その他の感想・レビュー3417件<<4849505152>>"悪女”に陥れられた"悪役令嬢"の人生逆転タイムリープストーリー #1巻応援断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す@COMIC 北国良人 楢山幕府 えびすしsogor25リンジー家の令嬢として皇太子の婚約者となるはずだったクラウディアは、その婚約を破棄された上に、娼館へと売られてしまいます。 なぜクラウディアは破滅の道をたどることになったのか、それは、彼女の父親と愛人との間にできた異母姉妹であるフェルミナがリンジー家に入り込み、クラウディアを陥れるために裏で策略を巡らせていたためでした。 こうしてフェルミナという“悪女”によって“悪役令嬢”に仕立て上げられてしまったクラウディアは、ほどなくして病により亡くなってしまうのですが、再び目を覚ますと彼女はフェルミナがリンジー家にやってくる1年前にタイムリープしていました。 この作品はそんなクラウディアが未来を変えるために、フェルミナを超える“完璧な悪女”になろうとする、人生逆転の物語です。 1巻まで読了丁寧な構成に魅了されたおナスにのって 岩田ユキにわかよく練られた構成に唸らされた作品だった。地獄の『賽の河原』で石を積む主人公の視点から始まり、母との出来事を経て、『河原』で別れるというとこからして、堪らない。 泥酔したおかあさんが欄干を歩くシーンも上手い!の一言。青春期のどうしようもなさを引きずって、大人こどものようになってしまったおかあさんが危ういところから落ちる、という『ライ麦畑でつかまえて』の場面を彷彿させる描き方がされている。 さらに見逃せないのは、その時にお金を落としてしまっているところ。恐らく三途の川を意識しているのだろう。地獄に金は持っていけない。まさに此岸と彼岸の境。それが二人のいる、この川であり、ラストの岸辺なのだ。だから主人公はおかあさんを地獄へ連れて行こうか迷う。 けれど「ずっとあたしのとこにいなよ」。この一言で生きる世界が違うことを知り、同時に「元気にやってます」と云えるくらい主人公は救われた。いい作品だった。プロレス・スターファイル 武藤敬司編の感想 #推しを3行で推すプロレス・スターファイル 武藤敬司編 みのもけんじ 真野勝成 武藤敬司マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 武藤敬司編ってことは次のシリーズももちろんあるんだよね?「橋本真也」と「蝶野正洋」はいつでるの? ・特に好きなところは? 途中までは普通の武藤敬司の生い立ちから海外遠征、全日本プロレスなどの話だがラスト10ページのプロレス・スターウォーズっぽさはよかった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! プロレスが好きだったり武藤敬司が好きならおすすめ「だしゃあ!!」と振るう拳こそが正しい打撃天使ルリ 山本康人野愛ごく普通の女の子が悪を成敗する物語はたくさんあるけれど、どれもあまりリアルじゃない。 可愛いキラキラの衣装はおそらく動きづらいだろうし、武器なんてすぐに使いこなせないだろうし。 打撃天使ルリも、普段はごく普通の女子高生である。ルリは打撃人類として生まれ、悪に対する怒りを拳で成敗するのだ。 なんの理由があってかルリは大体全裸だし、両親は普通の人間だし、ルリが打撃人類である説明は何もされない。 歪んだ正義感の警察やら死んだ恋人似の悪人やら、むちゃくちゃな悪に出会すたびに彼女は「だしゃあ!!」と拳を貫く。 この作品だってもちろんリアルじゃない。全くもってリアルじゃない。 でも、ルリの境遇や心理描写には妙なリアルさがある。 正義とは何か、何のために拳を振るうのか。女という性に向けられる視線、生きることへの渇望など。 普通に恋もするし、迷ったり傷ついたりもする。そんなルリが怒りを込めて「だしゃあ!!」と拳を振るう瞬間、勧善懲悪だけでは語れない、自らのカタストロフごと破壊されるような感覚に襲われるのだ。 むちゃくちゃさ加減を笑って読んでしまおうなんて斜に構えた心までルリにぶち壊された気がした。 ドン・ボルカンの感想 #推しを3行で推すドン・ボルカン 次原隆二マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 30年以上タイトルを間違って覚えていた・・・そういやこせきこうじの「ペナントレース やまだたいちの奇蹟」と同時期ぐらいにやっていて野球漫画が多いなと思っていたな ・特に好きなところは? 昔はわからなかったがジャンプっぽくない人情話が多いところ。あの時代のジャンプに人情話は難しいだろ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 小学生当時に読んだ時よりも面白かったな。