思い出食堂の感想・レビュー18件しーちゃんが成長してる!しーちゃんの青春ごはん たかなししずえstarstarstarstarstar野愛小学生だったしーちゃんがおねえさんになってる!!!と感慨深くなっちゃいました。 おおらかなお母さんと心配性のお父さんの愛情たっぷり、お友達やご近所さんともとっても仲良し、相変わらず明るく優しいしーちゃんだけど、中学生になって少し大人になっています。 アイドルやおしゃれに興味を持ったり、恋愛をしてみたり……いつの時代も共通する青春があるなあとあったかい気持ちになりました。 とは言え家族でクリスマスを過ごしたり、お父さんの言いつけを守ってたり、ニコニコ美味しいごはんを食べる姿はしーちゃんでほっこりします。 いつ読んでもあったかい気持ちになるシリーズです!大阪旅行の予習としておおきに!喫茶メモリーズ 治島カロstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン大阪旅行の予習としてオススメされたので読んでみました! バナナジュースや串カツ、イタリアン、イカ焼きなど大阪の食文化をめぐって人情話が進みます!いかにも「大阪のおばちゃん!」と言った風情の三人衆がいい味を出していて、大阪弁が脳内でリアルに再生されます! そのおばちゃん三人衆が物語のラストで結構活躍してくれたのも嬉しかったです!大阪行った際にはイカ焼き食べますね。美味しい朝ごはんで丁寧に生きたい朝ごはん亭 青菜ぱせり野愛朝だけ営業、メニューは朝定食のみのごはん屋さん・朝ごはん亭。 丁寧な朝ごはんからはじまるヒューマンドラマです。 早起きしてちゃんとした朝ごはんを食べると、充実した1日を過ごせる気がします。 自分を省みたり、家族や故郷に思いを馳せたり、身近な人へ感謝したり。 朝ごはん亭のおかげで前向きになっていく人たちを見ていると、自分ももっと丁寧に時間を過ごそうと思えます。 この漫画の素晴らしいのはどこまでも優しいところ。 お出汁をとった味噌汁こそが正義!毎日ちゃんとした朝ごはん食べましょう!みたいなことは言わないんです。 忙しいお母さんが買い与える菓子パンにも愛があるんだよ、何品も作らなくたっていいんだよというメッセージも盛り込んでくれています。 偏食を否定しないこのシーンが好き。優しい。もう一度読みたい #販売終了本思い出ごはん大賞 もう一度食べたい味 おおつぼマキ 魚乃目三太 桑佳あさ 岩村俊哉 青菜ぱせり 井上眞改 斉藤ふみ 佐川芳枝 川原将裕 川田あきふみ しゅりんぷ小林 サード大沼 華麗るう つるんづマリー 和泉ひろき 筆吉純一郎 丸山いくら 中馬ちゅうきち さいとう二三 黒友みやこ クロ僕屋 長崎大村starstarstarstarstarひさぴよ紙の本を持っていたのだけど、電子書籍で買い直すつもりで手放してしまい後悔した。2021年10月に電子書籍の販売が終了していることに気付かず、買い直そうと思ったときには後の祭りだった。電子書籍はこういう事が起きるから100%信用しきれないんだよなあ…。(常々思うことだけど、新刊と同じように、配信停止になった本もちゃんとお知らせしてくれる仕組みがほしい) https://www.shonengahosha.co.jp/book_Info.php?id=8557 収録されている32編の中で、特に傑作と名高い「クジラベーコン弁当」の話だけは何とかしてもう一度読みたい。やっぱり古本で買うしかないかー。 思い出の味、あります。#1巻応援シュウマイと熱燗 赤嶺シーサーPom 1話1話とても丁寧で、優しい気持ちになれます。 人情味溢れる、あぁ大切な誰かと食べるご飯って、とても貴重でかけがえのない時間なんだなって。 忘れかけてるものを、ハッと思い出させてくれるような漫画って良いなぁ。 ホロリするお話の数々で、人の温かさが感じられて癒されました。食欲の秋は、思い出食堂シリーズを読もう夫婦めし 木村直巳 香川まさひとstarstarstarstarstarひさぴよ食欲の秋になると少年画報社の「思い出食堂シリーズ」でも読もうかなあ、という気分になる。