西洋の文化が入ってきた明治の初期。田舎で共に暮らす母の病気を治すため、なんにでも効くという西洋の薬を求めて少年がある屋敷へ走っていた。するとそこには、奇異な風貌の医師と看護師らしき女がいて、よく効く薬の代わりに、貧しい少年に代償を求めてくるのだった…(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪に収録されています。重複購入にご注意ください。)
中学生の幸男は学校帰りに小さな人形の腕のようなものを拾った。家に持って帰ると、なんとその腕は生きていて、呼吸もしているし食事もするように。その腕を興味本位でペットとして育ててみると、どんどん成長していって…?(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪に収録されています。重複購入にご注意ください。)
線路脇に放置されていた卒塔婆。それは20年前に事故死してしまった幼女のものだった…。そして、それに手を合わせた人が次々と…。「無縁仏はみだりに拝んではいけない、憑いて来る」という伝承を元に描かれた、永久保貴一の初期の傑作。(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪に収録されています。重複購入にご注意ください。)
夫を亡くして以降、貧しい生活を余儀なくされている姉と幼い甥の憲太郎を見舞った洋子は、裕福な柏原家に嫁ぎながらも何一つ自由にならず、家長の義母と無理解な夫に悩まされていた。そんなある日、義母に甘やかされている洋子の娘・メイのところに憲太郎がひとりで遊びに来て…!?(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪に収録されています。重複購入にご注意ください。)
生物学の権威、いやマッドサイエンティストとして有名なアダム・ゴードン博士。彼のもとには「死んだ恋人のクローンを作ってくれ」だの「冷凍保存している人間の解凍」だの、トンデモ博士にならできるかも?な無理難題な依頼が日常茶飯事。しかし、彼は科学の魔法で犯した罪を現在も償いながら生きている。リスクを知りながらも依頼者たちにNOとは言えない、ひみつの過去とは…? おまけマンガには、山下友美の人気作「モンスターD・J」の主人公 ドナルド・ウォーカーが友情出演!
占い師・仲村健史氏に漫画家がマジメに占ってもらう企画。今回はオカルト・ホラー界の大ベテラン漫画家・永久保貴一が登場。激動・激変の漫画業界で、還暦を越えた今後の創作活動についてマジメに占ってもらいますが、驚愕の占い結果に…!?(17p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.15に収録されています。重複購入にご注意ください。)
マンガ家・及川しおりがある夜、出くわしたのが、行く手を遮るすいかの模様をした大きな壁のような化物。それから、みかんの形をした小さなかっぱの化物。「みかんかっぱ」と名乗るその「くだもん」の妖怪は…めちゃくちゃかわいかった!?(21p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.15に収録されています。重複購入にご注意ください。)
私の幼なじみ・ノトスの一族は、遥か昔から代々郵便配達を担っている。葉っぱより軽い物から象のように重い箱まで悲喜こもごもの贈り物を運ぶのが彼らの仕事。ノトスは大女優の私・マルチダのことも荷物扱いする始末で失礼しちゃうわ…! しかし、扱うものは宛先不明の配達困難なものばかりで…? 風を操り空間と時を越え、郵便物を届けるポストマンの物語。
代書屋佐永
時は文化文政のころ、江戸は雑司ヶ谷界隈に、文や書簡のみならず書画の贋作までやってしまう佐永という筆の達人の代書屋がいた。しかし、彼にはもうひとつ、暗殺者の顔があった――。文花と名乗る町娘が現れ、自らの遺書を代筆して欲しいと言ってきた。遺書を手にしたら自害して果てるという彼女に佐永は高額の代金を要求するが…。
占い師・仲村健史氏に漫画家がマジメに占ってもらう企画。今回は2で登場した漫画家・楠桂の双子の姉で漫画家の大橋薫が参戦。双子ゆえの悩みを赤裸々に告白!?その闇から救われるために占ってもらいます。(18p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください。)
「死んでも言わない」のが人の本音。でも、本当に死んだら…? そう、誰にも聞いて貰えない死者は本音を吐き出してしまうもの。そんな死者の心の叫びを聞くのが好きな、死者の声が聞こえるフリーター女子が聞いた、ずるい男に騙された女の本音とは…?(24p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください。)
時は文化文政のころ、江戸は雑司ヶ谷界隈に代書屋を営む佐永という筆の達人がいた。しかし、彼にはもうひとつ、暗殺者の顔があった――。山下友美の人気作・代書屋佐永の新作。目明かしに思いを寄せる腕利きの仕立て人の娘の運命を…書き換えます。(17p)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください。)