ナイショ×ボーイ
不況でリストラにあったOLの愛梨。次に見つけた仕事は、なんと名門男子校の理事長!?初めての赴任先には、あろうことか海辺で知り合ったサーフィン少年が、生徒会長&超優等生として待ち受けていた!!!表題作イケナイLOVEコメディ。
BSL(ベッドサイドラーニング)と呼ばれる病院実習に勤しむ医学部5年生の倫子。人の生き死にを目の当たりにし、学生としての無力さを痛感、早く本物の医師になる決意を固める。一方、憧れの小児科医・生方先生への恋心は募るばかりで…?涙と笑いと衝撃に満ちた女子医大生たちのキャンパスライフ!
万華鏡作家となった西塔瑠璃(さいとう・るり)が、万華鏡に関連するさまざまな事件の真実を突き止めていく恋愛ミステリー。デザイナーの仕事や恋愛に不満を抱く瑠璃は、強盗殺人事件に巻き込まれた父の突然の死にショックを受ける。その後、ステンドガラス職人だった父の工房から万華鏡を見つけた瑠璃は、万華鏡作りを父へ勧めていたと話す賀川(かがわ)と出会い……!?※「絹の宿」は収録しておりません。
理不尽のみかた
検察審査会の事務官・縁(えん)は、理不尽だと訴えてくる「お客」から怒りをぶつけられる毎日。そんな日々も、夫から勝手に別れを告げられた過去も、流して呑み込んできた。が、ある日、隣に日本オタクのイギリス人が越してきて、何かが変わり始める…!笑いあり、涙ありで、心のデトックスができる!と評判の、非リア充たちのヒューマン・コメディ。
新聞の募集広告を見て一流会社の面接に来たビリー。路地でいきなり襲われ、通りがかった紳士に助けられたが、なぜか口元にホクロが出来ていた!その紳士に紹介された仕事先に行くと、待ち受けていたのは3人の男性。そのうちのひとりは、ビリーを襲った男だった!!「役者は揃った…」彼らが企てた“ナット・クラッカー計画”とは!?野間美由紀の傑作ロマンチック・ミステリー!
女子高生・日向葵(ひゅうが・あおい)と気象予報士・稲見良一(いなみ・りょういち)が、気象にまつわる不思議な事件を解いていくウェザーミステリー。一学年上の先輩・原田(はらだ)に想いを寄せていた女子高生の葵は、天気予報で雨が降ると知って彼のために用意していた傘を、原田に渡しそびれてしまう。そこで、雨宿りしていた男性にその傘を渡して去った葵だったが……!?
女医のタマゴ
お医者になるため、憧れの女子医大に入学した倫子を待ち受けていたものは…!?飛び散る血潮!!自分の体で人体実験!?蓄尿しながら合コン!?涙と笑いと衝撃のキャンパスライフ物語!!
「パズルゲームはいすくーる」でおなじみの名コンビ・三輪香月(みわ・かづき)&押上大地(おうかみ・だいち)が、探偵事務所を開業するまでの活躍を描いたトレジャーシリーズが登場!老舗の製菓会社「小栗(おぐり)製菓」に就職して研修を終えた大地は、その研修センターの厨房でアルバイトしていた香月から、そこで自殺した新入社員の話を聞く。その後、上司に残業させられていた大地は、資料室で社長夫人の遺体を発見して……!?
大食い“小麦(こむぎ)”はシェフになりたい!と勝手に決意!ダメお嬢・小麦は、料理人というより、人として成長できるのか!?イケメンだらけのレストランでのラブの行方も見逃せない★
大地と香月は卒業して就職活動をしていたがなかなか良い仕事にめぐり合えず、事件解決の依頼をこなしていく毎日! そこで正式に『私立探偵』としてやっていく決意を固めたが、初めての『仕事』は思いもかけない展開に…! 進化を続けるNo.1ミステリー、プロとして走り出した2人を描く最新シリーズがついに待望のコミックス化!
ようこそ、ワタシ
揺れ動く女性たちのホンネの恋☆ ずっとずっと好きだった…彼もそうだと思ってた…でも彼が本当に好きだったのは…!? 結婚を前に姉の存在が気になる春菜は? 表題作他4編を収録。ファッショナブルな絵柄とセンスあふれるストーリーで大人気、中山亜純のおしゃれな傑作短編集登場!!
人それぞれの恋物語……。私の恋は、ハッピーエンドになるかしら?結婚に戸惑う少女を描いた表題作「ブライダル・ムーンに花束を」をはじめ、少女たちのみずみずしい恋6編を収録した傑作短編集!!野間美由紀のデビュー作や単行本未収録作品も収録!!
誰もが「理不尽なしうち」は経験する。 仕事でも、私生活でも。 そして漫画やドラマの中では、それらの理不尽を スカッと解決してくれるヒーローが多数登場する。 頼れる家族や仲間、プロフェッショナルな弁護士や医者。 仕事人や魔法使いやドラえもんなど。 だがこの漫画「理不尽のみかた」の主人公・佐倉縁は、 凄腕だとか敏腕だとか豪腕だとかの解決人ではない。 検察審査会事務局員。 ザックリ言えば裁判所の事務員さん。 不起訴になった案件について、その判断が適当だったか 再検討をする場の運営に携わる公務員だ。 佐倉自身が理不尽に白黒をつけるわけではない。 はなからそんな裁量や決定権がない。 むしろ、徹底して第三者でいなければならず、 被疑者側・被害者側、どちらにも利益を提供しては いけない立場の人間だ。 あえて言うなら問題に対して無力だ。 その場の空気でいなければならない存在だ。 普通ならドライな感覚に徹して、 仕事を事務的にこなせばいい。 いっそ、他人の不幸は蜜の味、と楽しむことも可能。 だが佐倉は自身も過去に体験した理不尽を引きずっており、 毎日毎日、目の前で繰り広げられる理不尽群像劇を 見せつけられ、かなり疲れていた。 そんな佐倉のアパートの隣の部屋に、 イケメン外国人留学生が越してきて、 成り行きでボランティア的に観光案内をしたり、 天然ボケに振り回されることに。 より疲れてしまう佐倉だが、偶然の作用もありながら、 迷惑をかけたりかけられたりしたときの 心の持ち方など色々なことを考えるようになる。 そして「なにもしない」とか「できない」とか、 「仕方ない」ということにたいしての、 自分なりの答えを見出していく。 主人公は理不尽に対してオールマイティな解決策や 必殺技を持っているわけではない。 だからといって無気力無関心には逃げない。 空気の立場で出来ることを模索し、 カン違いや結果オーライなだけなこともあるが 理不尽なめにあって心臓がいたい人を 空気な立場で「味方」になって支える。 また、その空気感が適度に(自虐的だったりもするが) 明るくて前向きで良い。 理不尽話を少しだけれど笑い飛ばせる。 ちょっと独特な「理不尽の見方」をする個性的な漫画。