可愛らしい読み切り。でもけっこう笑いました。お嬢様との交際は超えねばならないハードルばかり。
とある青年・安藤が友人関係で悩み、勢いで初めての海外旅行(ベルギー)へ。コーディネーターを頼んだ男・木貴須がかなりぶっきらぼうだったが、その旅で青年の悩みは解消するのか…な話 本編読んだあとあらすじ読んで、コーディネーターの男のほうが主人公だったのか!?と混乱してしまった。もしかしてたらちね先生の過去作に出てたりする…? いずれにしろ、この木貴須という男を主人公に連作短編みたいなのがあっても面白いと思いました!読切だけで終わらせるのは勿体ない男です。
正反対なのに反発しあわずにお互いを認めて仲がいい関係性がとてもいい。オチが好きだった。
ふたりの恋は実らずに終わってしまったけど、勢いで同時に告白なんかせずにもっと大切に店長さんとの関係を築いていけば違う結果が待っていたかもしれないのにと思ってしまった。オチとして店長さんがめっちゃ性格悪いとかならいいんだけど普通にいい人だったし勿体なかったな。
ひとり寂しい誕生日を過ごしていた幼女のもとに現れた悪魔。寿命と引き換えに彼女が願ったことは、「誕生日を祝ってもらうこと」。こんなに幼いのにこんなにやることなすことツイてない子おるん…?ってかんじでとにかく不憫。悪魔も悪魔でこんな幼児から奪える寿命なんてたかが知れてるのに付き合ってあげる優しさ。終始ほっこりでした。
短いけどいい話だった〜かわいい兄弟…
強面でヤクザに間違われて怖がられる生活を送っている男が、ナンパで困っている外国人女性を助けると、逃げられるかと思いきや彼女は日本のヤクザが大好きで…という話。彼女をがっかりさせないために職場の人を巻き込んでヤクザのふりをするけど…最後はほっこりなラスト。職場の人達もみんなもれなく強面で、怖がられあるあるを言い合っているところがおもしろかったです。
地獄の番犬ケルベロスが地獄から逃げ出した魂を追いかけて回収する話。軽犯罪を繰り返し事故で死亡した男の魂は、何のために脱獄したのか?その理由は以外なもので…内容もいい話だったし最後の「罪は消えない、でも善行だって永遠」というコメントがいいな〜と思いました
途中までのコメディが強めだったけど、ちゃんとホラー漫画でした。ありがちなオチではあるけどああいうのって何回見ても怖いものですね…
なんだか不思議なお話でした。絵のタッチも、森の中のアトリエという設定も絵本のように優しいのに、アトリエの少年・つづみはすごく色っぽくて妖しくて…会社で人の陰口を言って言われての関係に疲れたおもとに魔性のようにしながれかかってくる。 おもとの気持ちが救われているのでいいお話だとは思うのですが、なんとなく心配してしって不安な読後感のお話でした。
ホラー要素いつ出てくるんだろう?まさかあのゴリゴリの存在感を放つギャルが幽霊だったてオチ…?と思っていたら、違いました。なるほどそうきたか。いい話でした。
ノリで「ときめける」って描いたけど本当にときめけるかは人によるかなって感じです。自分も読んでてときめくというよりもフワァ〜〜〜〜ッって感じで言葉にならない感情が込み上げてきたので。ロマンティックなのは間違いないです! なんとなく南国っぽい場所で、かなり現代っぽい装備と自動で連射できそうな銃で、西欧を含む多国籍軍が何かと戦っている戦場が舞台。 フランスらしき国出身の新入りの兵士(女)が、自分をかばって負傷した異国出身の男性兵士を担いで安全な場所に運ぶ……という緊迫したシーンが描かれます。 面白かったですが、個人的には主人公が見た目も中身ももっとかっこよかったらときめけたな〜と思いました。 特に見た目が戦場にいるにはあまりにも少女漫画的すぎるというか。かわいくないと少女漫画じゃないし、激しい戦闘があったという『演出』でやっているのはわかっていますが、軍人ですから頭髪の規則は絶対あるはずなので、せめてリザ・ホークアイ中尉みたいに前髪は目にかからない程度かつ後ろはキッチリ結んでるくらいの実用性とリアリティは欲しい…!(ワガママですみません) あとすごくどうでもいいことだとは思うのですが、パッと見で白人にしか見えない男性(※謎の国出身)が「ジュ・テーム」という言葉を知らないところが一番気になりました。 この2つはどちらも掲載誌がりぼん・ちゃお・なかよだったら、もしくはこの世界が異世界と考えれば全く気にならないレベルなので、自分が求めるリアリティラインが高すぎるだけかも知れません…。 絵については瞳や髪の毛の描き込みが繊細で柔らかくてとても素敵でした。 作品自体のテーマも命を預け合う「熱いロマン」と「恋愛のロマン」を同時にやっていてものすごい意欲作だなと感じました。次回作も楽しみにしています! #読切応援
