可愛い生物と暮らすほのぼの系かな〜と思ったら…ちゃんと現実問題にぶっ刺さってきてやーばい。タイトルがまた秀逸で最高でえぐい。えぐすぎてもう1回頭から読み返した。じわじわと分かっていくのが本当にたまらない。可愛い?愛おしい?大切?幸せ?なんなんだろう。 枝田先生さすがすぎる。大好きです。
全然明るくないディストピア。設定としてはまあありそうではあるけど、先を読ませるような描き方が良いんじゃないでしょうか。やはり短編の上手い人。
※ネタバレを含むクチコミです。
緩い感じで非常に面白かったです。 年齢上がってくると、本当に嫌でも自分の体と向き合わざるを得なくなってきて辛い。笑 そして、この物語、ストレッチに詳しい事務所の事務員、山村さんの癒しなこと〜 的確なアドバイスも最高です。 一呼吸おいてみること、大事よなぁ。前に進もうって思えるのかな。 自分メンテナンスを最優先に日々のストレッチも意識してみようかなと思いました。
中学受験の塾の物語。受験に臨む生徒や親の描写があまりにもリアルに描かれていて読むだけでゲロ吐きそうになる。子供の成長やそれを見守る親の思い、先生たちの思いに涙が止まらない。冗談抜きで。すごい作品だわ。
身体にガタが来て、自覚のない節々の痛みや頭痛、倦怠感や痺れ。 中年は色々なものに慣れすぎている。 で、目を瞑らずによく考えるとそれってもしかして?という原因の深読みをしてしまい、不安に駆られたり。 そんな中年の悩みを体現するいわば逃避したい現実部分のアバターみたいなおっさんが主人公の漫画。(でも弁護士!) 助手の女子が可愛い✕遠慮ないのでとても良いです。 そしてきっとこれ読みながら全部やってたら多少なりとも老化を遅らせられる気がする!やろう!
「東京最低最悪最高!」「おちてよ、ケンさん」の新鋭・鳥トマトさん原作、『とりま、風呂いかね?』『水族カンパニー!』のイシイ渡さん作画で綴られるホームコメディです。 東大数学科院卒で生命保険会社に勤める吉住寛治(40)。 社内恋愛はリスク。 国内旅行も交通事故リスク。 一番のリスクは長生きする家族。 と、あらゆるリスクヘッジをして独身で安定した生活を送る日々。 そんな彼の初恋の相手だったのが、寛治とは対照的で自由闊達な唐草マリア。そのマリアの突然の訃報により、寛治はマリアの娘である璃透(りすく)と出逢って彼女と暮らしていくことになります。 寛治は公認会計士などと同レベルに資格取得が難しいとされるアクチュアリーであり優秀で仕事ができますが、一方で働いてお金を稼いでそのお金でエネルギーを摂取してまた働く、毎日帰ってお風呂に入って寝るだけという生活をどれくらい続けるのだろうという疑問も内心もたげていました。マリアの血を色濃く受け継いで自分の自由意志に忠実に生きる璃透の存在が、そんな寛治の日常を大きく変えていく化学反応が見どころです。 "Risk is Opportunity(危険は可能性)" というマリアの言葉は、人生を生きる上で大事な言葉だと思います。人間の心理は安定を求めてしまいがちですが変化こそが世界の条理であり、変わり続ける環境に適応して成長・進化していくことこそが生きていくことに繋がり、また自分のみならず周囲の幸せにも続く道へと繋がっていきます。 また、このコマを始めとしてイシイ渡さんの絵も大変良いです。シンプルにマリアや璃透がかわいくて魅力的なのはもちろん、絵と物語というそれぞれの歯車がガッシリと噛み合って相乗効果を生み出しているのを感じられます。 3話のオートコーヒーブレイクマシーンの件などギャグシーンも面白ければ、大輪廻バックブリーカー教編における新興宗教団体の解像度の高さは鳥トマトさんの持ち味がよく出ていると感じられます。笑える部分、考えさせられる部分、沁みる部分の配合が絶妙です。 稲村ヶ崎の断崖絶壁の住居、住みたくはないですが毎朝絶景を眺めながらしっかりと淹れた美味しいコーヒーを飲むのはちょっと良いなと思います。 また、『俺のリスク』執筆前に描かれたという外伝的短編「マリアゲーム」が単体でもあまりにも最高なので、ぜひ読んで欲しいです。特に百合がお好きな方には。
オチらしいオチはないんですが、それが逆に彼女たちの人生がこの先もいろんな方向に進んでいくことがより伝わってくる気がしました。アイドルであろうとなんだろうと、本気で頑張っている人たちのことは本気で応援したい、と思いました。
この漫画、もう一周したいな。 とりあえずは、キキちゃんが可愛いなぁと思うのだけど、いや、でもお父さんのハルキ亡くしていて、母親は、もうよく分からない。。ので、可愛いの一言で良いのだろうかと考える。。大人びてるのよなぁ。。 3人家族なんだけど(ハルキの友人、クドー、クドーが出会って即結婚申し込んだ布紗子、キキ)皆んな他人で、だけど1.2.3巻と読み進めると不思議と同情とか抜きにした愛のある家族の形に私には見えてきている。 家族って、愛ってはたまた大人って何なんだと、ものすごく深いお話なんだろうと思っているので、じっくりまた読みたいと思います。
可愛い生物と暮らすほのぼの系かな〜と思ったら…ちゃんと現実問題にぶっ刺さってきてやーばい。タイトルがまた秀逸で最高でえぐい。えぐすぎてもう1回頭から読み返した。じわじわと分かっていくのが本当にたまらない。可愛い?愛おしい?大切?幸せ?なんなんだろう。 枝田先生さすがすぎる。大好きです。