ひとり寂しい誕生日を過ごしていた幼女のもとに現れた悪魔。寿命と引き換えに彼女が願ったことは、「誕生日を祝ってもらうこと」。こんなに幼いのにこんなにやることなすことツイてない子おるん…?ってかんじでとにかく不憫。悪魔も悪魔でこんな幼児から奪える寿命なんてたかが知れてるのに付き合ってあげる優しさ。終始ほっこりでした。
若い地理学者のバットゥータに買われた奴隷少女・リタは、バットゥータの「命がけで旅をしたい」という謎の目的に付き合わされながら、今まで食べたことのないグルメに出会っていくという話。いい感じにコメディなので読みやすいのと、2人の絶妙な関係性と会話が面白くてクセになります。
発売から遅れて1巻を読みました。この作品必ずもっともっと話題になります。 そのくらい面白くそして新しい、令和に始まった令和の漫画。 もっと有名になった時に古参がいた証の一人として、このクチコミを残しておきます。
マンバの口コミを見て読みました。 中世ヨーロッパを舞台にした、とてもスケールな大きな作品です。 この先、どのような展開になっていくか楽しみです。
「スペクタクル・ルネサンス人体解剖(アナトミカル)ロマン」と、なかなかすごい公称が銘打たれた作品。 今でこそ社会的地位の高い医者という職業ですが、理髪外科医の主人公・トトを通して往時の身分の低かった医者のありようを読んで学べる物語です。 多くの人は、医療といえばイメージとして科学的なものを想像するかもしれません。しかし、いわゆるEBM(Evidence-based Medicine:根拠に基づく医学)のようなものが普及してきたのはつい最近のこと。100年も遡らなくとも、世界ではロボトミー手術が行われそれに対してノーベル医学賞が与えられてきたわけです。 それより更に昔の中世において、宗教的な価値観が非常に強かったころには、とんでもない誤解に基づく治療が罷り通っていました。その実例である「瀉血」と「焼灼」の凄惨な様子は、試し読みできる第1話から描かれます。 宗教的な価値観が非常に強い時代背景の中で、常識を超えて圧倒的な正義のようにされている事柄に対して疑いを持ち果敢に挑んでいく様は『チ。ー地球の運動についてー』を髣髴とさせます。 ″「でも」「もしかして」は「可能性」だ!!″ と、真理を探究していくトトや、彼の協力者となるレオナルド・ダ・ヴィンチの狂気じみた熱量が読んでいて快感です。 高城玲さんはこれまでに何篇か短編も描かれていてそれぞれに魅力的でしたが、連載でも遺憾なくパワーを発揮されていると感じます。本作の続きと共に、短編集の発売も楽しみにしたいです。
今まで読んだ漫画遍歴で、最高齢の主人公。 でもそんなことは関係なく、いくつになっても、いつになっても。夢をあきらめない主人公に心動かされました。かかわる人に心が揺さぶられることも素敵だなあって思います。 時間をどう捉えるかを年代を比較して、好きなことに対する熱を冷静に燃やしていて、引き込まれます。おすすめです。
一巻が発売されてから読んで、あらおもしろいじゃないと思ったら、これも実写ドラマ化とのこと。 流石に早すぎませんかね、ドラマ化ありきの漫画だったんですかねと、気持ちが少しゲンナリした。 とはいえ。 ゲンナリしたものの、原作はおもしろい。 うまくいえない気持ちのとき、慰めてくれるというか、すくい上げてくれるというか。 バーというか、バーテンさんというか、そういう良いところが描かれていて、とても好きだ。 また、以前読んだときは、缶詰をオプションとして処理していたんだろう。 久々に読み直して、缶詰を調理して出すバーだったかとびっくりした。 高級缶詰に手を加えてこんな出し方をしていたら、一品おいくらなんだろう。 西荻窪とあるが、高級なエリアなんだろうか。 私が寄ったらちょいと一杯のはずが、すっきりした気持ちと寒々しい財布で出なければいけないのでは。 読み直したら、今度は変な考えが生まれてしまった。 え、かんづめ?と一瞬思うものの楽しめる作品。
短いけどいい話だった〜かわいい兄弟…
強面でヤクザに間違われて怖がられる生活を送っている男が、ナンパで困っている外国人女性を助けると、逃げられるかと思いきや彼女は日本のヤクザが大好きで…という話。彼女をがっかりさせないために職場の人を巻き込んでヤクザのふりをするけど…最後はほっこりなラスト。職場の人達もみんなもれなく強面で、怖がられあるあるを言い合っているところがおもしろかったです。
地獄の番犬ケルベロスが地獄から逃げ出した魂を追いかけて回収する話。軽犯罪を繰り返し事故で死亡した男の魂は、何のために脱獄したのか?その理由は以外なもので…内容もいい話だったし最後の「罪は消えない、でも善行だって永遠」というコメントがいいな〜と思いました
ひとり寂しい誕生日を過ごしていた幼女のもとに現れた悪魔。寿命と引き換えに彼女が願ったことは、「誕生日を祝ってもらうこと」。こんなに幼いのにこんなにやることなすことツイてない子おるん…?ってかんじでとにかく不憫。悪魔も悪魔でこんな幼児から奪える寿命なんてたかが知れてるのに付き合ってあげる優しさ。終始ほっこりでした。