週刊ヤングジャンプの感想・レビュー527件<<12345>>格闘の描写が迫力すごいTOUGH―タフ― 猿渡哲也starstarstarstarstaralank一撃の描写が迫力あって好きです。時に無名キャラでさえ、見開き使って描かれることもあります。そういう時はもう読んでるこっちも、来る!ってわかります。でページめくると案の定ド派手な一撃が描かれている。案の定なんだけど、そのちゃんときてくれる感じが気持ちいいです。 描写だけでなくストーリーも良いです。強くて、前向きで、マイルールを徹底して守る意志の強さがあり、憧れます。 高校生の時のちょっとふざけた要素を持っていたキー坊も好きでしたが、こっちシリーズのキー坊の方が個人的には好きです。 格闘好きにはもちろん、親子の絆系が好きな人にもおすすめです。ヤンジャン連載 ほのぼの系の犬漫画。まるくん~はたらくマルチーズ~ G3井田starstarstarstarstar_borderゆゆゆ働く犬漫画とあって、脳裏によぎったかつてヤンマガで連載されていた働く猫漫画『ユキポンのお仕事』。 あちらは人間のように働いていた&二足歩行だったけど、こちらは看板犬というまた違うタイプのお仕事に従事している。 それから、結果的にブラック企業勤めで心が疲れてしまった従業員に対するペットセラピー。 犬であることを最大限生かしたお仕事である。 やっぱり犬ね、と思う展開もままあるが、それがまたかわいらしい。 マルチーズというオスもメスもみんなカワイイに入れられる見た目と裏腹に「ドーベルマンのようなかっこよさ」を目指しているらしいので、かわいいは好まないようだけど、そこもかわいらしい。 犬や猫は人間の3歳児くらいの知能があるそうだが、それを思い返しても、言動がかわいらしい。 犬好きな方はフフフと楽しく笑える漫画だと思う。ゆな姉らぶいそれにしては近すぎる 起田ねぐせstarstarstarstarstarNanoタイトル通り初っ端から近い!!ウオオオ!!ゆな姉好きだ!!!!タケルくんも可愛くてね、いいですね…おねしょた…へっへっへ…。 ババア…ではなく、タケルくんのばあちゃんがまたね、いい味出してて面白いです。そんでラストね!!オチもタイトルも改めて最高!となりました。ネタバレなしだとここまでしか言えない!!最高なので読んでくれ!!悪徳ビジネスに搾取される流れを描くハッピーマリオネット 三島右京六文銭気弱で自信がない主人公が、いわゆる意識高い系の人たちに囲まれて、自己投資という名のもとに怪しい世界にツッコんで洗脳されていく話。 副業とか謎のビジネスによって金持っているアピールをしてくる同僚の田島を崇拝し、その崇拝から惜しげもなく身をきっていく感じ。 気づいている側からみれば非常に滑稽なんだけど、SNS上でこういう輩が昨今溢れているから、あながち非現実的でもない。 タワマンに住んでいると見せかけて時間で借りているだけとか、人脈づくりという謎の目的で人を集めて会費をセコく中抜きしているとか。 SNS上で金持ちアピールして謎の情報商材を売っていく(実際は金持ちでもなんでもない)自分も、昔、そういう輩を見てきたからなおのことよくわかる。 主人公は、悪徳ビジネスはびこるシェアハウスに住み、大分洗脳されてしまうんだけど、2巻からそれに気づいた同居人も現れてきて、彼女の働きによって、ここから先なんとか救いがあって欲しいと願ってしまう。 良い大人のラブコメバツハレ 稲葉みのり六文銭妻の不倫でバツイチになった主人公。 それが原因でEDにもなってしまう。 そんな中、同じ職場の渋谷くるみが急接近。 実は、彼女は元妻の妹だったというオチ。 くるみはある出来事で主人公に好意を持ち、体の関係にも積極的だが、主人公のEDによってひと悶着あって・・・という展開。 再生の物語でもあり、エロラブコメ的な要素がグッドです。 くるみが甲斐甲斐しく主人公に尽くす感じも良い。 巻を追うごとに、主人公を狙う別の女性も出てきて、ちょっとした三角関係でやきもきする様も可愛い。 エロ描写も普通にあるので、大人のラブコメとして十分楽しめる1冊です。トリックそれにしては近すぎる 起田ねぐせstarstarstarstarstar野愛※ネタバレを含むクチコミです。ほんとだ!近すぎる!!それにしては近すぎる 起田ねぐせstarstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。 『オナ禁エスパー』作者が描く王道バトルファンタジー #1巻応援アイアンファミリア 竜丸starstarstarstarstar_border兎来栄寿『オナ禁エスパー』で一躍名を馳せた竜丸さんの、待望の連載作品です。 人造人間であるホムンクルスが存在する世界を舞台に繰り広げられる、随所に王道少年マンガ感が溢れているダークファンタジーとなっています。 王道であるが故に展開には既視感を覚える方、特に第1話はプロットに『チェンソーマン』を感じる方は少なくないでしょう。しかし、そこは竜丸さん。徐々に独自の持ち味を発揮していきます。 