読切作品ですが、心がほんわりします。 おてて憎んで人を憎まずといいましょうか、見た目や特殊スキルで人を判断するのではなく、心で判断できるように、また、自分も、見た目や特殊スキルを磨く前に、心優しい人にならないといけないなと思いました。年始に気付けて良かったです。 初雲先生の作品が出たら買います!
少し認知症が入ったお母さんが昔撮った写真が展示されて、娘はお母さんの事を尊敬していたのに、その写真を撮るためにひどいことをしていたのが衝撃的でした。 優しそうなのに作品の事になると必死だったのか。。 トラウマをかかえたまま成長した少年も可哀そうで、娘もかわいそうだと思いました。今後の展開として少年の心の傷が癒えたらいいなと思いました。
めちゃくちゃすんなり読めます。 思いちがいの会話って面白いなぁ。と思います。 シンプルな内容と、高校生らしい噂話が懐かしくも感じました。
※ネタバレを含むクチコミです。
読んでいてなんとなく「もしや…?」と思って調べたらやはりBLも描かれている作家さんでした。この設定でBL描いたらめちゃくちゃ良さそうだなと思いながら読みました。堅物とネアカの組み合わせ好きなので…今まで描かれた作品も読んでみたいですね。 40年に一度しか咲かない花、ニューサイランのことか、それをモデルにしているようです。その花が咲くかどうかの勝負をしていた矢先に亡くなってしまった親友が、その勝負の決着をつけるために亡くなった当時の20歳の姿で主人公の元へ戻ってくるのですが、戻ってきたのは勝負のためだけじゃないということが最後にわかります。
「この世界の片隅に」のヒットがまだ記憶に新しい中、核分裂を発見した物理学者リーゼ・マイトナー(1878〜1968年)の人生を描きだした意欲作。 第二次世界大戦が迫る1938年、ユダヤ人であるマイトナーが、ドイツからスウェーデンに亡命するところから物語は始まり、自然豊かな森の中で、マイトナーはいつしか核分裂の原理を発見する…。 史実ベースかと思いきや、序盤から森の中で北欧の妖精「トロル」が唐突に登場したりして、こうの先生ワールド全開です。メルヘンチックな雰囲気のおかげで、暗い時代の雰囲気がやわらぐ。 作中では、核分裂の研究について詳細に描かれており、難解な物理数式がコマの中に並ぶ。ほとんど理解できなかったものの、マイトナーさんがブルーベリーなどの木の実を原子に見立て、トロルにやさしく講義してしてくれるので、私のような門外漢な読者でも、核分裂についてなんとなくわかった(気になれた) 原爆について深く語ることはないけど、一つ一つの言葉の背後に、とてつもない重みを感じる。単なる伝記物とは一線を画した作品だと思う。 そしてトロルは、物語の最後まで「いい。」働きをしていた気がする。 トロルには「馬鹿」というイメージがある一方で、気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らない相手には不運と破壊をもたらす妖精でもある。 科学と人の関係を象徴しているのかもしれないし、いろいろな解釈を加えて考えだすとまた想像が広がる。
読切作品ですが、心がほんわりします。 おてて憎んで人を憎まずといいましょうか、見た目や特殊スキルで人を判断するのではなく、心で判断できるように、また、自分も、見た目や特殊スキルを磨く前に、心優しい人にならないといけないなと思いました。年始に気付けて良かったです。 初雲先生の作品が出たら買います!