週刊少年ジャンプの感想・レビュー1100件<<678910>>テンポの良さが好きで、定期的に読みたくなりますいぬまるだしっ 大石浩二starstarstarstarstar_borderあいざっく新任の幼稚園教諭・たまこ先生が、いぬまるくんを始めとする園児たちに振り回される日々が描かれているのですが、 たまこ先生も天然でナチュラルにボケた言動をしているところや、 テンポがが早く、体感的にはほぼ毎ページ誰かがボケているのですが、 シュールなネタが多く、しつこい感じがなくてクスッと笑えるところが好きです。 また、絵柄がとても可愛いらしいのですが、 そもそもいぬまるくんが常に下半身丸出しだったり、ネタが渋かったりと 可愛くない要素が多いところも好きです。 ゆるっとした雰囲気のギャグ漫画で、キャラクター達の性格もおちゃめで可愛いらしいので、 気楽に読めておすすめです。ジャンプへ短期連載された漫画SAND LAND 鳥山明starstarstarstarstar_borderゆゆゆドラゴンボール後に連載開始して読んだときは、 「アラレちゃんともドラゴンボールとも違うし、なんだこれ?」 「短期連載とあったのに、巻末の方へ移動したのに、なんでなかなか終わらない!!!」 と思っていた「サンドランド」。 なるほど。「マッドマックス」の舞台に似ているのか。 そう思って読んでみたら、確かに「マッドマックス」! 久々に読み直してみたら、父親が子にテレビゲームの時間制限を伝えるところに親心を感じて、クスッとした。 読んでいた当時はつまんないこと書いてるなとしか思わなかったのに。 大人になって読むと、違う感じで受け取れるものだなぁ。 ちなみに最終回あたりで作者が、予定より長く好きに書かせてもらった旨をジャンプ本紙のコメントで書いていた。 「終わらなかったのはドラゴンボールを長く続けてもらったお礼だったか!」とようやく理解した。 先程「もうちっとだけ続くんじゃ」を検索したら、ドラゴンボールが終わらなかった、大人の世界における複雑な事情を知ってしまい、そりゃ短期連載くらい好きに描かせてあげるよねえと、作品に対する印象がまた変わった。鳥山先生の隠れてたけど最近露出してきた名作!SAND LAND 鳥山明starstarstarstarstar_border酒チャビン鳥山先生は、アラレちゃんが大好きで、ドラゴンボールも初めは楽しく読んでいました。 ですが、思春期を迎え、ジャンプを読んでること自体が少しダサいみたいな時期ってあると思うんですが、そんな時期にジャンプから離れ(マガジンで破壊王ノリタカを楽しみにしてました)その後は鳥山先生とは縁のない暮らしをしておりました。 そこへ飛び込んできたSANDLANDの映画化のニュース!!!ドラゴンボールの公式サイトによると「鳥山明先生伝説の名作『SAND LAND』が2023年に映像化決定!!」とのことでしたが、わたしからすると「『SAND LAND』しっ、知らねえ・・・」という感じだったので、ならばと言うことで早速読みました!!! 良いですね!!ファンタジーというのでしょうか?全1巻なのですが、打ち切りっぽい感じはなく、元からこれくらいのサイズで構想されていたような気がします!なのでサクッと読めてナイスな読後感ですね。熱いメッセもあり、激しいバトルもあり、ほんわりするチョッと良い話あり、キャラの魅力あり。すごくよくまとまってます!さすが大ベテラン!!(欲を言うとアラレちゃんぽいギャグがもう少し多めだとさらに良かったと思います!) 公式でもDB(多分ドラゴンボールのことだと思います)イズムが感じられる作品だと紹介されていて、それも確かにな、と思ったので、ドラゴンボールは長すぎるけど、サッとDBイズムは感じたい、という方にまさにうってつけの作品かと思います!!!!映画化でヒットしすぎる前に読んでおいた方がツウっぽいですぞ! https://dragon-ball-official.com/news/01_315.html時代劇は古びないるろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 和月伸宏starstarstarstarstar_borderゆゆゆ再アニメ化するみたい。 