。 クライマックスの好みは正直分かれると思う。俺はもっとページ数があれば違った結末になったんじゃないか派なので、ちょっともったいないと思ってしまった。もっとページ数あげてほしい。逆に言えばそういうふうに感じたのも、15pで世界観もバトルもピシッとまとめる構成のうまさゆえだと思う。 コンパクトにまとまってるのも「宇宙で戦う少女」でボリュームを出すのは大変っていう判断なのかもしれないけど(特に連載で見どころを作るのは難しいのかな…)、それでも長く見たい物語だな〜と思わせられました。
うすた京介の初期短編集だが、謎のUFOマンが登場する「それいけ未確認飛行男性」という作品には、まさにうすた京介のルーツといえる要素が集約されていたと思う。作品ごとに著者自身による解説コラムが書いてあり、当時の心境などが事細かに書かれていてよかった。タイトル「チクサクコール」には、特に深い意味はないとのこと。
1 封神演義(漫画版)は,同名の中国古典を,藤崎竜先生が大きくアレンジして漫画化した作品であり,一時期は,(暗黒期)週刊少年ジャンプの看板漫画でした 2 これに触れた当時の私は中学生でしたが,その世界観にガッツリ魅了され(漢字だらけでキャラが多すぎる漫画ですが,それすらも「ハマり」要素であるうえ,原典が中国古典なので無限に掘り下げ可能でした。),おまけに,当時黎明期のインターネット上に多数存在した個人運営のファンサイトに入り浸ったことで同好の志と出会ってしまってさらに深みにハマり(というか自分でもファンサイトを運営していた),りっぱなオタクとしての第一歩を踏み出したのでした… 3 今振り返ってみると,一つの作品にあんなに深くハマったのは後にも先にもこの作品だけであり(何しろフジリューにファンレターとか送ってました),今となっては何となくこそばゆくもあるのですが,少なくとも6巻のみくらいまでは今読んでも大傑作です
SAKAMOTO DAYSとかぶってんじゃんと思ったけど絶妙な中二感とアクションのアイデアがかっこいい。おじさん要素で和ませてるのも好き。
相変わらず代わり映えのしないキャラクターデザイン、誰も彼も斜に構えたキッズたち。内輪受けみたいな駄々滑りのギャグ。 人格と知識、記憶はそのまま中学生に戻るという、どこぞのなろう系、いやオッサンの痛々しい妄想の具現化。 なんで黒子が受けたかというと、ちゃんと少年漫画のツボを抑えつつ、独自の設定が上手く噛み合っていたからです。 最弱だけど頑張る黒子の姿にみんな惹かれたのです。 他のキセキの世代が主人公じゃあそこまで売れなかったでしょう。 でも多分こっちやロボットの方が作者本来の作風で、黒子の方が変化球だったのでしょう。皮肉なものです。
続きが読みたい
※ネタバレを含むクチコミです。
懐かしい、と思って電子書籍の立ち読みを開いてみた。 ああ、こんなだった、奥森先生の目がいつも怖かった、ハッピーエンドが全然なくて読後感が少年時代に色んな影響及ぼしてたんだろうな、と色々と思い出してきました。 主人公は表向きは医者だが、記憶を一部消したり、精神を破壊したりできる暗殺者。 能力の話も追々出てくるけどそれは置いといて、1話ごとに事件の起承転結がしっかりあり読み応えもあり、今考えたらだいぶいい作品だったんじゃないか、と感じる。当時はちょっと流行らなかったノリなのかもしれないけど、これがジャンプでやってたのだ。 キャラ設定や背景もしっかりあり、当時大好きな作品だった。 必殺仕事人の亜流とでもいえよう、ハッピーエンドが少ないけれど楽しみにジャンプ買ってたなぁ。 どうして忘れてたのか・・・( ゚д゚)ハッ!消されてたのか() かずはじめ先生という漫画家を知るのに欠かせない名作。
ジャンプの表紙からすでに面白さ120%だったけど、期待通り1ページ目から最後までずっと面白かったwww 白鳥スゲー好きだったから本誌でつるん先生の作品が読めるのホントうれしい…!! 【『週刊少年ジャンプ』公式サイト】 https://www.shonenjump.com/j/rensai/mitama.html 【第1話】『code1/その男、ミタマジョー』 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156685052717 (追記: 2019/09/30 3話まで無料配信してます!)
最近また面白いと評判なので数年ぶりに読み返してみてるのですが、ジャンプの看板クラスでは珍しいタイプの読み応えを感じる作品だなと改めて感じます。 鬼滅にしても呪術にしてとワンピースにしても、主人公や敵に思想のようなものが無く、幸福や正しさの在り方について思い悩むようなこともなく、敵の害意に対して主人公たちが怒る→バトルする→倒して解決というアンパンマンや水戸黄門に感動ポルノを混ぜたような漫画がほとんどである中、そうでないヒロアカって意外と異質なんですよね。目まぐるしく変わっていく状況の中で、ヒーローもヴィランも常に悩み続けている。鬼滅より遥かに読んでて疲れますが、炭治郎よりデクは親しみやすいです。 優劣ではなく好みの問題な気がしますが、ハガレンや進撃の巨人のように世代を超えて語られる少年漫画ってこういう漫画なのかなって思いました あと、数年経つとキャラクターの趣味も変わりますね。以前はヤオモモ単推しでしたがねじれ等推せる子が増えました。爆豪の良さも分かってきた
まず絵がめちゃくちゃうまくてよかった。 宇宙人に侵略された地球生まれの少女スピカがいきなり最強のチャンピオンとコロシアムで戦うところから始まる。いわゆるサイバーパンクのジャンルだと思うけど、小難しい背景とかをだらだら語らずシンプルにスピカのバトルに絞ったこと自体が潔くてかっこいい。 クライマックスの好みは正直分かれると思う。俺はもっとページ数があれば違った結末になったんじゃないか派なので、ちょっともったいないと思ってしまった。もっとページ数あげてほしい。逆に言えばそういうふうに感じたのも、15pで世界観もバトルもピシッとまとめる構成のうまさゆえだと思う。 コンパクトにまとまってるのも「宇宙で戦う少女」でボリュームを出すのは大変っていう判断なのかもしれないけど(特に連載で見どころを作るのは難しいのかな…)、それでも長く見たい物語だな〜と思わせられました。