なんだぁ!?と思ったらかわいらしい話だった。 なるほど、タイトルが振りになっていたとは。
細野不二彦のビッグコミックなどに掲載されたいろんな短編をまとめた短編集。新作の読み切りや、懐かしの『さすがの猿飛』『どっきりドクター』『東京探偵団2002』『GU-GUガンモ』の短編や『愛しのバットマン』のアメリカ編が掲載されている。どれも面白かったが何作かはこれで終わり?みたいな感じで終わっていた。個人的に好きなのは「ご長寿探偵イシガメ」「建てるんです」「用心某」かな
※ネタバレを含むクチコミです。
臨終の場に自宅を選んだ患者と向き合う看取りの医師の漫画で、どうせ一回は死ぬのだったらいい最後を迎えるのはどうしたらいいかを考える機会になった漫画だった。連載中もずっと楽しみに読んでいたが、最終エピソードに関してはそんな面白さはとんでしまい、現実世界とのリンクがあるのかとすごい不安になってしまった。 ちなみに俺の理想の最後としては松本零士の「古本屋古本堂」の主人公のように臨終の際に夢の中で自分の探している漫画を見つけた喜んでいる状態で死にたいもんだな。 その後諸星大二郎「栞と紙魚子と夜の魚」の「古本地獄屋敷」にいる”古本マニアの怨霊”として復活したいね
小学生のとき、教室に置いてあったことが強く記憶に残っています。ただ内容については、印象的なシーンを断片的に覚えているというだけでした。 いま読むと、確かにこれは平凡な小学生が読むには少々ハードルが高いかと思う。しかし、そこ(教室)にあったというだけで強烈な印象を私の記憶に残したのも事実。そしてこうして大人になってからちゃんと読んでみようと思えたこと、当時の担任の先生には感謝したい。 身体的・精神的に関わらず、障害を持つ人に対して、彼らは生きてくうえで何が“出来ない”のかに焦点を当てがちである。しかし本書では、彼らには何が“出来る”かを一緒に考えることが大事であると教えてくれます。 そして何より、著者の山本おさむ先生も実際にどんぐりの家を立ち上げる支援者の1人であり、当事者に近い目線で描いているからこその圧倒的リアリティ。 一文字も見逃さずにとは言わない。パラ見でもいいから、若い人がこの本に触れる機会が増えると良いなと思います。
読みました。これが永井豪版ばるぼらか… 永井豪にとって手塚治虫がどういう存在なのかはよく知らないんですが、永井豪版のばるぼらはなんかただの変な女という感じがしました。ばるぼらをコメディ色強めにアレンジしたというのであれば、まあまあの納得感はあります。
かっこいい漫画ですね。 一巻を一読した感想はそんな感じ。 ないなら江戸城を建ててしまおう! 人間不思議と自分が住んでいる地方のランドマークに誇りと愛着を持ち、もしそれが壊されてしまったら自分ごと否定されたような感覚を覚えてしまいます。 熊本城然り。 ほーん…東京に江戸城か…。 いいかもしれない! 城の知識ももちろん詰まっているので城好きにも勧められる大人な漫画。 全て冷静に机上でやっているようなことなのに、とても熱い印象を受けました。
若い人たちはご存じないかもしれませんが「江戸城天守閣の再建を!」といったスローガンは、昭和戦後の昔から、日本が不景気になるたびに、たびたびあがった話です。でも、天守閣再建の話が、具体的な計画になったことは、ほとんどなかったわけです。
なんだぁ!?と思ったらかわいらしい話だった。 なるほど、タイトルが振りになっていたとは。