全二巻とあるが正式には全1.5巻ぐらいで二巻に読切が2作入っていたけどそれも面白かった。 でもやっぱりねこかわいいサチコと神ねこ様【フルカラー】 wako野愛ねこが出てくる漫画なのにねこがどうでもよくなるくらいサチコさんがかっこよくて面白くて好き。 友達や同僚になりたいかは別として好き。ジローとは友達になりたい。 ねこがどうでもよくなるとは言ったけど、神なのにアホかわいい神ねことサチコさんの掛け合いがまたよい。 木下とクロちゃんの愛重めでめんどくさい2人もまたよい。 時事ネタとか流行りものを気持ちよく斬ってくれるから、こんなことあったな〜って思い出せるのも楽しい。 ジャーサラダとかあったな。なんであんな危険なものを流行らせようとしたんだろう。×××の部分が知りたい血だるま剣法・おのれらに告ぐ 平田弘史starstarstarstarstarひさぴよ「血だるま剣法」がずっと読みたかったのだけど、古本価格がやや高いため、なかなか手が出なかったのだが、三軒茶屋の漫画喫茶ガリレオに行った際にお店に置いてあるのを見つけたので、そこで読ませて頂いた。 実際に読んでみると凄まじく面白い作品だった。 主人公・猪子幻之助が、剣術道場で師匠を殺害するシーンから始まり、門弟たちに次々と復讐をしていく話。その理由は、幻之助の生い立ちにより差別を受けていた過去にある。 中盤までセリフには「×××」で伏せられた箇所が数多くあり、ほとんどバツで埋まっている場面もある。「×××」の部分は差別問題を表現する上で、読者に伝わらなければ理解も及ばないと思うのだが、なぜこういう事態が起きてしまうのだろうか…。 その疑問に対しては、呉智英さんによる監修&解説文が答えてくれた。時代背景や出版事情に関して、網羅的かつ切れ味鋭く説明がなされており非常に読み応えがある。Wikipediaを読んで理解した気になってたが、普通にこちらの文章を読んだ方があらましを理解しやすいと思う…。 また、山上たつひこが「血だるま剣法」のパロディをやったのが「鬼刃流転」という漫画。興味のある方はこちらも読んでみるといいだろう。 鬼刃流転―孤高の天才剣士柳左近 山上 たつひこ https://www.amazon.co.jp/dp/4838701454/ref=cm_sw_r_tw_dp_0ztcGbC84DN7K @amazonJPより ほっこりしたー!トラとミケ ねこまき(ミューズワーク)名無し女性セブンで「トラとミケ」読みましたー!リコちゃんのかわいいこと!砂浜でお城を作るシーンとか、かわいいのなんのって、たまりません。シンちゃんの恋、これから描いていくのかしら。気になります!ライフハックではないダンドリくん 泉昌之野愛ライフハック的なものをちょっと期待したけどそういうんじゃなかった。 段取りよく物事を進めたいダンドリくんの平凡な日常をコミカルに描いた作品なんですが、段取りに執着しすぎて恐怖すら感じます。 段取りや効率を重視する人間=仕事ができるミニマリストみたいなイメージがありましたが、ダンドリくんは真逆の男。 食事も遊びもファッションもビジネスも下ネタも全てにおいて段取り重視。周囲の目は気にしないけど、段取り悪い周囲の人の動きは気になるダンドリくん。 ドヤ顔がウザいなあ…と思いながらもクセになってダラダラ読んじゃう魅力があります。 ライフハックは得られなかったけどなんか読みたくなっちゃう面白さがあったのでよかったです。ほぼ女性の世界、学ぶことあり。女どうしだもの 森下えみこPom ほぼ女性の職場と寮の行き来の日々を送るえみこ(主人公) 彼女メンタルの切り替え方、ものの捉え方が素晴らしい。 そして、この漫画はドロドロしてそうな時も、ふふっと笑えたりするので、気楽に読めるかな。 えみこ、ゆるゆると波に乗れる人だなぁ〜 この女性の世界、一度読むとハマるかも。。 年齢を重ねた父子の新しい生活を垣間見れる素敵な作品。いいとしを オカヤイヅミstarstarstarstarstar干し芋東京で一人暮らしをしていた灰田さん。 サラリーマン、バツイチ、彼女ありののんびりな生活。 母の急逝で色んなことが変わっていく。 独身ということで昇進を諦めさせられ、彼女からもフラれ・・・。 そんな中、東京都下の実家で一人暮らしの父が心配で実家に戻ってみたら・・・。 無口な父との二人暮らしの生活は、今まで知らなかった父を知ることから始まった。 二人の距離感を図りながら、探り合い、生活スタイルの違いを感じ、父と息子の新しい生活が始まった。 母は、父に内緒で息子に残したもので灰田さんは、何を手に入れるのか? 父は、学生時代に体験した、東京オリンピックを懐かしみ、楽しみにしていた二度目の東京オリンピックは、コロナ禍延期に。