蜜着ボディガード
24時間密着?私はあなたのプライベートボディガード☆■新垣沙彩、職業プライベートボディガード。恋人兼秘書の名目で、イケメンCEO葛西蒼太の24時間警護につくことに。恋人に見えるようにと、CEOのレッスンがはじまって……。急にそんなっ。あれっ、こんな感覚初めてっ!やめてください、仕事中ですから。そして迎えたXデーの株主総会当日。陰から葛西を狙う狙撃者、見城。沙彩は葛西を守ることができるのか!?二人の恋の行方は?
運命の相手が有名俳優でも、あなたは恋を貫けますか?■上京してすぐにとある大きな劇場に向かった私。大好きな俳優さんが上演中のミュージカルを観に行くためだったのに、その帰り、偶然にも追手から逃げている彼に遭遇!ふたり運命の歯車は大きく動き出して……。恋愛小説の旗手・内藤みかが贈る、胸キュン必至のちょっとエッチなラブストーリー。あなたは運命を信じますか?
就活全敗女子と負け犬ハリウッドスターの“運命の愛”■私が彼を忘れられないのは、きっと彼が自分にとって初めての男性だったからだろう。誰にも知られたくない秘密を、彼と共有したあの夜──自分の中でずっと眠っていた女を目覚めさせたのは、彼の唇、舌、そして指先だった。誰にも触れさせたことのない場所を、初めて味わった男も彼だった。彼を体内で感じたあの瞬間、私は大人の女になった。彼が私の中で果てた時、このまま死んでも構わないと感じた。そして二人の間に生まれた情熱は、やがて小さな実りを残し永遠になった。
桜花の風輪
ずっとあなたが好きだった、長い間、ずっと想っていたの。■卒業式、一良は想いを寄せる華織に告白しようか迷っていた。大学は違うので、ここで告白して付き合えなかったら、これから会うのが難しくなるからだ。そんな一良だったが、意外にも華織のほうから話しかけてくる。嬉しさに心を弾ませ、近寄ろうとした瞬間、世界が一変した。真っ暗な闇の世界に驚く一良。彼の目の前で跪き両手を合わせる華織は、泣きながら懇願する。この闇の先にある館で眠る主を助けてほしいと。一良は華織に向け、交際してくれたら引き受けると答えるのだが──。
薔薇色のキス
あなたのキスに私のすべてが蕩けてしまう──■姉夫婦が営むブライダルドレスショップ“パルドリ”で働く優依は、取引先のタテバヤシブライダルの専務、峻哉をひそかに想っている。だけど彼は優依には冷たく、目も合わせてくれない。それでも礼儀正しく接していた優依は、ある夜、尋ねてきた峻哉に抱きしめられて恍惚となる。抱擁に続くのは熱いキス──。愛が届き、実ったのだと歓喜する優依は身も心も捧げてしまう。甘美な快感に思わずあげてしまった声。その声が上階にいる姉夫婦の耳に届き、二人の想いは思わぬ誤解を生んでしまう。愛はあるはずなのに、愛を感じさせない交際へと発展し──優依の献身的な愛の行方は!?