特に1巻で見どころなのは、3話の「新人の通過儀礼」。主人公テツヲが新たな生活を始める拠点となる蜂須館において、自称「かしこくて知的で頭の良い十四歳」シローと自称「十三歳で館一番の美女」カレンが課すとんでもない対決です。ここに竜丸さん節極まれり。 蜂須館の主であり母性と底知れぬ強さを感じさせる蜂須さんや、自称蜂須館で一番キュートなホムンクルスことクレコさんなどのキャラもとても良いです。立っているキャラは続々出てきますし、それぞれの固有の能力に伴った掘り下げも楽しみです。 また、 「多勢に無勢 去勢のひとつでも張ってみろ」 や 「血飛沫に反吐と硝煙」 のような七五調が滲み出る独特のセリフのセンスも小気味いいです。 時折混じるギャグとシリアスの塩梅も良く、濃ゆいオリジナリティを上手く人口に膾炙するように落とし込んである作品となっています。純粋な尖った作家性を見たい方は『オナ禁エスパー 竜丸短編集』の方をお薦めしますが、王道少年マンガを好きな方にはこちらもお薦めです。なぜか癒される終末SFイセイカンコウユウ 白地真名無し起こっていることはものすごく深刻で重大なんだけど、出てくるキャラクターがどこかゆるくて読んだあとはなぜか癒やしを感じました。最初の養護施設でのシーンが後々しっかり活かされているのがよかった。根拠はないけどこの2人の未来は大丈夫だろうなきっと、と思えました。タイトルだけで多分、僕は彼女に嫌われている 若林アスカ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 次の旅行は北海道にしようゴールデンカムイ 野田サトルstarstarstarstarstaralank映画化記念(?)にヤンジャンアプリで無料化されていたので一気読みしました。 北海道の自然、アイヌの文化、明治維新前後の時代背景。迫力満点です。鶴見中尉がトンボみたいになってたり、鯉登お父さんがフレディマーキュリーみたいになってたり、所々に散りばめられている作者の遊び心も最高。 でも一番残ったのは、信じる心のあり方について。鶴見中尉の部下から信頼の得方、杉元とアシリパの相棒としての信頼、カムイの存在を信じるアイヌ。信じる心は強さにつながるのだな、と。 暴力やエログロ描写はそれなりにありますが、面白いです。おすすめです。アシリパかわいい。ともかく第一歩ということでシちゃった。 ぼんち。名無し逆に良いのではなかろうか、こういうののほうが。次は準備万端で迎えることが出来るわけだし。ヤリチンじゃないこともわかったし。いい漫画だタイトルと内容と絵のギャップ【推しの子】 横槍メンゴ 赤坂アカstarstarstar_borderstar_borderstar_border江戸川流行ってるから読んでみた。どうしよう、おじさんだからか、なにも感じなかった。奥行きを感じないというか。深く考えたいタイプにはあまり向いてない作品かも。とか言われたら叩かれそうだけど、まあ、飛ばし飛ばし読んだ雑感です。推してる方々、、ごめんなさい。 さて映像化はどうなるのかゴールデンカムイ 野田サトルstarstarstarstarstar_border江戸川不安であり楽しみである。頭脳戦・バトル全てが楽しめる嘘喰い 迫稔雄starstarstarstarstar山下真司後半に行くほど複雑で難解な心理戦・頭脳戦が楽しめる作品。どんでん返しのカタルシスはたまらない。またこの漫画のすごい点は、ギャンブル系作品で御法度の暴力で解決を平気でしてくる所。なので対暴力用の仲間もいないと簡単に殺されてしまう。 それがマジで最高主人公がいいねドッグスレッド 野田サトルstarstarstarstarstar_border山下真司主人公はフィギュアスケーター。好成績を出したと思ったら会場で大暴れしてフィギュアを追放されてしまう。親戚のじいさんのいる北海道へ行きそこでアイスホッケーに出会う。 ゴールデンカムイの作者がどんなスポーツ漫画描くかと思ったが結構熱くて面白い。どうなるか楽しみだね。 いまだ勢い衰えず君のことが大大大大大好きな100人の彼女 中村力斗 野澤ゆき子starstarstarstarstar山下真司主人公は100人の運命の人に出会うことが定められている。しかし、主人公に選ばれなかった場合その女性は死ぬ! それを回避するために100人全てを恋人にするというすごくアホなストーリー。キレッキレのギャグとキャラを使い捨てしない所はホント凄い。天才の宿命ダイヤモンドの功罪 平井大橋starstarstarstarstar山下真司主人公はなんのスポーツをしても人より出来てしまう、いわゆる天才。 この天才の魅力にあてられた大人、巻き込まれる子供たちのドロドロとした関係が丁寧に描写されている。 普通に吐きそうになるレベルで心にくるのでご注意を。おすすめはC武富智短編集 武富智starstarstarstarstar_borderひさぴよ2000年代のヤングジャンプに掲載されていた連作短編集。A・B・Cとそれぞれの巻で話の繋がりは少しあるけど基本的にどの順番で読んでも良いと思う。