第一話から読んだのはどのくらいぶりだろう。 言われてみたら確かに、初期は少女漫画みたいな絵だ。それから、もっとたくさん「ござる」と「おろ」を言っていた気がするけど、勘違いだったようで。 あの頃と違って、今は江戸末期から明治初めのゴタゴタ時期に登場した歴史上の人物は多少名に覚えがあるぞ! と読んで嬉しくなったものの、名前を覚えているだけで、どういう人かは記憶になかった。 「ゴールデンカムイ」でもそうだけど、歴史上の人物を知っていようが知るまいが、楽しめるのは良いですね。 それからチャンバラシーンも迫力があって、今見てもとてもかっこいい。 闘う緋村剣心の絵が好きで、応募者全員サービスでテレホンカードを応募したのを思い出した。 マンガやアニメのリバイバルがとても増えているので、我々世代+少し上の世代+絶対売れるの?数字あるの?が世の中の要職をしめているのかなと、想像してしまう昨今。 おもしろいんだけどね、嬉しいんだけどね、なんだかなと思ってしまうね。 若者よ、おじさんおばさんたちは、こういうのを見て育ったんだよ。 これぞ少年漫画!!!(笑)アイシールド21 稲垣理一郎 村田雄介starstarstarstarstar_borderこめつぶアメフトのルール知らなくてもたのしめる!! 読み進めるとアメフトのルールも自然と覚えるのでより深く楽しめます。 運動苦手な私でもワクワクしながら読める( ^^) これぞ少年漫画って感じ(笑) キャラも個性的、ちょっとしたドラマもありますし、絵も上手いです。 キャラ分けが上手でテンポが良く読みやすかったです。1巻時点での感想です!!一ノ瀬家の大罪 タイザン5starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン構想のスケールが大きいのだと思いますが、週刊連載だとほぼ話についていけなかったため、単行本が出るのを楽しみにしてました!! そして買った1巻!!!まだよくわからないです・・・。1巻の終わりまでは週刊連載で読んでいたので、復習になり、連載を追ってたときよりはわかったのですが、だけどまだどういう話なのかが全然見えてこないです。 面白くはなってきそうなムードもあるので、2巻以降に期待しています!言葉を100連ねるより、読んだほうが理解が早いタイプの漫画マッシュル-MASHLE- 甲本一starstarstarstarstar_borderゆゆゆアニメ化するのかー!とアニメ公式ホームページを見てみたものの、イントロダクションを読んでもおもしろさがさっぱりわからない。 PVを見たらますますわからない。 というわけで、原作をあたって読んでみた次第です。 すっごくわけわからなくて、おもしろかったです。 こういうの、好きです。 イントロダクションでは書き表せない、ぶっ飛び筋力。 強すぎる力を前にすると、現実がギャグになるみたいなことを、「創竜伝」の龍堂兄弟がヘリコプターをコーラか何かで撃ち落としたときに言っていた気がします。うろ覚えですが。 「マッシュル」では、ヘリコプターじゃなくて、魔法使いを相手にマッシュがマッスルします。 私はハリーポッターを真っ当に見たことがないので、パロディ度合いがわからないのですが、きっと相当にパロディなんだと思います。 服装は、言われてみたらパロディだという気がしました。 アニメ放送が楽しみですね。アメフト知らなくても大丈夫!アイシールド21 稲垣理一郎 村田雄介ユーカリ登場人物みんな、個性的で魅力的です。 試合シーンは緊迫感あふれる描写で臨場感がすごいです。主人公の成長やチームメイトとの絆を描いたストーリー展開はとても感動的で、胸が熱くなります。その辺は王道ジャンプ。 いじめられっ子の主人公が(顔隠してるけど)スターになるのは見ていて気持ち良いです。 試合のルールや戦術について分かりやすく解説してくれるので、アメフトの知識ゼロの私が読んでも十分楽しめました。おすすめです!ドタバタ劇銀魂 モノクロ版 空知英秋名無し幕末の日本を舞台に、天人や宇宙人など多様なキャラクターが繰り広げるドタバタ劇を描いています。 