ココハナの感想・レビュー142件<<12345>>大好きな作品になりました!おとななじみ 中原アヤstarstarstarstarstarこめつぶ中原アヤさんの作品ということで読み始めました。 大好きな作家さんなので、期待して読み始めましたが、やっぱり期待通り! ハルがアホすぎてこのやろうってなるけど、なんだかんだいいやつすぎてほんと好き! テンポの良い会話が面白くて、最後まで一気に読んでしまいました! よしながふみさんの素晴らしさを1冊で味わえる #1巻応援環と周 よしながふみstarstarstarstarstar兎来栄寿よしながふみさんの円熟味、精髄をたっぷりと堪能することができる連作短編です。 https://shueisha.online/entertainment/167862 上記のインタビューによると16年前から構想はあったものの、『大奥』と『きのう何食べた?』の2本の長期連載があったため、集英社のラブコールを保留し続けてようやく始まったというこの連載作。 「環(たまき)」と「周(あまね)」。 どちらも円の意味を持ち、古来から男女どちらでも使えるふたつの名前。本作はタイトル通り、すべて時代や性別や関係性は異なれど「周」と「環」という名前を持つふたりを中心にした物語を描いた連作短編です。 よしながふみさんらしく、時代や設定を変えてさまざまな形での人と人との絆が抒情性豊かに綴られていきます。中学生の女の子同士がキスをするシーンから始まるのも、とてもらしさが出ています。 上記のインタビューでも触れられている通り、当たり前の男女のすれ違いを描くだけではなく会話が成立しているけれど上手くいかない部分であったり、希望も絶望も同居しているさまであったり、人間が生きる世界の片隅にあるリアルを鋭敏な感覚と卓抜した手腕で的確に切り取り料理して提示してくれます。さりげないシーンであっても、ひとつひとつのセリフや表情、間に宿る重みに良さが溢れています。 人の裡にあるものは誰にもわからない。周りからどんな風に見えていようと、いかに恵まれた環境にあろうと、そこで抱えている芯にあるものは当の本人にしかわからない。その、当たり前のようで忘れがちなことが切々と語られているところは沁みます。 もし今までよしながふみ作品を読んだことがないという方でも、令和の今お薦めする最初の入門の1冊としても申し分ありません。生きていることに、生きていくことにこの1冊から勇気をもらえる方は必ずいることでしょう。7年の間に堅物委員長→ドエロ先生へ…!?マリリンは、いなくなった 葉月めぐみstarstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。盗まれたサドル、そしてタコパ盗まれたサドル 丸森ちか名無しこういうアホな男子が主人公のコメディでココハナでデビューするってすごいな。内容もしっかり面白かったし、それどころじゃないのにタコパやりたがるのめっちゃ笑いました。そしてサドル泥棒もちゃんと逮捕されてよかった。 OL少女漫画きょうは会社休みます。 藤村真理starstarstarstarstar_borderこめつぶ30歳も過ぎ、OLとして仕事を真面目にして来た主人公が、バイトの年下君と、付き合う事に。 性格が悪いわけでもなく、出会いがなくそのまま30になること、現実でもありますよね。 年下の可愛い田之倉くんがぐいぐいくるところにキュンキュンしてました。 どんどん表情も柔らかくなり、綺麗になっていくのだけど割と不器用な花笑さんだけど田之倉くんと親密になればなるほど、自信の無いドジっ子になっていく感じがハラハラします。 花笑さんと田之倉くんの絆も深まっていくので、納得できるカップルになりました!未知の文化に飛び込む勇気銀太郎さんお頼み申す 東村アキコあうしぃ@カワイイマンガこの作品で印象深いのは「言葉の通じなさ」だ。 