名無し

主人公の文目(あやめ)という少年は、球体関節人形のような体を持ち、そしておそらく年を取らない、もしくは年を取るのが異常に遅い、特殊な存在なんですが、この前後編のお話ではそこは深く掘り下げず、きっとそうなんだろうなという想像だけにとどまらせているところが印象深いです。

文目がとある夏の日に一人の少年に出会う話がメインですが、その少年も数年後再び大人になってから文目に再会したときには文目の姿はそのままであることに何も思ってない様子です。

これ書いててふと思ったんですが、もしかするとこのシリーズで以前も描いているのかもしれません。
いずれにしても、こうして設定の大事な部分を読者の想像に委ねているようなスタンスが新鮮で、文目のことをもっと知りたいなと思いました。

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にんぎょうせいねんとあおいなつ
人形青年と青い夏
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後宮天后物語【電子特別版】

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武将軍・志紅に淡い恋心を抱いていた公主の雛花は、幼馴染の彼を助けるために特別な神の力を授かることができる【天后】になることを志す。だがある日突然、その志紅が雛花の兄である現皇帝の黒煉を殺害して帝位を簒奪し、さらに雛花に「今日から君は俺の妻だ」と言い放ち彼女を後宮に拘束してしまう。大好きだった人の突然の豹変の真相を解くため、雛花は後宮“脱出”を目指して奮闘するが…!? ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。

特殊な体を持つ少年のひと夏の出会いの話にコメントする
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