あなたへの愛を抱いて私は踊り続ける──■蓬山に住む人ならざる者達は日本を守る精霊たち。紅羽は季節を守る季の軍、その中でも夏を司る夏季軍で育ったが、今は春季軍に所属している。自らが育った夏季軍の長、夏季将軍である嘉悦に強く求められ、愛に気づく。深く結ばれた二人。満ち足りた幸福に喜ぶものの、嘉悦のために覚えた舞いが、二人の愛を引き裂くことに。それは天上界に住む七人の帝の一人である緑興帝からの召喚だった。抗うことを許されない立場の紅羽と嘉悦。引き裂かれた愛を取り戻すために嘉悦が取った行動とは──
彼女は「ひと目惚れしちゃった」と破顔した――■全身赤尽くしの女・キャットテールと、感情を表さない男・ヒトヨミが出会ったのは、12月に発生した台風の急速低気圧化事件の現場となる岬。違う組織に所属する二人は、それぞれの組織で本事件の担当だった。「ひと目惚れしちゃった」と言って、ヒトヨミに懐いて居候まで始めるキャットテール。彼女を疎ましく思いつつも放っておけないという自身の感情に困惑するヒトヨミ。お互いに相手の動向を探り合ううちに、過去最大級の台風が接近する……大人の香りが漂うサスペンス恋愛小説。
政略結婚が決まっているのに、違う男に惹かれて――■政略結婚を迫られたわたしは、初恋の想い出となる指輪を胸に、気持ちの整理をつけようと街へと飛びだした。そこでシュンという青年と出会い、たちまちわたしたちは惹かれあう。結婚の相手との婚約発表が控えている中で、時間を作っては逢瀬を重ねていくわたしたち。頭では政略結婚を理解し受けいれているのに、わたしの心は、初恋の想い出やシュンへの想いで激しく揺れ動く。そして、わたしの選んだ未来は――甘くて苦いピュアなラブストーリー。
少年ロマンチック
恋と仕事に疲れたオトナの女が、淋しい11歳に振り回されて■小山内めぐみは、齢30の野良猫漫画家。気の合う友人でもある担当編集者・及川とは、なぜか体も合う関係。一緒にいれば楽しいし、互いに自然と寝たくなってしまう。だが、及川は結婚していた……。そんな及川の口から「連載打ち切り」を告げられた上に、ホテルに置いてけぼりを喰らった朝、めぐみは見知らぬ小学生の男の子に声をかけられる。「あんた暇そうだ。だったら俺と石和温泉に行かない?」――男の子・巧のリュックには大金が詰め込まれていて、めぐみは、ついその気になってしまう。それが奇妙な“狂言誘拐”事件のはじまりだった!?
緋色の愛に燃えて
私を求めてほしい。体の隅々まで、この身の奥底まで■女だてらに剣を携え、王妃の護衛士を勤めているフレアは、優美なルヴァ王太子に心酔している。そんなフレアの前に、だらしない格好をした男が現れ、有無を言わさずキスをした挙げ句、お前を嫁にすると言い残して立ち去っていった。あの男は、誰?怒りと戸惑いを抱きながら、戦場から一時帰城した第二王子を迎えるために広間に向かったフレアは、そこにさっきの男がいることに驚く。フレアに強引なキスをしたのは、なんと第二王子のランティスだったのだ。この国は貴賤婚を禁じている。軍人家系のフレアは貴族ではない。どうやってこの問題を解決するつもりなのか?そう思っていると、今度は憧れの王太子が強引に迫ってきて──
逃げたい男と離さない女、不毛な愛に決着をつける危険な道行き■妻子のある男・哲也と5年越しの不倫関係にある理世は、誕生日を迎えた休日、二人にとって思い出の場所・北陸路へのドライブ旅行をせがむ。理世は泊りがけと思っているが、接待ゴルフと偽って家を出てきた哲也は、どこかで適当な理由をつけて帰らねばならない。だが、なかなか切り出すタイミングが見いだせない……と、そこへ哲也の妻から電話が入り「息子が盲腸で入院することになった」と告げる。妻は勤務先の社長の娘。今、引き返して病院に駆けつけなければ、哲也は家庭も仕事もすべてを失ってしまいかねない。帰りたい男と、そうはさせじとする女。高速道路を疾駆する車中で、虚々実々の駆け引きが始まる。
鳳凰の輝きに魅せられ、罪を犯したのは誰!?■理央は行方がわからなくなった弟を捜してある屋敷にやってきた。現れたのは美貌の女。榊原美紗子と名乗った女主人は、この屋敷に弟がいることを認める。しかしながら会わせてくれない。懇願する理央に対し、ゲームをして勝ったら会わせてあげると言い出す。そのゲームとは、この屋敷に住む誰かが美紗子から奪ってしまった『瑞玉』と呼ばれる赤い石を手に入れること。受けて立った理央は、『瑞玉』を探して屋敷の中を歩き回る。そこで出会った男、瞬の協力を得ることに。孤立無援の理央は優しくしてくれる瞬に惹かれていき、求められるままに──魅力的な男達が住む屋敷は、愛憎渦巻く危険で妖しい場所だった。