どの作品もお手軽で読みやすいのだ。しかし一方で少し物足りなさを感じる時もある。そんな人におすすめなのが「夫婦めし」。「監察医朝顔」の原作・作画コンビによる本格派な漫画である。 (本格派=ビッグコミックに載ってそうなという意味で) 訪れた土地で、夫婦漫才の仕事終わりに名物を楽しむ夫婦が微笑ましく、夫・幸夫は妻・幸子の豹変ぶりに振り回されながらも幸せそうなこと。 料理のお供にちょうど良い感じの人情ドラマが添えられていて構成も上手いし、木村直巳先生の作画は円熟味があり真心が伝わってくる絵である。 若い人から見たら、レトロな雰囲気の昭和漫画に見えるかもだけど、読めば美味しく幸せな気持ちになれる、旅情に溢れた作品だと思う。 続きの2巻を出してくれるのを待ってます。せめて優しさは見習いたい大正の献立 るり子の愛情レシピ さかきしん野愛当時の新聞や雑誌から収録されたレシピや生活の様子から、レトロとモダンが入り混じった大正の空気をたっぷり味わえます。 マヨネーズ風のソースから手作りする馬鈴薯のサラド(ポテトサラダ)や赤くない洋風炊き込みご飯なチッケンライス(チキンライス)など、昔はこうやって作ってたのか〜という学びがあって楽しめました。 そして何より、総次郎とるり子夫妻に癒されます。 いつでもお互いを想い合っていて、裕福ではないけれど(実家は裕福だけど)とっても幸せそうなんです。 周囲の人にも料理を振る舞ったり、手助けしたり、見返りを求めない純粋な2人に心が洗われます。 ひたすら優しい気持ちになる作品でした! 飲兵衛界のゴッド的存在吉田類の思い出酒場 吉田類 井上眞改starstarstarstarstarひさぴよ2021年に放送1000回を達成した長寿番組「酒場放浪記」のマンガ版。番組を10年前からポツポツと観続けてますが、マンガ版の方も読んでみました。 テレビと違ってナレーションは無く、お客さんとの余計な絡みとかは無いですが、番組の雰囲気は残しつつ、マンガならではのテンポ感で酒場を次々と紹介していきます。 グルメ描写に定評のある「思い出食堂シリーズ」が手掛けているだけあって、お酒と料理は驚くほど細かい部分まで描かれています。紹介される店は、東京の下町の居酒屋が中心ですが、お店の歴史には郷土料理の存在があったりして、各地方の料理もたくさん登場します。ストーリー漫画ではないので、下町編、横丁編、路地裏編、人情編、どこから読んでも良いと思います。 ちなみに、吉田類先生は「飲兵衛の神(ゴッド)」と呼ばれているのをあらすじで知りましたのでタイトルに入れました笑。でも大げさでなく、この人に並び立つ存在は、確かに思い浮かばない気がします。 飲兵衛としての凄さは、 ・酒と肴に対する知識量と愛情が凄い ・還暦を超えても酒をよく飲み、食べ続けても平気な胃腸が凄い ・お店の人、常連客とのコミュニケーション能力が凄い ・一人で飲んでも画になるし、上品さがある といった部分にあると思います。 料理に合わせて華麗にお酒をチョイスしていく様を見ているだけでも心地良い作品です。 まぁマンガ版では良いところばかり描かれてますが、テレビだと後半になるほど酔っ払ってグダグダの雰囲気になる時が好きだったりします。 もし興味があれば番組の方も。 https://bs.tbs.co.jp/sakaba/outline/ 古き良き、でも変わらないものしーちゃんのごちそう たかなししずえ野愛飯系コンビニコミックにはだいたいこの漫画が掲載されていて、読むたびに優しい世界に心癒されます。 お父ちゃんとお母ちゃんに愛されてのびのび暮らすしーちゃんがかわいいんです。わたしは幼い頃からしーちゃんと呼ばれていたのでよけいに懐かしいし大好きなのですが、昭和に思い入れがあるひともないひとも、懐かしくてあったかい気持ちになりはずです。 (昭和生まれではあるけど)小さい頃からトーストはトースターで焼いてたしインスタントラーメンもパスタも炊飯器もあったけど、新しい食べ物や生活に憧れる気持ちは今も変わらないと思います。