先月号に引き続きまた掲載されてた。
ああいう泥臭く頑張る子を笑わない世界が良いよね。
ただ主人公のなまえが"さっちゃん"のときと"みっちゃん"のときとあって混乱しました!笑
さちるちゃんだからさっちゃんが正解だと思うけど。
謎のモフモフ
病める惑星より愛をこめて 本田
モフモフをみて癒やされるだけの漫画ではないのだけど。
作者さんの言葉が豊かなので、副作用の言葉が奪われた姿はとても滑稽に思えてしまう。
言葉が多くて人を傷つけるから、言葉を奪うのだろうか。
第一巻でトリくんが言ったことば。
「言葉は感情とか持ってない
言葉には意味しかない」
なのに、言葉を放つ人・受け取る人の感情が加わって、言葉は凶器になってしまう。
人類半数が気分障害の世界。
大きく祀られている謎の宗教。
今日も誰かが生きることを諦めて、いなくなる。
地球外の生き物に助けを求めるほどなのに、そんな世界で働く人達の言葉や感情はひどく乱れている。
赤の他人に対する思いやりが少ない。
思いやりを持てる人は早々に病んでしまうのかもしれない。
世界としては救われない、どうしようもない感じなのに、取り上げられる人々は前を向こうとしている。
そのギャップがまた良い。
謎のモフモフは私も欲しい。