また、作中には幕末の有名人や事件、文化がたくさん登場します。史実とは異なるが・・・ そのため、歴史や時代劇に詳しくない読者でも、物語に引き込まれながら、歴史や文化に触れることができます。 さらに、独特のコミカルなタッチが特徴的です。キャラクターの表情や動き、背景の描写にも独自のセンスがあり、見る人を飽きさせません。 笑×歴史×またまた笑いのギャグマンガです。いまさらながら、初読銀魂 モノクロ版 空知英秋starstarstarstarstar_borderゆゆゆ映画化やらなんやらで、漫画やキャラクターは知っていたけど、読んだことがなかった漫画「銀魂」。 めちゃくちゃなお話だと聞いていたけど、第一話から想像だにしていなかった展開だった。 現代とは違う世界線と聞いていたけど、宇宙人来ちゃうの?むしろ、来ちゃって、共生?してるの? お侍さん、そういう理由でいなくなっていったの?? なんで銀さんバイクに乗ってるの?と思っていたことすら、忘れてしまう怒涛の展開。 ギャグに激しいツッコミにドタバタ劇に。 気持ちが良いはちゃめちゃぶりに、ふと「こち亀」を思い出した。定番のジャンプ漫画。傑作マッシュル-MASHLE- 甲本一名無し物語は、シンプルながらも斬新な設定と、ド派手なアクションで魅力的。主人公のマッシュルは、魔法を使えないことが仇となり、敵対する魔法使いたちから執拗に狙われることになります。しかし、マッシュルは身体能力を駆使して、驚異的な戦闘力を発揮します。 また、登場人物たちの個性的なキャラクター性も魅力的です。 全体的に、斬新な設定と爽快なアクションが絶妙に融合した、非常に面白い作品と言えます。腹筋が割れすぎてビビります。アンデッドアンラック 戸塚慶文名無し開始早々、ヒロインが命を絶つシーンに非常に驚かされます。 いきなりアンディが半裸で登場するシーンには非常にも驚きます。 そして、漫画を読み進めるとほぼ全裸に近い恰好という事も驚きます。 裸にフォーカスが当てすぎですが、本当はバトルアドベンチャー漫画です。 腹筋が割れすぎてビビります。大好き銀さん銀魂 モノクロ版 空知英秋ユーカリもしかしてこれこそジャンプ漫画なのかも知れない。 ギャグありバトルあり、時には泣かせる感動的な話。 アホな話の中にも心にグサグサ刺さるようないいセリフ。 ダメダメなおっさんたち、おとなげ無さすぎる大人たち、子供のくせに腹黒くて超絶毒舌…こんなキャラばっかりなのになぜか全員好きなんだよなー。 敵キャラ含め。敵キャラにも敵キャラなりの信念や志しが見えるからかな。 とりあえず銀さんが大好きです。青春アオのハコ 三浦糀ユーカリ爽やかな王道青春漫画。 主人公の先輩への一途な気持ちにキュンキュンできます。この真っ直ぐさがジャンプらしいと言えばジャンプらしいのかも? ストーリーの展開はザ王道!って感じですが、ヒロインである先輩の心情描写はベタ過ぎなくて良いですね。とは言えこういう王道の恋愛ものは読んでいて幸せな気持ちになれるので好きです。当たり前だけど誰も殺されたりしないので安心して読めます。笑バレーボールハイキュー!! カラー版 古舘春一ユーカリライバルとの出会いや因縁などがとても丁寧に描かれているのでしっかりとキャラクターに感情移入できます。主人公はもちろん、他の登場人物が個性的。キャラの棲み分けが上手だと思いました。 ただ、ゲームのルールの説明は少なめなのでバレーボールに詳しくない人にはちょっと優しくないかも知れません。ストーリーは重すぎず軽すぎず、緩急しっかりしているので、スポーツ漫画や熱い青春物がお好みならぜひおすすめです。バレーボール漫画ハイキュー!! 古舘春一ユーカリライバルとの出会いや因縁などがとても丁寧に描かれているのでしっかりとキャラクターに感情移入できます。主人公はもちろん、他の登場人物が個性的。キャラの棲み分けが上手だと思いました。 ただ、ゲームのルールの説明は少なめなのでバレーボールに詳しくない人にはちょっと優しくないかも知れません。ストーリーは重すぎず軽すぎず、緩急しっかりしているので、スポーツ漫画や熱い青春物がお好みならぜひおすすめです。ひさびさに門守姉弟の日常 町田麗弥名無し連載して欲しい!