2023年良かった読み切り。 例えば主人公を地方出身者の漫画家ワナビとかにしても描けそうだけど、中国からの留学生にしたことに意味があるというか。 外国人だと携帯の契約が簡単に結べない→家具が揃わないことの不便さ・切実さ。 だからこそ、サビの見開き家具組み立てページがグッと来る。 家具を揃える=新生活を送る上での最低限の準備 が「新しい自分になっていく」ことに繋がっていて、このプロットだけで50p読ませるのがすごい。 でもフィーヤンぽくは…無い?どうなんだろう。
読んでて、何とも言えない感情に包まれた。 清見は表情が変わらなくて(だけど頭の中ではものすごい考えまくっている) 白柳くんは捻くれてしまっていて(まぁそうならざるを得ないだろうとは思う)タイトル通り皆ややこしいです。 心の中を知りたい相手こそ、分からないから頭の中で深読みするし、よく分からない行動に出たりで更にややこしくなっていく。笑 大人になると考えすぎちゃうのよね。。 それにしても、、なぁ。。 清見の心は本当は誰に矢印が向いているのか。 初夏はいま何してるんだろう。更にややこしくなりそう、そして面白くなりそう。
絵柄は少しいくえみ綾ぽさがあるけど、少女漫画誌に載っててもいいくらい初々しい読切。恋愛経験が無さすぎて判断力がゼロになるのわかる。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載ではちょくちょく読んでいたけど、単行本でまとめて一気に読んで「真の面白さ」を知った気持ちになりました。立場関係なくだれが読んでも面白い。 ・特に好きなところは? 絵本作家のあさくらまやさんに会いに行く話で、付き添いの小百合ちゃんにキレられるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「癒やし」や「微笑ましさ」だけを求めているなら、正直この漫画はオススメではないかも。親ではない自分が読んでも、幼児の子育ての壮絶さが伝わってきて「うおお…!」となることが多いです。ただこの漫画はそこを押し出しては描かれておらず、子育ての参考になるかどうかは自分にはちょっとわかりません。持ち前の画力の高さによって子はとにかく可愛く描かれているし、大変な場面もコミカルな演出を交えており大変読みやすいです。個人的には子育てマンガとしてというよりも、「面白いマンガ」として全人類に読んでほしいです。
大好きだったハッピーマニア、一気に読んでしまったーー!! 作者が描く人物描写が秀逸で、いつのまにか主人公に共感し、応援したくなる。 でも相変わらずシゲタがシゲタっぽくて、好きだなー。 40代の主婦がいきなり離婚を切り出されるなんて恐怖だし、人生はそう甘くもないし単純でもないなと思わされた。 今後シゲタがどうなっていくのか、自分と重ねながら見て行きたくて楽しみ。 絵もずっときれいになっていて、早く次の巻が出てくれないかと待ち遠しいです!
普段運動する習慣がなくても、ふとした時に走る場面があると風を切る感じが気分いいな〜と思いますね。いざという時「自分は走れる」と思っておくとなんか強くなれる気がします。 それにしてもデビュー作とは思えない上手さですね。ファンになりました。
元カノに守りたいと囁いたらプロポーズの雰囲気はどこへやら…詰問されまくりで破局。 そんな元カノに未練(?)があり何かの拍子についフラッシュバックする向井くん。 10年ぶりにギアあげた瞬間に失恋(?)でまたもや一時停止。 ストーリー的にはゆるりとしていて、じれったいが現実派な漫画ということなのかな。 せっかちな私は途中で挫折しそうですが、のんびり読み進めたいと思います。
30代、実家暮らしの時点でも刺さるのに出会う女性が超しっかりしていて尚且つ強いのと言ってることがすごく現実的で刺さります。 少女漫画なのに全く誤魔化してない感じがすごい! 男性から「守る」って言われたら今の時代見下されてる感じする、ってのはそうなのかも… 女性も平等に働いて自立している現代だからこその疑問…。 主人公の男性というより女性の心情書かれるのほんとうまいなと思いました。
なんだろう、2巻の途中から胸にグサグサと刺さってしまいました。 35歳の恋愛(うまくいかなかった)をみているからでしょうか。 10年と言わずとも、過去の恋愛を引きずりますよね? あれ、普通は長く引きずらないんですか。 たぶん、知らずに受けた呪いなんじゃないかなって思う勢いです。 向井くんが言うとおり、誰かを好きになりたいし、でも恋愛ってたしかにしんどい。 「結婚する人は減っていて。少子化は進んで」 そんなニュースを聞いて、「する相手がいたらしてるよ」と思わずつぶやいた記憶はさほど古くありません。 もっと若いときにこの漫画があれば、いろいろ違ったかなという思いと、今だから思うことがあるんでしょという思いと。 優柔不断というか、ふわふわした向井くんに喝を入れたくなるどころか、入れられている気がします。
表紙の雰囲気とタイトルで向井くんという男の子が可愛い~いちゃいちゃ!みたいな漫画かと思ったら、かなりリアルな感じの男性視点恋愛漫画だった。 恋愛というか人間関係難しいよな…自分もいい歳になったからか、こういう恋愛漫画が面白くて仕方ない。気がつけば向井くんと一緒に似たようなリアクション取ってた。洸稀ちゃんのバッサリ言う感じも好き。1番の共感ポイントは「あの曲もう10年前!?」だな…時の流れ…置いていかないでくれ…。
2023年良かった読み切り。 例えば主人公を地方出身者の漫画家ワナビとかにしても描けそうだけど、中国からの留学生にしたことに意味があるというか。 外国人だと携帯の契約が簡単に結べない→家具が揃わないことの不便さ・切実さ。 だからこそ、サビの見開き家具組み立てページがグッと来る。 家具を揃える=新生活を送る上での最低限の準備 が「新しい自分になっていく」ことに繋がっていて、このプロットだけで50p読ませるのがすごい。 でもフィーヤンぽくは…無い?どうなんだろう。