ファラ夫、殿さまとスティッチの和田洋人の新連載の主人公は水戸光圀公。実話に基づいて黄門様を新解釈する非常にロックな作品。(※肝心のEDの部分は実話ではなく「検証中」とのこと) 気のいいおじいちゃんのイメージがある黄門様が辻斬りしてたとは知らなかった。相変わらずの画力で勢いがすごいので続きが楽しみ。
日本のとある街でペストが流行してしまうパンデミックサスペンス漫画。コロナ禍になった最初の頃にも話題になりましたが、今更ながら読んでみました。す、すごい…!今の私達の状況と一緒だ!!これを2017年に連載していたなんて。AKIRAよりすごいのでは。前から「リウー」って何だ?と思っていたのですが、カミュの小説「ペスト」に出てくる医者のことだったんですね。最近は恐ろしいことに自分も少しパンデミック慣れしてしまっていたので、これを読んで改めて気を引き締めなければと思い直しました。あと「ペスト」も読みたくなりました!
表紙も裏表紙も豪華!! さらに、天、地、小口が赤紫で素敵♬ 読む前からワクワクします💓 安野モヨコの描く強気な女性、きよ葉が主人公です。 きよ葉の成長物語。 器量が良しだが、愛想はよくない、そして、気の強さも魅力になって、突き出しは、我が我がと引く手数多。 そんな時、強気のきよ葉にも、心を許し惚れた男ができた。 それは、幸せの始まりか・・・、不幸の始まりか・・・。
イブニングは創刊号からずっと読んでいて「サトラレ」「少女ファイト」「さくらん」「よんでますよ、アザゼルさん。」「レッツ笹原」「浪速グラディエーター」「がんぼシリーズ」「喰いタン」「空想亭こばなし」「山賊ダイアリー」「弾丸ドラッガー」「ヌイグルメン!」「ホカベン」「ヤミの乱破」「レッドシリーズ」など印象に残っているのは多々ありますが一番好きなのはこの「しずかの山」かな 正直新連載で始まった時はアストロ球団とかの原作を描いた愛英史(遠崎史朗)と「すみれの花咲く頃」の松本剛って水と油みたいな組み合わせだなと思ったりしたが読み始めるとむちゃくちゃ面白い。神の山/真実の山/魔の山の三部作の構成になっていますがどれもすごい良かった。
読みました。 かなりわかりやすく書いてあると思うんですがラクロスのスポーツ自体をほぼ知らないのでむ、難しい! でもねスポーツは理屈じゃないんですよ、ハートなんですよ! 眼光鋭く。勝ちたい突破したい感じと勢いが伝わってきて、ルール全く知らなくても楽しめました!
「バーズ」休刊により、「空電ノイズの姫君」がイブニングに移籍。 女子高生でバンドものというと元気で爽やかというイメージを抱きがちですが、この作品はやはり冬目景といいますか、ゆったりとしていてどこか陰のある雰囲気です。 また私が音楽をやっているのでどうしても敏感になってしまうのですが、作品内に「音楽」という概念・文化がごく自然に息づいていて、すごくリアルだなと感じました。たとえば少年漫画にありがちなように「これが私たちの音楽だ!」みたいに変に美化されたり特別視されているようなこともなく、サラリーマンのお父さんが普通に会社に行くがごとく彼女の傍らにはギターがあります。 1話でギター少女と歌う少女が出会ったからといって、その場で組んでグラミー賞獲ろうぜ!!とはならない代わりに、じっくり見守っていきたくなる漫画です。 というかスタジオ付きの家に生まれ育つってめっちゃ羨ましいw
※ネタバレを含むクチコミです。
「アゴなしゲン」以来、平本アキラ先生が好き過ぎる小生。 (しかし、画力の進化がハンパない漫画家ランキング1位だと思います。知らない人は、アゴなしゲンを読んで欲しい。) 監獄学園の次はヒーローものかぁと楽しみにしておりましたが、まさかの完結。 内容も現代っぽい雰囲気の中に、能力のあるヒーローや怪人が登場するなどSF要素も入れつつ、一方で平本節とも言えるおバカなギャグは健在。 真骨頂のエロティックな描写もあって、さぁどう転ぶかな?と思っておりましたが…完結は残念です。 最終巻まで読みましたが、ストーリー的には若干未消化な感じを受けますね。 怪人の属する特解戦線とヒーローが率いる正義管理部、それぞれの動機や狙いとかも語られていない部分が多く曖昧でした。 なぜ特殊能力が出現しているのかとかも。 とはいえ、クライマックスにむけての怒涛の展開やドンデン返しの連続は、スパイ映画のようでスリルと爽快感があって面白かったです。 だからこそ続いてほしかったなぁ。 あと、1巻と最終巻で同じ描写があるのですが(ビルの爆発のところ)、時系列的に繋がっているってことなのかな?
生まれた時から父子家庭で育ったものの、高校卒業後に上京してからはアルコール依存症になってしまった父親と会わないようにしていた主人公。しかし父親が危篤だという連絡があったので久しぶりに故郷に帰ることになった。病院でほとんど意識がない父親と再会したことで、今まで考えないようにしていた自分と父親の過去に向き合っていくことになる物語。 上巻のあとがきを読むまで実話かと思ってたくらいリアルでした。お父さんがアルコール中毒になってしまったのも彼自身が家族に恵まれなかった子供時代があったからということが分かったり、バックボーンの汲み取り方がすごく丁寧で読み応えがありました。お父さんの最後のセリフがすごくよかった。この人が描いてるなら「ペリリュー ─楽園のゲルニカ─」も読まなきゃダメだなって思わされた。
超難関なことで知られる「司法試験」。人によっては何年もかけて合格を目指す国家試験ですが、試験を突破したその先にある1年間の修習を描く新連載です。 司法試験に受かったからと言って自動的に「法律家」になれるわけではないんですね。修習では、志望先に関わらず裁判官・弁護士・検察官の実務修習があるそうなのですが、びっくりしたのがこの修習を受けてから志望職業を決める人がいるということ。 まさにこのマンガの主人公・筒松くんがそれです。真面目でアツい彼は、はじめての「取り調べ」でも、何事も決めつけずに慎重なところが好印象。 キャラクターが突飛じゃなくても面白い漫画は好きなので今後が楽しみです。
ファラ夫、殿さまとスティッチの和田洋人の新連載の主人公は水戸光圀公。実話に基づいて黄門様を新解釈する非常にロックな作品。(※肝心のEDの部分は実話ではなく「検証中」とのこと) 気のいいおじいちゃんのイメージがある黄門様が辻斬りしてたとは知らなかった。相変わらずの画力で勢いがすごいので続きが楽しみ。