カフェ店員の主人公女性が、お客の着物美女を師匠と仰ぎ着物文化に入ってゆく物語だが、この主人公、徹底的に素人。文化が違う。 師匠が発した言葉が誤変換されて主人公に届くやりとりが面白いのだが、そこにあるのは完全な文化の断絶。懸命に喰らいつく主人公だが、一つの用語を理解するまでがもどかしい。 私は着物文化に憧れて、いくつかの着物マンガ(『恋せよキモノ乙女』『またのお越しを』など)を読むのだが、知識が足りずについてゆけないことがある。詳しく解説がついているにも関わらずだ。 『銀太郎さんお頼み申す』は、主人公のゆっくりな理解速度が素人の私を置き去りにしない。そして彼女に教える師匠や周囲の女性たちが(時々呆れながらも)きちんと教えてくれるのが良い。失敗のフォローも優しい。 主人公はどうして助けてもらえるのか。それは彼女が本気で喰らいついているから……それくらいしか今のところ思い当たらないが、案外そういうことが大事なのかもしれない。 恐らく私が未だに着物物文化を理解できないのは、そこに入ってゆかないから。一方本作の主人公は無知だが、自分の求めるものはこれと決めて飛び込み、上手くいかなくても諦めず、少しずつでも成長を喜ぶ。そんな姿勢が文化を楽しむための、いちばんの「センス」だとしたら……そう思うと、不器用な彼女を羨ましくさえ思った。20年ぶりに再会した女性同士の関係性 #1巻応援冷たくて 柔らか ウオズミアミ兎来栄寿『三日月とネコ』のウオズミアミさん最新作。本作もまた大人の女性の上質な関係性が描かれています。 「ヤキモチを焼かれないので、本当に愛されてるか自信を失った」 という同棲して2年の彼氏と別れた主人公・宝(たから)。 33歳にして結婚を考えていた相手と別れてどうしようかというところで偶然にも中学生の頃の同級生・エマと20年ぶりの再会を果たしたことで、ふたりの物語が再開します。 当時のエマにとって、宝は単なる同級生に留まらず自分の存在を救ってくれていた掛け替えのない存在で、宝さえいてくれれば他に誰もいらないと思っていたほどでした。 宝は、そんな強い想いを昔から変わらずぶつけてくる美しくてかわいいエマに対して少しずつ自身も絆され、感情が徐々に溢れ零れていきます。何も障害がなければひとつの美しい祝福されるべきふたりの物語で終わるのですが、いかんせん既にエマは人妻。相手の男性は経営者で、性格もとても優しくエマのことを大事にしている人であるというのもまた複雑です。 ただ、当のエマ自身は現状に満たされない想いがあるようで、宝との再会によってよりその想いも強くなっており……。 いちごミルクキャンディの香りによって呼び覚まされる甘酸っぱく切ない記憶が、郷愁と共に胸の奥へと焦がすような熱を灯します。丁寧に紡がれていく彼女たちの関係性に目が離せません。中学時代のふたりの姿は、血流を良くしてくれます。 全体的に上品なんですが、友達のお母さんが作ってくれたおでんの味が忘れられずにずっと探求していてその正体はおでんの素だったという庶民的なエピソードも好きです。 作者の自伝的作品かくかくしかじか 東村アキコstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi作者の高校性の時のお話。ドタバタばりギャグあり、でもシビアな面もありと読んでいてあきがこないので面白い。漫画家になりたい人は参考になるかも幼なじみ×幼なじみ三角関係!焦がれあい こう森名無しこの組み合わせは珍しい…。 幼なじみ二人と幼なじみ二人の4人が顔見知りになり4人がそれぞれ好きになってしまう…という一見ドロドロな設定なんですが作風によりすごく素敵な話に思えます。 やっぱり主人公とその幼なじみ男性の組み合わせを応援したい…!悩ましい。ゆっくりと二人の時が進んで行く。