お洒落なものに憧れながらも、お母ちゃんの作る素朴なごはんがいちばん美味しかったり…。これっていつの時代にも通じるあるあるなんじゃないかなあ。というか、時代が変わっても家族や大切な人とごはんを食べるあたたかさは変わらないでほしいなあと思いました。ノスタルジックなお弁当特撰思い出食堂 お弁当 松本タカ 魚乃目三太 岩村俊哉 たかなししずえ 井上眞改 治島カロ 特撰思い出食堂編集部 斉藤ふみ しゅりんぷ小林 なかむらみつのり 赤嶺シーサー 栗山裕史 たけうちつむぐ 望月みつる野愛実家に帰れない年末年始を過ごしているせいで、こういうノスタルジックな漫画を読みたくなる今日この頃。 誰かに作ってもらったお弁当はあたたかく、ひとりで食べるお弁当はちょっとさみしく、なんでか知らないけどいろいろな思いを馳せて食べるのがお弁当なんだよなあ。 この手の短篇集は魚乃目三太先生作品がだいたい入ってるので間違いなくノスタルジーに浸れるんですよね。 愛おしい宮沢賢治像宮沢賢治の食卓 魚乃目三太野愛宮沢賢治という人は『雨ニモマケズ』からも窺えるように、勤勉で生真面目でストイックである。 なんて印象を抱いている人にぜひ読んでほしい作品。 ハヤシライスや食パンやサイダーなどのハイカラな食べ物を無邪気に頬張る姿 農業実習の一環として、生徒たちと一緒にスイカ泥棒をする姿 小学校教師のヤスと秘められた恋愛をする姿 宮沢賢治は真面目一辺倒なお堅い人間ではなく、明るくて優しくて無邪気な太陽のような人間だったことが窺えます。 感受性が豊かで楽しむことに長けていたからこそ、数多くのすばらしい物語を生み出したんだなあと納得させられました。 宮沢賢治の作品の中で『土神と狐』『シグナルとシグナレス』の2つが最高傑作だと個人的に思っているのですが、賢治の切ない恋愛を知るとより胸に迫るものがあります。宮沢賢治の恋愛作品、悲しくて美しくて大好きなんです。 そして、これほどまでに宮沢賢治の存在を身近に感じられるのは魚乃目三太先生の力によるところが大きいです。 見たことのない景色やしたことのない経験を懐かしく親しみ深く描ける魚乃目三太先生だからこそ、可愛らしく愛おしい宮沢賢治を生み出せたのだと思います。 2人の天才がいたからこそ生まれた作品、ぜひ読んでみてほしいです。あと土神と狐も読んでほしい。実家の朝ごはん食べたい特撰思い出食堂 朝ごはん 高梨みどり 魚乃目三太 美月李予 岩村俊哉 たかなししずえ 青菜ぱせり 井上眞改 治島カロ フジヤマヒロノブ 特撰思い出食堂編集部 斉藤ふみ 赤嶺シーサー 栗山裕史 黒友みやこ 加藤やすと 沙上英 高荷真弓 ヒロタダシ 雪村くろ野愛朝ごはんを食べるって凄く贅沢じゃないです? どうしても朝は眠たいし仕事の支度でバタバタするし、昼ごはん食べるから別にいいやと適当になっちゃいがちなんですね。というか食べない日の方が多いんですね。 休日の朝にゆっくりお味噌汁作ったり炊きたてのご飯を食べると、なんて贅沢な時間を過ごしてるんだろう…!!と豊かな気持ちになるんです。 実家にいた頃は当たり前のように朝ごはん食べてたなあ…とこの漫画を読んでしみじみ実感してしまいました。 何気なく出されたお味噌汁にご飯に前の晩の残りのおかずが妙に恋しくなりました。 お母さんの味噌汁飲みたくなる…!そんな作品です。優しい気持ちになれる作品集思い出ごはん大賞 わたしの食卓物語 魚乃目三太 幸宮チノ 美月李予 桑佳あさ 岩村俊哉 たかなししずえ 青菜ぱせり 井上眞改 フジヤマヒロノブ 斉藤ふみ 思い出食堂編集部 さかきしん 川田あきふみ しゅりんぷ小林 なかむらみつのり 天宮ケイリ 浅原かずよし 黒友みやこ クロ僕屋 サトウアタリ 高荷真弓 やまざき優紀 おーたまり野愛コンビニに売ってる分厚い漫画大好き。飯漫画ならなおさら大好き。 コンビニ行くとついつい買っちゃってた時期がありました。これに限っては電子よりも紙派です。 