IT系企業で働く加茂は、仕事も出来て、顔良しスタイル良しのハイスぺリーマン。社内の女性たちの憧れの存在だが、実は加茂は女性が大の苦手。(なので童貞)目が合う女性には、自分に気があるのでは?という残念な自意識過剰ぶりも発揮。そんな加茂だったが、会社からの帰り道、カメを池に捨てようとしていた不思議な雰囲気の女性・遠山千世と遭遇する。そのカメを助けようとした加茂は池に落ちてしまい…カメの縁から始まる残念な童貞イケメンと天然で儚げオーラ漂うバツイチアラサー女の、もどかしいラブストーリー!
「からかうと本当おもしれーな、おまえ」――憧れの大学生活が始まり、ハイレベルな新しい恋をしたい!と意気込む瑠美は、清純な見た目と裏腹の肉食ハンター系女子。そんな彼女が一目惚れしたのは、「泣かせた女は数知れず」と噂のイケメン先輩・結城くんだった。モテテクを駆使してアプローチする瑠美だが、結城くんの反応はイマイチ…どころか、逆にこっちがドキドキさせられっぱなし(怒)!だけど瑠美のとある言葉に、結城くんはグッときたみたい!?「これって脈アリ!?だったら絶対、彼のほうから襲わせてみせる!」…と恋の主導権を握るはずが、結城くんの天然な愛し方に翻弄されてしまって…!?
「いつまでも男装でいろとは言っていない。相応の歳になったら、私の愛人にしてやろう」7年前。信じてお慕いしていたあの方に、初めて命じられた仕事は《暗殺》だった――。秘密結社で育てられた少女はクラウディオという名を与えられ、1か月の期限内にターゲットを暗殺するべく、男の制服に身を包んで女人禁制の神学校へと潜入したのだが…。「この時の私は考えもしなかった。誰かと恋をする日がくるなんて…」――まさか潜入先の男子校で、どん底からの逆転劇が巻き起こり…高貴な令嬢として愛でられることになるなんて!?華やかな海の都・オリヴェート共和国を舞台に繰り広げられる、恋と成長の異世界ファンタジー!
「俺には君の力が必要だ。悪いが手離す気はない」――辺境の雪国・フレゼリス。王族末姫のシーラは、強大すぎる氷の魔力を制御しきれず、《氷の聖女》とは名ばかりのできそこないとして王宮の皆に蔑まれている。そんなシーラに、熱砂の国・アブハジクのイサーク王子から求婚が届く。イサークは《炎の悪魔》と呼ばれ、他国にまで悪名轟く存在。そんな彼の花嫁に選ばれたシーラは、厄介払いかのように国を送り出されてしまうのだった。――しかし、誰の手にも負えないはずのイサークの《暴炎》は、シーラのキスでコントロールできるとわかり…!? 不遇聖女の逆転劇&じれキュンな溺愛新婚ラブストーリー!
資産家で旧華族・西園寺家の一人娘・美織は、ある日大企業の御曹司とのお見合いを破断。その代わりに婚約者に指名したのは、西園寺家執事の正宗だった!?正宗は不老不死の吸血鬼であり代々、西園寺家に仕えてきた従順な執事。だが、西園寺家の使用人で美織の母だった香純は、正宗が血を吸ったせいで死んだのだった。西園寺家の養子となり、正宗への復讐を虎視眈々と狙っていた美織は、正宗と結婚し、初夜を迎えたその日、正宗の心臓に銀の杭を打ち付ける…が、「吸血鬼は『相思相愛』となった人間に刺してもらわなければ死ねない」この男を殺すには、愛し愛されなければならないの!?そんな正宗が私に言った言葉――――「私を殺せるようにたっぷり教育してさしあげますよ、お嬢様。」私が殺したい吸血鬼は、なぜかとてつもなく死にたがっています!?
人が強い思念を遺して死んだ時、繋がりの深い場所が異界化することがある。異界となった場所は空間が歪み、踏み込んだ人間が捕らえられるなど様々な弊害を引き起こす―――――その場所に赴き、整えて元に戻す役目を追うのが空間調律士である。ベテラン調律士の岩壁は、ある事件に直面していた。いつものように難なく解決するつもりの岩壁だったがただ一つ気がかりなのは今回からバディとしてやってきた新人調律士・浮雲のこと。粗削りで、まだ危なっかしい浮雲の行動は、2年前、恩師を死なせてしまった自分の行動をも思い出させてしまうのだった。そんな二人は、この事件をきっかけに引き起こされる数々の異界化の原因に、尋常じゃない悪意を持つ人物の存在を知るが…!?