恋をふたさじ オノヤマコズエstarstarstarstarstarPom 広沢くんと三上さんの、しばらく続く微妙な距離感と徐々にじわじわ温度上げてくドキドキさせてくれる所が、読んでいてすごく心地よかった〜。 北海道でカフェで。って設定も女心くすぐられた感じがします。笑 読者目線ではこの二人にトラブルなんて喧嘩なんてあり得ないと思ってしまう。 広沢くんが段々と積極的になっていくのもとても良い。 まだ物語は続きますが、本当に読み心地の良い恋愛漫画でした。 ドラマの再現率高い美食探偵 明智五郎 東村アキコstarstarstarstar_borderstar_bordermotomiドラマを見て、原作を読みたくなり見ました。 実写化の再現率高いです!!役者の皆さんピッタリです!! 1話目からドラマのまんまでした。殺めてしまう人たちには、切なくて悲しい思いがあり、苺ちゃんが言うように世の中ハラスメントで溢れてるのかもしれません。 そして、気づかないうちにハラスメントをする側になってしまう人もいる。 その行為に手を加えるよう指示するマリアさんも、何の目的があってそうなったのか、昭和臭のある明智さんの過去や苺ちゃんとの今後の関係など色々気になるところです。内容はすこしグロいとこありますが、面白いです。仕事も恋も悩んだらコレ!Bread&Butter 芦原妃名子starstarstarstar_borderstar_borderママ子元教師が、ふらっと入った文房具屋兼パン屋の店主とひょんなことから婚約するところから始まる。 パンを絡めた恋愛ものだけど、 仕事、結婚、家族のこと… 誰にでも訪れるけど、土壇場になるまで深く考える事のないことが小さな波がずーっと来てる感じ 掴みどころない不安感が漂っているけど、パン作りを通してなんとかして前向きに人生捉えようと足掻く二人が素敵です。可愛いカップルににこにこしちゃいます岬くんの不器用な溺愛 里村starstarstarstarstar_borderあいざっく彼女の京花さんも彼氏の岬くんも一見クールなのですが、 中身は全然クールじゃなくてデレデレしまくり (特に京花さん) なところや、 岬くんがさりげなく甘えたり独占欲を見せてきたりするのがとっても可愛くて、 年の差カップルも良いなぁと思えます。 お互いパートナーのことになると冷静でいられないところや、 京花さんが岬くんの言動が尊すぎて荒ぶっちゃうところなども可愛くて、 ほっこりしながら読んでいます。 若君がとにかくかっこいいし尊が天才。アシガール 森本梢子starstarstarstarstarあいざっくここ最近の女性誌の漫画で1番好きです。 タイムスリップ物はよくあると思うのですが、 女子高生が男の子に間違えられて足軽として逞しく戦国時代で生きるのが斬新で面白かったです。 あと、現世の人も戦国の人も結構すぐに別の世界を受け入れて順応するのも面白いと思いました。 若君がとにかく見た目も中身もいい男すぎて惚れます。自分もこういう人をゲットしたいです、、、 あと、唯ちゃんの弟の尊くんが天才です。 そして、唯ちゃんは単純です。(そこが可愛いです!!) 森本先生が描くキャラクターはみんな愛らしくて、もれなく皆好きになります!捨てられないオンナの大掃除コメディまずは、ほこりを落としませんか 小夏名無し元カレにひどい捨てられ方をしたせいで、捨てられないようにものをとっておく癖ができてしまい、すっかり汚部屋の主になってしまった主人公。そしてそのせいでまた彼氏にフラれる。水漏れトラブルきっかけで管理会社の蓮見という男にこっぴどく叱られ踏んだり蹴ったり。果たして主人公は捨てられないオンナを卒業することができるのか…!?な話。蓮見という男がそんなに言わなくても!と思うくらいキツイ男なんだけど、極度の潔癖症だったりと主人公となにもかも相容れない感じが面白かったです。