家の仕事が”呪い屋(まじないや)”だという女の子が主人公。悪い子ではないのだけど、やることなすこと空回りして対象に呪い?をかけてしまう体質らしい。この先の人生も苦労しそうだなぁ…と思わせる表情がいいですね。
京都を舞台に、ある日突然火事で家をなくした女子大生・芹が謎の陰陽師・北御門に出会い、衣食住を保証する代わりにかたちだけの婚姻を結ぶという、ちょっと怪しいラブコメという感じです。原作は小説なんですね。 芹は両親も亡くなっていて、親戚にも迷惑をかけたくないためにしかたなく契約結婚を承諾するのですが、はじめから式神の姿が見えたりと特殊な体質は花嫁としてふさわしく、孤独な身のため自分の居場所ができたことが思ったよりいい感じみたいです。鬼嫁というので怒りっぽい子かなと思ったけど聡明で性格良さそうな子です。 亀のまもりちゃんが非常にキュート。 というか陰陽師ってもとは国家公務員だったんだ…!
なんとなーく読んでいたら最後に「えっ」という展開が。転校生と転入生が放課後に偶然出会う、という設定が特殊だったのでその可能性を想定してなかった… 短いけど印象に残る短編でした。
※ネタバレを含むクチコミです。
ゆるくて優しいんですね絵もお話も。力が抜けるような癒やし漫画でした。 6話にでてくる猫が可愛すぎて悶絶するのでぜひ見てほしいです。 あと社長さんもびっくりするほど可愛くて、おじいさんってこんなに可愛く描けるんだなって感心しました。
主人公の文目(あやめ)という少年は、球体関節人形のような体を持ち、そしておそらく年を取らない、もしくは年を取るのが異常に遅い、特殊な存在なんですが、この前後編のお話ではそこは深く掘り下げず、きっとそうなんだろうなという想像だけにとどまらせているところが印象深いです。 文目がとある夏の日に一人の少年に出会う話がメインですが、その少年も数年後再び大人になってから文目に再会したときには文目の姿はそのままであることに何も思ってない様子です。 これ書いててふと思ったんですが、もしかするとこのシリーズで以前も描いているのかもしれません。 いずれにしても、こうして設定の大事な部分を読者の想像に委ねているようなスタンスが新鮮で、文目のことをもっと知りたいなと思いました。
ミステリーボニータ新連載。調べた限りシリーズはかなりのもの。 たしかに金字塔と評するだけあって面白い。中身は少女漫画テイストな日常ミステリーものだが、1話で綺麗にまとまってるし、トリックもありがちながら分かりやすく、陳腐すぎない。めちゃくちゃ面白いかは別として、なんというか安心して見れる長期連載の貫禄のある一話だった
また連載化して欲しい読切です…! 九匹の龍が眠る九龍城砦で、タピオカドリンク店を始めるように言われるマフィアの七天と狗が主人公。マフィアが主役でありながらバイオレンス要素は一切なし。 そして、ほのぼのコメディとして読んでいると、この二人と龍の関係性が見えた瞬間、一気に世界観が広がり、いい意味でゾワッとします。読切で終わらせてしまうのは非常にもったいない。絵もきれいだし上手いです。 この作家さんは初めて知ったのですが、新人作家というわけではないみたいですね。 きっと他のマフィアのメンバーや、九匹の龍もいるはずなので、続編を読めることを願って全力応援します!
なんか微妙に懐かしい(?)緩さ具合のコメディ。中身は最新の時事ネタなんだけどね。 読まない時もあるけど、ないと寂しい感じ。
書き込みが丁寧な漫画。扉絵からしてすごいなぁと思ってた。前作は見てないけど、こう言う中国的な意匠を描くのが得意なのかな。内容は、頭ほあほあ田舎姫君にハラハラする話。でも姫君には不思議と好感がもてるし、花火師の胡散臭カッコいい感じでいい。ゆるりと見ていきたい
家の仕事が”呪い屋(まじないや)”だという女の子が主人公。悪い子ではないのだけど、やることなすこと空回りして対象に呪い?をかけてしまう体質らしい。この先の人生も苦労しそうだなぁ…と思わせる表情がいいですね。