表紙がとても好き。おばあちゃん映画への愛と情熱が伝わってくる、まさに映画のような作品!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ サイバーパンクな雰囲気があり荒廃した世界でも人情が絡むマンガはいい。 ・特に好きなところは? 女店主・お春さんがいた部隊長が特にいい。あんまりキャラクターのその後の気にしたりはしないが続きがあるなら隊長のその後を描いてほしいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 表紙でもなんとなくわかりますが、舞台はサイバーパンクな感じですが良い人情話が多いので寝る前に読むのをおすすめします。
こういう頭がいい変人にまともな人間が振り回される漫画大好きです。原作が小説みたいなのでそっちも読みたいしなんならドラマ化とかもされそう。 定年退職した元敏腕刑事が娘の夫・龍二(元部下で現刑事)に探偵業を始めると言い出し、困惑させるという話。 1話では龍二が解決済みの事件を例に出し推理力を試そうとしたところ、サウナへ行ってととのってからひらめきたいという流れに。そして見事に犯人を言い当てるのでした。今後は探偵として実際の事件を追ったりするんですかね。でも全体的にほのぼのコメディっぽいのでどうなんだろう。いずれにしても楽しみです。
※ネタバレを含むクチコミです。
ホラー要素いつ出てくるんだろう?まさかあのゴリゴリの存在感を放つギャルが幽霊だったてオチ…?と思っていたら、違いました。なるほどそうきたか。いい話でした。
(がんばれっていうとパワハラになるらしいので) いざゆけ、うみ子さん。 映像科の大学生×夫を亡くしたおばあちゃんのなんともいえない感情と想いの交錯。 久しぶりにこんなに惹きつけるチカラが強い作品を見た。 「メタモルフォーゼの縁側」でも思ったけど、おばあちゃん主人公の作品って強い。これは自分がそういうのが好みなだけではないと思う。
久しぶりに読んでステキ!と思えた作品でした。 『生き方上手』の故・日野原重明先生経由で知った、 哲学者マルチン・ブーバーの言葉 「人は創(はじ)めることを忘れない限り、いつまでも老いない」 が、ステキな言葉だなとずっと思っていたので。 本作の主人公も65歳という年齢ながら映画をつくるために大学に入りなおすとか、人生100年時代にふさわしくステキでした。 自分のやりたいことに気づく瞬間や、実際に動き出すために必要な環境が整っているタイミングとかは、人それぞれですもんね。 特に、そのきっかけになった海(カイ)という美大生の一言 「今からだって死ぬ気で映画作ったほうがいいよ」 の発言はシビれました。 年齢や性別とか関係なく、同じ創り手として同じ目線で主人公に言い切る姿はホント格好よかったです。 年老いた老人に、冷水と嘲笑することなく、 何か新しいことやったほうがいいよ、なんて中々言えないよなぁと。 この二人でどんな映画をつくり、どういう関係になっていくのか凄く楽しみです。
65歳美大の映像学科のうみ子さんが、映画館で出会った同じ大学の同じく映像学科の海くんを誘って、早朝の海にロケハンに行った海で初めて撮りたいものを見つける。一巻読了。 ふたりともそれぞれの放つ言葉に大きく人生を揺さぶられる。 これから、物語が進展していく。 早く、その現場に立ち会いたい。 待ち遠しい♬
ノリで「ときめける」って描いたけど本当にときめけるかは人によるかなって感じです。自分も読んでてときめくというよりもフワァ〜〜〜〜ッって感じで言葉にならない感情が込み上げてきたので。ロマンティックなのは間違いないです! なんとなく南国っぽい場所で、かなり現代っぽい装備と自動で連射できそうな銃で、西欧を含む多国籍軍が何かと戦っている戦場が舞台。 フランスらしき国出身の新入りの兵士(女)が、自分をかばって負傷した異国出身の男性兵士を担いで安全な場所に運ぶ……という緊迫したシーンが描かれます。 面白かったですが、個人的には主人公が見た目も中身ももっとかっこよかったらときめけたな〜と思いました。 特に見た目が戦場にいるにはあまりにも少女漫画的すぎるというか。かわいくないと少女漫画じゃないし、激しい戦闘があったという『演出』でやっているのはわかっていますが、軍人ですから頭髪の規則は絶対あるはずなので、せめてリザ・ホークアイ中尉みたいに前髪は目にかからない程度かつ後ろはキッチリ結んでるくらいの実用性とリアリティは欲しい…!(ワガママですみません) あとすごくどうでもいいことだとは思うのですが、パッと見で白人にしか見えない男性(※謎の国出身)が「ジュ・テーム」という言葉を知らないところが一番気になりました。 この2つはどちらも掲載誌がりぼん・ちゃお・なかよだったら、もしくはこの世界が異世界と考えれば全く気にならないレベルなので、自分が求めるリアリティラインが高すぎるだけかも知れません…。 絵については瞳や髪の毛の描き込みが繊細で柔らかくてとても素敵でした。 作品自体のテーマも命を預け合う「熱いロマン」と「恋愛のロマン」を同時にやっていてものすごい意欲作だなと感じました。次回作も楽しみにしています! #読切応援
本作の主人公は夫と死別した65歳の女性・茅野うみ子。 彼女はふとしたきっかけで数十年ぶりに映画館を訪れるのですが、その映画館で、映像先行の美大生・海(カイ)に声を掛けられます。 この出会いを契機にうみ子が自分のなかにあった「映画を撮りたい」という感情に気付く、という導入の作品です。 実際に「映画を撮る」ための一歩を踏み出したうみ子は、その後の海との交流を通し、今までの人生で自分の中にあった、そしてこれから生まれるであろう様々な感情に気付いていきます。 そしてその様子が、波や舟などの"海"をモチーフにした描写で視覚的に表現されているのも印象的な作品です。 物語の冒頭、海に「映画を作りたい側」の人間だと指摘されたうみ子が1巻の終盤で「作る側」と「作らない側」の違いについて語るシーンには、誰しもが心をグッと掴まれるようなメッセージが込められています。 そんな、読者の心の奥底にある感情を奮い立たせてくれるような物語です。 1巻まで読了
表紙がとても好き。おばあちゃん映画への愛と情熱が伝わってくる、まさに映画のような作品!