とにかく若君イケメン。アシガール 森本梢子starstarstarstarstarこめつぶ若君イケメンに尽きるといっても過言ではない! ビジュアル、中身、セリフ、しぐさ、全てが全女子のツボを押さえている、、、恐ろしや。 漫画の人物で現実界に存在しなくて良かったよ~。 誰かのものにならない存在で良かったよ~。 それくらい好き。これに尽きた。 着物は良いなぁ…銀太郎さんお頼み申す 東村アキコむさすが東村アキコと言うべきか めちゃくちゃ読みやすく面白いです! 銀座にこういう人…いるいる! 自分も着物全く詳しくないので主人公のさとりと同じ立ち位置です。 そっからこの着物に詳しい銀太郎さんに色々教わる… 着物、奥が深い! そしておもしろーい!!熟…良い…熟×彼 八神星子む借金取り(っぽい)おっさんと借金持ち女の子! 良いーー!! 45歳にしては若いですが、ちょっとカタギじゃなさそうなおっさんとの恋は夢広がるっていうか…! 歳の差で義理堅いからナチュラルに胸キュンシチュエーションになるんだよなあ!歯が出るタイプの主人公狼に鈴 中原アヤむ歯が出る人っていますよねw なんかわかる! 面白関西女子と社長の甥でクール男子の大人恋愛… アリ!!! 関西女子が明るくて媚びなくて思ったことウジウジ悩まずすぐ発言するのでアラサーの等身大の恋な感じがよく出てるんですよねぇ〜! 分かりみギャグ!?ジカジョの惑星 かねこゆかり名無し分かりみギャグというジャンルらしい。 昭和生まれのうすた京介ファンの私は、「分かりみギャグ」という言葉自体の意味がわからないのだが、読み進めてみました。 翻訳すると、いわゆるあるあるネタです。 誰もが日常で発生するあるあるを主人公の奥村カナコバチェロレッテが体験しくれます。 ネタが尽きないか心配ですが、日常の自意識過剰なシーンを今後も楽しみにしています恋も友情も決まったカタチはない友達と恋人の狭間 中野コトハ名無し出てくる人、みんな悩んでるな〜笑という気持ちで読みました。 感情移入できるキャラはいなかったですけど、恋人同士だろうが友人同士だろうがお互いの本心をずべて知ることはないし、割り切れない何かを抱えながらすれ違いながら、それでも思続けることはやめられない複雑なものはありますね。森本梢子新連載!邪気を払う眼力で妖怪退治じゃのめのめ 森本梢子名無しアシガールが終わって早速始まった森本梢子先生の新連載は、祖母から受け継いだ妖気を祓う力を持つ眼力で人々を困らすもののけや妖怪を退治する女の子が主人公。1話ではあまり分からなかったですが、コメディみたいですね。 庶務が舞台の先輩と新人(元子役)の物語 #読切応援揃うと無敵 藤田律ぺそ※ネタバレを含むクチコミです。1日2回くらい思い出すような関係1日2回 いくえみ綾starstarstarstarstarかしこれみと季は子供の頃から家が隣同士で幼馴染として育ってきたけど一度も恋愛関係にならなくて、大人になってそれぞれ結婚したけど訳あってお互いにシングルになり、また隣同士に住み始めることになったという話。季は地主の娘と結婚してたけど子供が出来ない身体だと判明して離婚されてるとか…文字にするとシリアスなんだけど読んでてそんな風に全く感じないのがいいですね。れみの早くに亡くなった旦那さんは季とも仲がよかったから「再婚するなら季がいいな」とメッセージを残してたり、相性ピッタリなのにくっつきそうでくっつかない感じがもどかしいですが、どっちに転がっても見守りたいと思えるような漫画です!<<12345>>
中原アヤさんの作品ということで読み始めました。 大好きな作家さんなので、期待して読み始めましたが、やっぱり期待通り! ハルがアホすぎてこのやろうってなるけど、なんだかんだいいやつすぎてほんと好き! テンポの良い会話が面白くて、最後まで一気に読んでしまいました!