ひとりで食事と向き合う漫画もいいけど、人との繋がりを感じたり地元に帰りたくなるような飯漫画もいいですよね。 思い出ごはん大賞はまさに地元に帰りたくなる作品集。家族や友達に会いたくなる漫画です。 初めて喫茶店で食べたスパゲティとか、お母さんが作るお弁当とか、実際の美味しさ以上に心に残っているご飯ってあるよね…と自分自身の思い出も蘇ります。 わたしの地元の料理みそ貝焼きのエピソードもあるのでよけいに帰省したくなる…。 まだまだ遠出はできない状況が続いていますが、この作品を読んで優しい気持ちになって、家族や友達に連絡してみようかな?と思いました。 故郷を思い出して涙昭和の憧れの一皿 洋食やたいめいけん三代目の思い出 オムライス他 高梨みどり 茂出木浩司名無し燿子の母親に自分の母親を重ねてしまい泣いてしまった。まるで子供時代の燿子は私と同じ。実家は田舎にあり、毎日の食事は田舎の煮物が中心。おやつはお芋。オシャレな料理をするお母さんに憧れ、母の食事を嫌っていた子供時代の燿子。大人になってようやく分かる母の健康的で栄養たっぷりの料理。私も母が元気な時に燿子のように素直になれたら良かったと思った。故郷から遠く離れた場所に住んでいる人は是非この作品を読んで故郷を思い出し、たまには実家に帰ってみてほしいと思う。島津郷子先生の可愛い絵と素敵なストーリーでひと時の癒しの時間をどうぞ。やっぱりご飯って元気の源。腹九分目 芋畑サリー・キタキ滝Pom ご飯って、悲しい気持ちも復活させてくれたり、元気になれたり色んなパワーがある。 4巻全て短編でまとめられてるから読みやすいし、良い終わり方をする話ばかりだったので、癒されました。 人生色んな悩みだったりあるけれど、美味しいご飯に救われる時ってすごく分かるし、共感できるところもありました。 ただ、美味しいご飯を提供してくれる人達の愛情もたっぷりで、ご飯を通して人の優しさを感じることができて、心が癒されてまた頑張れるのかもしれない。と、この漫画を通して思った。安定の思い出食堂シリーズおおきに!喫茶メモリーズ 治島カロstarstarstarstarstarひさぴよ大阪庶民の食と恋のロマンスを絡めたハートフルストーリー。思い出食堂シリーズらしい抜群の安定感があり安心して読めます。 主人公・平野くんは東京から大阪へ転勤したばかりで、大阪について右も左もわからない状態。そんな青年に対して地元の人達があれこれお節介を焼いて、浪速のソウルフード情報を叩き込んでいくのです。 平野くんの性格が、今どき珍しいほどマジメで素直なのがイイです。純粋に応援したい気持ちにさせられます。 食マンガ部分だけでなく、ストーリー漫画としてもまとまっており、ラストまで良いマンガでした。 ほとんど映画は見ないシネマごはん 福丸やすこマンガトリツカレ男最近の映画関連漫画の映画はほとんどわからないがこの作品に登場する映画は見ているのが多く楽しめた この作者の単行本は出るたびに買ってるけどどれも面白い熱い!伝記グルメ漫画宮沢賢治の食卓 魚乃目三太名無し伝記漫画としてもグルメ漫画としても面白いです。何気なく読んでたら熱い展開もあり夢中になりました。賢治の人柄が数々のドラマを生んでいきます。印象に残ったグルメはやっぱり表紙の天ぷら蕎麦とサイダーですね。当時とても高価でしたが給料を三日で使い果たすほど店に通ったそうです。これを貧乏な教え子にご馳走するエピソードも賢治の優しさにほろりとします。
小学生だったしーちゃんがおねえさんになってる!!!と感慨深くなっちゃいました。 おおらかなお母さんと心配性のお父さんの愛情たっぷり、お友達やご近所さんともとっても仲良し、相変わらず明るく優しいしーちゃんだけど、中学生になって少し大人になっています。 アイドルやおしゃれに興味を持ったり、恋愛をしてみたり……いつの時代も共通する青春があるなあとあったかい気持ちになりました。 とは言え家族でクリスマスを過ごしたり、お父さんの言いつけを守ってたり、ニコニコ美味しいごはんを食べる姿はしーちゃんでほっこりします。 いつ読んでもあったかい気持ちになるシリーズです!