久しぶりにあった同級生の女の子と一緒に楽しいドライブ。……のはずが、ニュースを見ると、彼女は恋人をバラバラにして冷蔵庫にいれた容疑者だった。バレないように警察に向かいながら、彼は彼女と会話をしているうちに「あること」を思いだすーーという話。 「魔法も使えないから」という言い回しと使い所がとってもよかった。構成もうまく組み立てられていて、たのしかった
なろう原作の漫画(とくに「蜘蛛ですが、なにか?」を思わせる雰囲気。女子高生がドラゴンになっちゃって、ちょっと可愛らしいリアクションをとらせるところとかは相似している。ただ、長靴を履いた猫のケットシーとの出会いなど少し童話のような空気感は特殊で、結構面白いなと思った。
タイトルのもととなった歳時記は「俳句の季題を分類して、解説を加え、例句を載せた書物」を表すもの。この物語はそれを参考するかのように、一月を一話の進行で、伝統行事を説明し、食に繋がる物語を描いた。 さらに「神々の集う居酒屋」という『奇』な舞台を設定。まさに『居酒屋歳時奇』というに相応しい。伝統に関するウンチクやクセのあるキャラクターなど楽しめる要素が多く、最後まで楽しめた。とてもいい作品
主人公は平徳子。お転婆で可愛らしく描かれているので、歴史を知ってるとゲッとなるが、この世界には自然の力を操れる「神人」がいる。そのため、史実通りにいくのかファンタジーで歴史が変わるのか、予期できない。 まだ一話目なので展開は読めないが、絵は美麗だし、面白そう。期待。
童話のようなテイストの物語。竜馬という架空の生き物の造形が可愛い。話は普通だったけどいい雰囲気の世界観を作れる作家だなと思った。
人のネガティブな思考が見える主人公と一癖ある『心理的瑕疵有り』の物件を扱う不動産屋の話。事故物件っていう題材自体がすでに面白い。物語もいい感じにトリックがあり、綺麗にまとまってて楽しかった。
ゲンを担ぐって考え方が作品のテンポをよくしてた。話自体もはじめてのおつかいみたいなノリで面白かったし、山という舞台の個性が活きてて良い読切だった
※ネタバレを含むクチコミです。
木曜日のフルットが連載される前に週刊少年チャンピオンの巻末を飾っていた(私の中で)志向のギャク漫画「現代怪奇絵巻」の作者の作品 単行本化される量の連載はあったのだが、どうやら秋田書店の倉庫でほこりをかぶっているという・・・(作者談) 柔道放物線は単行本化したのに、なぜされないのか・・・ その流れを汲んでいる、本作 基本的に1ページごとにテーマを決めて、それに沿った形で1コマで笑わせてくる。どことなく昭和っぽい笑いが懐かしさやノスタルジックさを感じさせるので、30歳を過ぎているおじさんには「あーわかる!わかる!」がよい ギャクに今の若い方が読むとどうなるのか気になる・・・ 著者の根本尚氏はミステリーなどの古書のコレクターであり、コミティアなどで出版しているミステリー漫画シリーズも非常に面白い 個人的にはもっと評価されていい作家だと思います。
暗い……仲間たちがいなくなる……でも面白い……。「このマンガがすごい」ランクインも納得の重厚なファンタジー。ジブリ好きな人はこの世界観にハマるのかも。とりあえず気になる人は四巻まで大人買いするがよいぞ。途中で止まると悲しすぎて心が砂に沈んでいきます……ずぶずぶ……。
久しぶりにあった同級生の女の子と一緒に楽しいドライブ。……のはずが、ニュースを見ると、彼女は恋人をバラバラにして冷蔵庫にいれた容疑者だった。バレないように警察に向かいながら、彼は彼女と会話をしているうちに「あること」を思いだすーーという話。 「魔法も使えないから」という言い回しと使い所がとってもよかった。構成もうまく組み立てられていて、たのしかった