ロシア育ちでバレエをやっていたという主人公は精悍な顔立ちの気が強い青年なんだけど、母から日本語を覚えたため喋り方が女っぽい…というキャラのパンチがすごくよかった。 面白いかって言われるとうーんって感じなんだけど、とにかくキャラがよくて歌舞伎の描写もリアルで重厚で読み応えがあった。
すごい「夏」の切り取り方だなと思いました。地獄のドン底みたいな夏だってある。 少年の傷ついた心と、母の止まらない独り言の差がすごいことになっていた。実家だな、という感じがした。
ビッグコミックオリジナルの増刊で色々あるけど阪神タイガース創設80周年記念増刊号というむちゃくちゃすごい特集の雑誌です。 マジで阪神タイガースことしかないという奇跡の雑誌。阪神タイガースのことを知らなくても、掲載されているマンガがどれも面白いし、「フィクションで見る阪神タイガース」というコラムもむちゃくちゃいいし阪神タイガースの歴史まで書いてある。読んだ後には阪神タイガースについて詳しくなってるのは確実 本だとちょっとプレミアがついて高くなっているので電子書籍で買うのが得だと思います。
「アキオ…」から約4年、待ちに待った続編。物語は、探偵稼業へと移り変わりましたが、中年の哀愁漂う、山あり谷ありの人間ドラマは健在です。1話完結型のストーリーですが、できれば前作を読んでから、こちらの作品を読むことをおすすめします。
ビックコミックオリジナルに出張で掲載されていた。遺族のお父さんにシンクロしながら読める良い作品。 「あの女」と独白することで、何度も訪問している主人公の名前すら覚えられない状態だということを描写するのが上手い。妻の遺影にネックレスをかけるって発想もすごい。三巻まで出てるらしいし、読みたい....
自分にとってできることは何で、やりたいことはなんだろう。そんな青春期の王道な悩みをすこし不思議で優しいところへふわっと飛ばしてくれるようなお話。 今回はヒロインがサブのポジション。試験結果を覗いて、ついてくるだけの子。でもだからこそ味のある名脇役だなぁと思う。 さすがカラシユニコ先生だなぁ
幸せな新婚旅行がとある夜から一転、新婦を不安と恐怖の闇に突き落とすような第一話でした。めちゃめちゃ怖いじゃないですか… マレーシアにムル山国立公園という場所は実在するみたいですね。 洞窟で見たものは気のせいで片付けられても、あの落書き?はヤバかった。これからどうなるんだ。
ここ数年ドラマでもグルメものって流行ってるけど、この漫画は人間にとって食事の思い出って大事なんだなぁって思わせてくれる本でした!深いのに軽いタッチで描かれてるので気楽に読めます!
しぬ前に何食いたいか! だいたい高級料理じゃなく思い出の中の一品なんですよね 軽いトーンで描かれた漫画なのであんまりぜつぼうさを感じないです 皆美味しそうにたべて逝っちゃうなあ…
とても面白かった。女子のほうが男子よりも身長が高かったら、小学生たちはどんな関係性を築くんだろう。そんな疑問を素直に反映したような世界が広がった作品。 この作品の重要なところは「男女が逆転した世界ではない」ということ。女子がちょっと粗暴で男性的、男子が大人しくて女性的という構造はたしかにあるものの、安易に反転しているわけではなく、あくまでそれぞれの「異性」らしさがある。この結末に持っていけるのはさすがのカラシユニコ先生だと思った。
ロシア育ちでバレエをやっていたという主人公は精悍な顔立ちの気が強い青年なんだけど、母から日本語を覚えたため喋り方が女っぽい…というキャラのパンチがすごくよかった。 面白いかって言われるとうーんって感じなんだけど、とにかくキャラがよくて歌舞伎の描写もリアルで重厚で読み応えがあった。