おすすめはCの「どんぐり飴」「大恋愛」などは特に出色で、甘くてほろ苦い青春短編でスッと心に入りやすい。他の短編はちょっと重めで大人なビターさが強いので初見の人に薦めるなら断然3巻の「C」から手に取ってみてはどうでしょう。 紫式部が出てくる漫画といえばパープル式部 フォビドゥン澁川starstarstarstarstar_borderかしこ今年の大河ドラマ「光る君へ」を観るのが楽しみです。主演の吉高由里子も好きだし、衣装も豪華ですごいんだろうな!…と、その前に紫式部がモデルの作品繋がりで「パープル式部」を読んでみようかな〜っと安易な気持ちで手を出したら強烈でした。大河を視聴中もパープル式部が脳裏に浮かびそうです。 パープル式部は結婚相談所のアドバイザーという設定ですがもちろん活かされません。読者から婚活してる男性キャラを募集したり1巻は迷走してるようにも感じられましたが、2巻からは脇役キャラが安定して面白かったです。ライバルキャラである清リトル納言の結婚&出産の話は最高でした。これだけでも読んでよかったと思えました。『緋色の研究』より前のホームズと「ベイカー街イレギュラーズ」 #1巻応援ガス灯野良犬探偵団 松原利光 青崎有吾兎来栄寿本格ミステリ『体育館の殺人』の青崎有吾さんが原作を、『リクドウ』の松原利光さんが作画を担当する、19世紀末のロンドンを舞台にした新たなミステリ。 19世紀ロンドンといえば、コナン・ドイルが生んだ世界中に愛好家がいる最も有名な探偵、シャーロック・ホームズですね。本作は、そのホームズを助ける浮浪少年のリューイが主人公の物語です。 巻末に北原尚彦さんの解説がある通り、ホームズ正典における「ベイカー街イレギュラーズ」、ホームズからお駄賃をもらって彼を助ける1ダースの浮浪少年たちという存在からリューイは着想されているものと思われます。 レストレード警部のような原作でもよく見かけた登場人物や名前だけ言及された事件名などが登場して、原作で書かれていたわけではないけれど仄めかされていた事柄を上手く繋ぎ合わせながら補完するような立ち位置の新たなシャーロック・ホームズの物語となっています。ホームズがまた開業したばかりでワトソンと出会う前段階ですね。 とはいえ、ミステリとしてサスペンスとして、また明日もわからぬ浮浪少年が今日を必死に生き抜く物語として純粋に面白いので、ホームズをまったく知らなくても面白く読めることでしょう。本格を得意とする青崎さんらしい、質実剛健な謎解きの楽しみを味わえます。 また、松原さんの高い画力で描かれる19世紀末のベイカー街と息衝くようなキャラクターたちがとても魅力的です。リューイの目力が良いですね。ホームズも癖はありながら、ずば抜けた慧眼を発揮するところはやはり格好いいです。アクションシーンも迫力があります。 今後、原作の他の有名なキャラクターたちは登場するのか、どのように料理されて提供されるのか。非常に楽しみです。むずかしいインサイド 世塚ブン治名無し※ネタバレを含むクチコミです。 自分にないものを持っている人には憧れる。相席いいですか? 河上大志郎 河上だいしろうstarstarstarstarstar_borderゆゆゆコミュ強とバリキャリ、互いにないものを持つ者同士がそのないものに惹かれ合って、いろいろうまく行きそうな予感がたまらなく良い。 あと極端な二人の会話から生まれるコメディもとても良い。 女子大生の桃子ちゃん。 喫茶店バイトでは、1人と指を出されて上を向いたり、食器を大量に割ったり。 類まれを見ぬどんくささ(あらすじでは「ドジ」)が秀でている。 やっちまったなあ!が続いているアルバイトだけど、コミュ強だから周りは許してくれているのかもしれない。 愛嬌って、大事。 一方、バリキャリOLの椿さん。 新卒への教育がうまくいかないと悩んでいる。 これは理詰め派だからかと理詰めで悩む。 1を見て100を理解するレベルのバリキャリだけど、相手を思いやる言動は何故か『商談』が真っ先に出るような得意さらしい。 ランチタイムに繰り広げられる、桃子ちゃんと椿さん二人によるコントみたいでおもしろい。 桃子ちゃんは、コンビを組むなら椿さんとがいいと思う。東京シティ、こわい所やで!! #読切応援ボーナスステージ 三ヶ嶋犬太朗starstarstarstarstar天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。<<12345>>
一撃の描写が迫力あって好きです。時に無名キャラでさえ、見開き使って描かれることもあります。そういう時はもう読んでるこっちも、来る!ってわかります。でページめくると案の定ド派手な一撃が描かれている。案の定なんだけど、そのちゃんときてくれる感じが気持ちいいです。 描写だけでなくストーリーも良いです。強くて、前向きで、マイルールを徹底して守る意志の強さがあり、憧れます。 高校生の時のちょっとふざけた要素を持っていたキー坊も好きでしたが、こっちシリーズのキー坊の方が個人的には好きです。 格闘好きにはもちろん、親子の絆系が好きな人にもおすすめです。