みみよりごはんくいしんぼうぴあにすとのかれいなるしょくよく
あらすじ
宮下いち子・職業ピアニスト。職業柄人よりも耳が良いのだが食いしん坊のせいか、食べ物に関する情報をよく拾ってしまう体質の彼女が、仕事の後に食べる数々のご飯の数々はがっつり系からお酒にあうものまでさまざま。ついつい食べたくなる1冊!
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夫婦めし
ふうふめしたんこうぼん
あらすじ
夫婦漫才で全国を駆け巡る青空夫妻は訪れた土地で必ず名物を食します! 名物それぞれの美味しさがあって、その土地で出会う人たちもみな人間ドラマあり…人情夫婦旅情グルメコミック!
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みんなのお菓子
みんなのおかし
あらすじ
思い出食堂編集部がお届けする昔も今もみんな大好きなお菓子特集号。ポテトチップス、キャベツ太郎、さくらんぼ餅、ポッキーなどコンビニ、スーパーで買える人気のお菓子を扱った1冊!
食欲の秋になると少年画報社の「思い出食堂シリーズ」でも読もうかなあ、という気分になる。どの作品もお手軽で読みやすいのだ。しかし一方で少し物足りなさを感じる時もある。そんな人におすすめなのが「夫婦めし」。「監察医朝顔」の原作・作画コンビによる本格派な漫画である。 (本格派=ビッグコミックに載ってそうなという意味で) 訪れた土地で、夫婦漫才の仕事終わりに名物を楽しむ夫婦が微笑ましく、夫・幸夫は妻・幸子の豹変ぶりに振り回されながらも幸せそうなこと。 料理のお供にちょうど良い感じの人情ドラマが添えられていて構成も上手いし、木村直巳先生の作画は円熟味があり真心が伝わってくる絵である。 若い人から見たら、レトロな雰囲気の昭和漫画に見えるかもだけど、読めば美味しく幸せな気持ちになれる、旅情に溢れた作品だと思う。 続きの2巻を出してくれるのを待ってます。