「もうやめてはやれないぞ。お前は俺の妻だ。離さない…」――年頃の娘を神様に嫁入りさせれば雨が降る――という言い伝えのある村。身寄りのない千代(ちよ)は雨乞いのため、《嫁》という名の生贄として山の祭壇に捧げられてしまう。彼女を迎えたのは栗花落涼(つゆりすず)と名乗る狐面の男だった。神と呼ばれる涼の正体は半人半妖。嫁など欲したことはないし雨を降らせることもできない、と涼は冷たく千代を拒む。「とにかく村に雨が降るまでおそばを離れるわけにはいきません」と健気な決意をみせる千代。しかし涼は「そう言い張る娘はこれまでいないでもなかった。だが、俺の仮面の下を見ても逃げ出さなかった者は、百年間でひとりもいない」と冷笑する。そして彼がお面をはずすと、そこには――「――妻になるとはこういうことだ。おまえはこんな俺に抱かれる。恐ろしくはないのか?」孤独な透明人間と、心優しい娘が、夫婦(めおと)になって甘い愛を育む物語。
【※この作品は話売り「半妖様の花嫁~いけにえ娘は奥深くまで寵愛される~」の第1巻~3巻を収録した合本版第1巻です。重複購入にご注意ください。】「もうやめてはやれないぞ。お前は俺の妻だ。離さない…」――年頃の娘を神様に嫁入りさせれば雨が降る――という言い伝えのある村。身寄りのない千代(ちよ)は雨乞いのため、《嫁》という名の生贄として山の祭壇に捧げられてしまう。彼女を迎えたのは栗花落涼(つゆりすず)と名乗る狐面の男だった。神と呼ばれる涼の正体は半人半妖。嫁など欲したことはないし雨を降らせることもできない、と涼は冷たく千代を拒む。「とにかく村に雨が降るまでおそばを離れるわけにはいきません」と健気な決意をみせる千代。しかし涼は「そう言い張る娘はこれまでいないでもなかった。だが、俺の仮面の下を見ても逃げ出さなかった者は、百年間でひとりもいない」と冷笑する。そして彼がお面をはずすと、そこには――「――妻になるとはこういうことだ。おまえはこんな俺に抱かれる。恐ろしくはないのか?」孤独な透明人間と、心優しい娘が、夫婦(めおと)になって甘い愛を育む物語。
「お慕いしております、アカネ。私の伴侶になっていただけませんか」異世界貴族の美少年・ルウィードと偶然出会い、仲良しになったアカネ。ルウィードはアカネに会うために異世界と地球を行き来するが、実は彼の住む異世界と地球の間では時空に歪みが生じており、アカネにとっては1か月でも、ルウィードにとっては1年の月日が流れるという時間差が発生していた。二人が出会ってしばらく経ったある日のこと、美青年に成長したルウィードから、アカネは秘めた想いを伝えられる。しかし恋愛にウブなアカネはルウィードの求愛を受け止めることができず、傷心のルウィードは異世界に帰り、姿を見せなくなってしまった。初めて自覚する空虚感の正体に気づいたアカネは、ルウィードが残していった魔工具『転移ポータル』を使い、彼の住む異世界へゆくことに。そこで再会したのは、なんと美紳士(イケオジ)となっていたルウィード侯爵で――!?時間の進み方が異なる異世界と地球を舞台に、異世界で先に美紳士となったルウィードと、地球に住む女性・アカネの時間差・年齢差ラブストーリー!
【※この作品は話売り「異世界オジサマの一途な溺愛~弟だと思っていた美少年貴公子が転移先で超ダンディな侯爵様になっていました~」の第1巻~3巻を収録した合本版第1巻です。重複購入にご注意ください。】「お慕いしております、アカネ。私の伴侶になっていただけませんか」異世界貴族の美少年・ルウィードと偶然出会い、仲良しになったアカネ。ルウィードはアカネに会うために異世界と地球を行き来するが、実は彼の住む異世界と地球の間では時空に歪みが生じており、アカネにとっては1か月でも、ルウィードにとっては1年の月日が流れるという時間差が発生していた。二人が出会ってしばらく経ったある日のこと、美青年に成長したルウィードから、アカネは秘めた想いを伝えられる。しかし恋愛にウブなアカネはルウィードの求愛を受け止めることができず、傷心のルウィードは異世界に帰り、姿を見せなくなってしまった。初めて自覚する空虚感の正体に気づいたアカネは、ルウィードが残していった魔工具『転移ポータル』を使い、彼の住む異世界へゆくことに。そこで再会したのは、なんと美紳士(イケオジ)となっていたルウィード侯爵で――!?時間の進み方が異なる異世界と地球を舞台に、異世界で先に美紳士となったルウィードと、地球に住む女性・アカネの時間差・年齢差ラブストーリー!
「自分でここに触れたことは?…じゃあたくさん可愛がってやる…」──高熱を出したことで、前世は恋と縁のないOLだったことを思い出した聖女・クロエ。前世の記憶とともに【恋がしたい】という欲求が目覚めてしまうが、国で唯一の聖女は恋愛ご法度…諦めるしかない。と思っていたら、お付きの聖騎士・マティスと腹黒王子・アドリアンにそれぞれ求愛され、純潔を狙われることに!?ちょっと、ふたりとも──!!「聖女なんて辞めて俺の女になれ、クロエ」「クロエ様、お慕いしています。私だけがあなたを…」
タワーマンション。様々な家庭、人種、金銭感覚の人たちが住む場所。そんな場所で働くコンシェルジュ3人が見た「生活やトラブル模様」を客観的な視点で描く。コンシェルジュたちはどうやって対応し、住民を見ているのか。住民同士の特権争いに巻きこまれる新米コンシェルジュの西口は、奉仕のみで感謝されない日々に次第に徒労を感じ始めるが…!?