と思った 作者の年齢に驚き良かったです。さっちゃんは石になった 逸茂エルク名無し子どもの雑誌の整理中に読みました。 子どもの雑誌だけではなく、大人にも読んでもらいたいから、大人向けの雑誌に、載せてもらいたい良い作品です。落語あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹ユーカリ女子高生か落語家を目指す物語。 それだけ聞くとジャンプっぽくないけど、読めばわかる王道ジャンプ。仲間がいてライバルがいてラスボス(っぽい人)がいて…。 落語を漫画にするってすごく難しそうだけど、落語の表現方法がすごいです。 なにより主人公のキャラクターがとても好き。 才能も志しも両方持ってて、さらに努力を重ねていく。応援したいです!実はオシャレ漫画。ピューと吹く!ジャガー うすた京介名無しうすた京介作品は、日本一のギャグマンガという部分が目立っているが、実はファッション的な観点からも非常に評価できると思う。 ジャガーのファッションはうすた京介の他の作品よりストリートっぽさがある。 武士沢はヘルメットしてるし、マサルさんは肩になんかついてるし・・・ アバンギャルドすぎるもんね。 ジャガーのスカーフや髪型は斬新だけど、表参道とかで歩いていても違和感ないものな。これ好きな人いる?夜桜さんちの大作戦 権平ひつじ名無し最初は主人公の設定が不必要に重い気がして嫌だったんだけど(今も嫌だけど)、展開速いしキャラも色々いるし異能も修行もあって、内輪揉めだけじゃない方向に話が広がって面白くなってきてる。 周りに全然同意してくれる人がいないので話したい〜。ダークファンタジーの新境地呪術廻戦 芥見下々ユーカリ設定とキャラクターがとても魅力的。 ただ呪術が難しすぎる…余白でしてくれる説明してくれる説明を読み込んでも…難しい。 あと、時系列もけっこう難しい。急に過去のシーンに飛んだり、回想シーンだったり、漫画を読み慣れてる人じゃないとよけいに難しいと思う。 とは言え、それ以上にキャラクターたち(敵キャラ含め)の成長していく姿がまぶしい。どのキャラクターにも自分の中にブレない信念みたいなものを感じられて、それも魅力的です。これまでのジャンプ像とはかけ離れたマンガチェンソーマン 藤本タツキユーカリけっこう汚い表現も多いし、グロい描写も多い。人間としての生活環境が最低レベルの主人公。 上手く言えないけど、勢いがあって痛快な作風がすき。個人的に小難しい話がひとつのコマに書き込まれているようなマンガって何がどうなっているのか理解できなくて、途中断念してしまうことが多いけど、このチェンソーマンはサクサク読めて内容も理解できた。といっても単調で単純な物語と言ってるわけではないです。所々伏線が張り巡らされているので忘れた頃にちょうどよく伏線回収してくれて、わお!すご!ってなります。出オチに見せかけた、本格青春漫画高校生家族 仲間りょう名無し頭を空っぽにして心の底から笑えるのに、熱くなり、切なくなり、続きが気になって仕方がない。で、「なんでこんな熱くなってんだ自分」と自分につっこむそんな作品。 40代の父母、8歳の妹が、同じ高校に進学すると入学式の日に知った家谷光太郎。家谷家は、一家全員が高校生の高校生家族。 出オチとしか思えない、読み切りにしか使えなさそうなこの設定でなぜ8巻以上も連載が続くのか。 それは仲間りょう先生が家谷家、一人ひとりの青春を本気で描いているからだ。 本気で30年ぶりの部活に打ち込む父、本気で野球部員の青春を支える母。将棋の才能ゆえに重い宿命を背負ってしまう妹。普通に部活をしたり片想いする主人公。 それぞれの視点での努力や成長や達成感を、描いた結果、バレー漫画、野球漫画、将棋漫画、そして青春恋愛漫画の大トロの部分だけを詰め込まれた唯一無二の作品になっている。 展開としての純粋な熱さと、「家族で高校生をしてる」というブレないネタ部分が相互作用して、めちゃくちゃ笑える。そして熱くなったりほっこりしたり、時には自分の青春を思い出して切なくもなれる。 仲間りょうの天才的なストーリーテリングを是非みんなに味わって欲しい。<<678910>>