※ネタバレを含むクチコミです。
主人公は流行りのオシャレな喫茶店を開くことが夢でしたが、叔父から譲り受けたのはBGMがサザンオールスターズのみの愛煙家が集まるボロくて汚い喫茶店だったのです。しかし常連客の情熱に負けて嫌々ながら営業を続けていくうちに、サザンと昔ながらの喫茶店のよさに主人公も気づいていきます。 前にユーミンがインタビューで「一曲でも多く人々の記憶に残り、DNAに組み込まれるぐらいのところまでいくため(に今も活動している)」と言っていて、国民的スターはそんなことを考えてるんだと衝撃を受けたんですが、ユーミンもそうだけどサザンもすでにその域に到達してますよね。日本人でサザンを聞いて何も思わない人っていないですよ…!!私もこの漫画を読む前は「サザン?別に?」な感じでしたが、気づいたらサザンを聴きまくってる毎日です。まるでこの漫画の主人公のようだと自分でも思います。今、雑誌で読んでて一番楽しい漫画です。
なんとも暗そうなマンガだけど、、気になって読んでしまう、、
同じ経験はないのに、こういうことってあるな…と不思議と共鳴してしまいました。良い読切でした。
中村平を主人公にしたサッカーをしないスピンオフ読切。 料理が得意な平が、深夜にひっそりと仲間のために夜食を作るという、心温まるお話である。 言ってしまえばアオアシ版の『深夜食堂』みたいなノリだが、それにしてもタイトルがカッコよすぎでは?笑 さすが『フェルマーの料理』を描いてるだけあって、サッカー漫画らしからぬ料理のディテールへのこだわりが見られる。 ザ・良い人な平が作るってのがまたいいんだろうな
このくらいやらなきゃ社長なんてやってられねえよ!みたいな意思を感じたけどあの奇行がバレるのも時間の問題のような気もする
敦が鈴にいつカミングアウトするのか、このマンガの核はこの一点で、それがいつ訪れるのかを楽しみにしながら読んでいる。 当然、そう簡単にその時は訪れない。このカミングアウトに向けて物語を補完する作業が延々と行われている。 それはそれで構わない。登場人物たちの人間性が回を重ねていくごとに深みを増していくのは良いことだ。 だが、月イチ連載がゆえに進むペースが遅い。 もうそろそろ物語が急展開してもいい気がするが、なかなかそうはならないのだろう。 これは我慢比べのマンガだ。
社会人なりたてでちょうど登山を趣味にし始めた頃に読みました。山の怖さと優しさを教わった気がします。 お父さんを山の事故て失くした少年との話は、マンガで初めて泣いたかも知れません。 山中でタバコ吸うおじいさんの話も好きでした。楽しみ方は自由なんだ、と。 救助要請した登山者にも、家族を失くして山を嫌う人にも、必ず「また山においでよ」と声をかける主人公はとても強く優しく、憧れます。 三歩が山頂アタック前に、コーヒー淹れてサーモスに注ぐシーンを見て、似たようなボトル買ったこと思い出しました。 おすすめのマンガです。
年に一度の高橋留美子劇場。今年はビッグコミックオリジナル50周年記念号に掲載です。あまりにも男っ気のない娘の将来に嘆きながら、娘よりも若い女の子に貢いでしまう父親。しかしパパ活女子には秘密があって…という話。読んでいてある程度オチは見えるんだけど、やっぱり高橋留美子が描くと面白いなー!と思う。流石です。
暴力はいかなる場合も良くないというのは前提として、自分の大事な人が誰かの悪意によって傷ついたとき、自分はなにが出来るだろうかということを考えさせられる話でした。あと観光地でご当地限定のソフトクリームがあったら絶対食べますね。
※ネタバレを含むクチコミです。