いつも通っていた図書館にも感染を気にして行かなくなり、日々のマスク生活も息苦しく、今までの生活が変わってしまうことに戸惑いを感じながらも、二人の生活は続いていく。とある出版人の戦後台湾史 #1巻応援 台湾の少年 游珮芸 周見信 倉本知明あうしぃ@カワイイマンガ本作は台湾で伝説的児童雑誌『王子』を創刊した、蔡焜霖さんの人生を描いたノンフィクション。戦前の日本統治時代から白色テロ時代、そして現代の民主化した台湾までを通して描く作品は、おそらく今までにないのではないか、と『綺譚花物語』翻訳者の黒木夏兒さんはおっしゃっていました。 全四巻のうち1巻と2巻が同時発売。両方を通して読んでみると、この二冊が同時発売された意味が分かる気がします。 1巻は戦前。台湾語を喋りながら日本語を学ばされる時代を、それでも大家族の中でおっとりと優しく育つ焜霖さんの少年時代は、穏やかなタッチで描かれます。 しかし1巻末、世界は暗転します。 2巻では、謂れのない罪を着せられた、政治犯としての過酷な10年が、暗く・痛々しいタッチで描かれます。 登場する人物も皆、焜霖さんが出会った実在の人物。さまざまな出会いも、大切な人も、容易に奪われてゆく。その悲しみ……とりわけ彼らを失ったのは自分のせいかもしれない、という焜霖さんの苦しみは、巻末の一人ひとりの解説を読むと、いっそう強く伝わるのです。 失われた者や時への焜霖さんの思いが、3巻以降、どのような形になるのか……続きを待ちたいと思います。ガラスの仮面を読んでみるガラスの仮面 美内すずえかしこ※ネタバレを含むクチコミです。 気持ちよさそう楽しそう〜ベランピング! ~ベランダでキャンプしてみた~ なるあすくPom べランピング最高〜! 凛子ちゃんも良い子すぎて。。 この漫画の中でさやかちゃんが出会う人達は良い人たちすぎる〜。 コロナの時代で、窮屈だからこそ工夫次第で色々と楽しめる。 何よりもさやかちゃんの、べランピングやり始めてからの、生き生きした感じがホッコリとした気持ちに。 自分ができないしやらないだろうなぁと思う世界だからこそ、楽しく面白く読めました!この漫画の中に飛び込んで体感してみたくなる〜しょうもないのうりょく 高野雀Pom 異能かぁ。 星野さんの、のほほんふわふわ天然さんぶりが癒されるし、他人の異能が見れるのを能力!って感じさせないのも魅力的です。 でも何よりも、藤原さんと星野さんが付き合ったことが私の中でこの漫画の1番のキュンポイントでした。 藤原さんの不老不死について確認できるときは果たしてやって来るのか。 ドーナツ愛がすごい!ドーナツのしあわせ 年間500種類食べる“ドーナツ探求家”の偏愛ノート 溝呂木一美nyaeドーナツへの尋常ならざる愛を感じる1冊でした。冒頭で、ドーナツの魅力を「生地を油で揚げているところ!」とはっきり言い切っている時点でこの本の信頼度が爆上がりしました。ドーナツは揚げてるから美味しいんですよね…!!! 構成的にはドーナツの種類の解説や国内&国外のお店の紹介、歴史の解説などドーナツをいろんな角度から知ることができる情報が載っていて漫画というより専門書みたいです。自分もドーナツ好きですけど、作者の方は"探求家"の名乗るくらいなので生活の中心がドーナツで回ってそうです。紹介されているお店で一番気になったのは台湾のお店でした。 雑兵めし物語の感想 #推しを3行で推す雑兵めし物語 重野なおきマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 雑兵の飯に関して色々知ってる部分もあったが領地の境界の話など知らない話があり面白い ・特に好きなところは? 豆助が馬場信春の強さをわかり戦わないところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最近ずっと平田弘史やとみ新蔵の武士劇画を多めに読んでいたがそれとは違う面白さでよかった。重野なおきの名前は知っていたがほとんど読んだことがないのこれから読んでみようと思う 廃墟世界を遊ぶJK達、実は…成仏するにはまだ早い! 飴色みそあうしぃ@カワイイマンガ本作の登場人物は、朽ちて植物に覆われた学校で暮らしている女子高生四人組。そんな所で怖くないの……?大丈夫、だってもう死んでいるから!アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のOP曲でも言っていますが、お化けになっちゃえば病気も怪我も、死ぬことすら怖くないんですよ……(本当?) 幽霊になっている彼女達は、学校を拠点に遊びに興じる。緊張感も悲壮感も無く、ただ楽しそうに、変わってしまった世界を面白がったり戸惑ったり。「もう死んでるし」ネタとか幽霊ネタは結構シュール。 世界も既に滅亡している。その原因や世界観はちょっとグロいが、四人のふわふわしているようで毒のある笑いが中和してくれる。 