今月号のボニータ読んでて急に載ってたからびっくりしました。また読めた喜びと連載化計画進行中という嬉しいサプライズ。明文化してるということは限りなく実現する可能性は高いですよね! ふたりとも妄想力がありすぎる。でもバイト中にレジ立ってるだけの時間って、そういうことしか考えてないよね。あるある。
※ネタバレを含むクチコミです。
途中でホームズの作画が変わってイケメンになるところとか。 ホームズのツイッターフォロワー20万いるところとか。 ワトソンのブログがバズるようにサポートしてあげるとか。好きですね。 どうやらこれは読み切りだけどシリーズものみたいですね。どうりでキャラが立ってるし安定感があると思った…前回がいつ載ったのかわかりませんけどもっと頻繁に読みたいくらい好きなやつです。
人型アンドロイドに心が芽生える…という展開はありふれているけど、この漫画は違う。違くはないけど読むと「違う…!」と思うはず。 この方は初めて見た名前ですけどファンになりました。
この漫画家さん知らなかったけど、一瞬でファンになりました。んもうめっちゃ笑えた。声出して笑った。芸人さんのコントを見てるみたいだった(これが漫画を褒める言い方として合ってるのかはわからないけど…)。 あらすじだけだと、客の方にフォーカスがあたってる感じだけど、終始バイトくんふたりの会話劇。もはや客のおっさんどうでもいい。 あまりに面白かったから「能面ちゃんと下僕さん」ポチった。
面白かった。仲良し5人グループのなかの1人の少年がある日忽然と姿を消してしまう。昔から起こる言われる神隠しだと思われたまま、そこから8年も行方をくらましていた。ミステリアスかつオカルティックな展開なんだけど、最後に明かされる事実には、あーそうか、そうだよなーという感想。ひとりがラノベ作家になってたという設定もなんか良いですね。笑
微笑ましくもあり、常人にはたいてい思いつかない突飛なストーリーです。 両親が居ないので、同居する「おばあちゃん」と「ひいおばあちゃん」と「ひいひいおばあちゃん」のためにカラオケ大会て優勝して10万円を手に入れ、ビッグサイズの湿布を買ってあげたいさちるちゃん。でも優勝できるわけないし人前で歌なんか…といろんな思いに自信が押しつぶされていると、突然頭のてっぺんから何かがプリンッと絞り出されます。そう、それが"自信"でした。ちょっとスタイルが良くなったおでんくんっぽいビジュアルです。 こんなふうに自信を漫画として描くことがあるのか…と感心。果たしてさちるちゃんは再び自身を取り戻してビッグサイズの湿布を買うことができるのか!?
主人公が謝れないなら善人になればいいという発想が面白く、かわいい鬼とのやりとりも楽しかった!謝れないアルアルはリアルで心に刺さったし、センシティブな男心が再現されていて勉強になった!好き。
家の仕事が”呪い屋(まじないや)”だという女の子が主人公。悪い子ではないのだけど、やることなすこと空回りして対象に呪い?をかけてしまう体質らしい。この先の人生も苦労しそうだなぁ…と思わせる表情がいいですね。
なんとなーく読んでいたら最後に「えっ」という展開が。転校生と転入生が放課後に偶然出会う、という設定が特殊だったのでその可能性を想定してなかった… 短いけど印象に残る短編でした。
主人公の文目(あやめ)という少年は、球体関節人形のような体を持ち、そしておそらく年を取らない、もしくは年を取るのが異常に遅い、特殊な存在なんですが、この前後編のお話ではそこは深く掘り下げず、きっとそうなんだろうなという想像だけにとどまらせているところが印象深いです。 文目がとある夏の日に一人の少年に出会う話がメインですが、その少年も数年後再び大人になってから文目に再会したときには文目の姿はそのままであることに何も思ってない様子です。 これ書いててふと思ったんですが、もしかするとこのシリーズで以前も描いているのかもしれません。 いずれにしても、こうして設定の大事な部分を読者の想像に委ねているようなスタンスが新鮮で、文目のことをもっと知りたいなと思いました。
可愛らしい読み切り。でもけっこう笑いました。お嬢様との交際は超えねばならないハードルばかり。