意外と出会いがある(ほぼ幽霊)ので様々な展開もあり、まったりする余裕のない楽しさがある作品です。真面目なマジレス書店員本屋の今泉くん。【合冊版】 佐久間薫野愛すべての人間が今泉くんのようなスタンスで働けばより良い世の中になりそう。 理不尽だったり厄介な客には思いっきりマジレスするけど、プロ意識が高くてホスピタリティに溢れている。でも遊び心も忘れない。 今泉くんみたいに生きたい。 本の上に荷物置く客の働くアパレル店に行って服の上に荷物置いちゃうくらいだから性格はよくないけれど、今泉くんのしつこさは本への愛から来るものなので好き。キモいけど好き。 いい仕事するには愛がなくちゃダメですね。 大河ドラマ化してほしい!日出処の天子(完全版) 山岸凉子馬子飛鳥時代と聞くと、お勉強なイメージがありますが、それを覆してくれるのがこの作品です・作者が梅原猛の著作「隠された十字架」による聖徳太子の闇にまつわる諸説に影響を受けた本作は、歴史ロマン、人間ドラマそしてBLをこれでもかと楽しいを詰め込んだ大傑作!特別じゃない日ほど大事な日はないと思う特別じゃない日 稲空穂Pom 大事なことに気づかさせてくれる漫画だと思います。 たまたま見つけて読んだけど、惹かれるものってやはり何か惹かれるものがあるんですね。 忙しい日々の中で、この内容の本に出会うと、立ち止まって深呼吸できるような、そんな気持ちになれました。 おじいちゃんが昔に家族の写真撮る時にはにかんだ表情が素敵で印象に残っています。一生幸せに暮らしてねバツイチで泣き虫なおとなりさん 十五夜野愛美人だけどなんだか暗くておどおどしている落合さん。正義感が強くておおらかでピュアな沢渡くん。 夜道で酔っぱらいに絡まれてる落合さんを沢渡くんが助けて、なんやかんやでご飯作って一緒に食べる仲になりまして……。 こんなん開始5ページでお付き合い確定演出なのに、自己肯定感低すぎの落合さん×純粋かつ鈍感すぎの沢渡くんだからなかなか恋愛に発展しない! めちゃくちゃもどかしいけれど、ゆっくり幸せに近づいていく2人が可愛くて仕方ないんです。 見るからに不幸体質な落合さんだけど、沢渡くんなら絶対大丈夫だよ!幸せになってね〜とニコニコしながら読み終えました。幸せ。 これが現代社会だ43歳、子供部屋おばさんだって愛されたい 丘邑やち代 松浦すみえ野愛43歳独身実家住まい。給料は安いけど仕事もある、男はいないけど友達はいる。 不安はあるけどまあ別に…と思っていたら女友達の結婚に焦り、マッチングアプリを始めてみる。 いやもう解像度高すぎる。 主人公の陽子は恋愛がしたくないわけでもなく、仕事や趣味に生きているわけでもなく、性格やルックスにめちゃくちゃ難があるわけでもない。 大きな問題があるわけじゃないからこそ「ただ……誰にも選ばれなかっただけ」という独白が刺さる。 しかしここからの陽子の開き直りっぷりが素晴らしい! いちばん最初にババアじゃねえかよ!と拒絶されて心折れるのかと思いきや、割り切ってアプリ使ってるから強い。この感じもリアルだ。 マッチングアプリ使ったことないけどなんかこれがリアルなんだなと思った。これが現代社会だ。どおくまん短編集2の感想 #推しを3行で推すどおくまん短編集 どおくまんstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男 ・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 仰天仮面の内容とモザイクの色がやばいな。虹色のモザイクは久しぶりにみたぞ・・・あしたのジョー2の虹色のゲロ以来の表現だな ・特に好きなところは? 仰天仮面の訳のわからなさ。笑ゥせぇるすまんみたいな感じだがどおくまんが強すぎるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 仰天仮面の他にも短編が入っていますが仰天仮面のインパクトが強すぎてあまり覚えていない。どおくまんが好きな方にはすすめます <<4849505152>>
リンジー家の令嬢として皇太子の婚約者となるはずだったクラウディアは、その婚約を破棄された上に、娼館へと売られてしまいます。 なぜクラウディアは破滅の道をたどることになったのか、それは、彼女の父親と愛人との間にできた異母姉妹であるフェルミナがリンジー家に入り込み、クラウディアを陥れるために裏で策略を巡らせていたためでした。 こうしてフェルミナという“悪女”によって“悪役令嬢”に仕立て上げられてしまったクラウディアは、ほどなくして病により亡くなってしまうのですが、再び目を覚ますと彼女はフェルミナがリンジー家にやってくる1年前にタイムリープしていました。 この作品はそんなクラウディアが未来を変えるために、フェルミナを超える“完璧な悪女”になろうとする、人生逆転の物語です。 1巻まで読了