ゾンビマンガの感想・レビュー62件ゾンビだらけの世界でやりたいことをやるゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎六文銭ブラック企業で死んだような生活をしていた主人公。 ある日謎の感染によってゾンビだらけの世界になってしまい、そこで絶望するどころか、会社にいかなくてよくなった解放感で、これまでできなかったことをやっていこうという話。 荒廃した世界の中で、なんとも前向きな話。 ただ、自分もいつ死ぬかわからない状況になったら、将来とか老後とか考えずに今何をしたいかを優先するんだろうなと思うと納得できる。 ゾンビに襲われる描写もあるが、そういったパニックホラー的な話よりも、それ以上に「生きること」にフォーカスしている感じが良い。 主人公のブラック企業から解放だけでなく、友人のケンチョは本当はお笑い芸人になりたかったとか、 ヒロイン・三日月閑も、厳しい父親の教えから、やりたいことよりもやるべきことを優先されて生きてきたことからの解放も描かれたり、登場人物何かしら縛られていた環境や過去から脱却は、読んでいて気持ちが良い。 人間何かしら不自由だったり、制約があるなかで生きてますからね。 こんな世界にならないと、やりたいことを思いっきりできないのは弱冠悲しいが、だからそ登場人物たちが生き生きしている様がイイ。 読んでいて元気になる作品です。 アニメや実写化などメディア展開も華々しい作品なので、そちらもチェックしたくなりました。アイアムアヒーローに学ぶZQN完全対策マニュアルアイアムアヒーロー 花沢健吾マンドリン松本噛まれないために、とりあえずZQNには何かを噛ませておくゾンビ漫画でオムニバスって可能なんだZ~ゼット~ 相原コージstarstarstarstarstarかしここれって連載モノじゃなくてオムニバス漫画なんですね。町にゾンビが大量発生するというワンシュチュエーションでこんなに多種多様なネタを思い付くなんて発想力がすごい。そしてどんなアイディアも惜しみなく1話で使い切るから流石だ。ほのぼのギャグとして終わる回もあればシリアス回もあり、最初から最後までどのエピソードも面白かった。掲載誌の休刊によってああいうラストになったそうですが、全く違和感なく相原コージ先生らしいラストだと思いながら読んでました。「真・異種格闘大戦」に比べるとグロ描写は少ないと思いますが、やたらエロい女の裸とかが出てくるので電車で読むのは向かないかもしれません。ゾン100アニメ化ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎名無しともりる 実年齢は23歳 演じるアキラは26歳 実年齢より年上 演じるなんてスゴい 第一話から濃いゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎starstarstarstarstar_borderゆゆゆブラック企業務めでいろいろおかしくなってしまった主人公。 ブラック企業勤め2年目にあったポストに謝るシーンが物静かにこわい。 3年目、会社に行かなくて良いとなった途端、目に生気が宿る。 「明日も明後日も来週も、会社に行かなくていいなんて夢みたいだ」 第一話最後のページのセリフをみて、ふっきれた人は強いなと思った。 ゾンビがそこにウヨウヨいるけど、せっかくのおやすみをのびのび。 この描写に、主人公の独特さと、この作品のおもしろさが濃縮されていると思う。 一緒にバカなことをしてくれる友達がいたり、一緒に旅してくれる女の子がいたり。 失った数年を取り戻すように活動する姿がまぶしい。 そんなゾンビだらけの世界。 主人公をみていると、別の方法でブラック企業を辞められたら良かったのになあと思ってしまう。ゾンビ視点の内情と彼らのゆるい過ごし方TALKING DEAD 葉野宗介さいろく本作ではゾンビにはおしゃれの感覚すらあることになっている。 なんとなくお決まりのゾンビの概念にプラスαがあったら?という感じの、ゾンビ側の視点を描いているコメディ。 彼らをぶちのめしていくのはどこかで観た事あるよねっていうアメリカンな俳優にそっくりなキャラクター達…ゾンビデリヘルデリバリーオブザデッド ホリユウスケ大トロ怖いのも嫌いだしグロいのも嫌いなんですが、斬新だなと思って読んでみました。 新しい世界が見えました。 主人公のポジティブでぶっ飛んでる発想が面白いゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎starstarstarstarstarmotomi※ネタバレを含むクチコミです。「宵待リビング×デッド」感想宵待リビング×デッド 笹木あおこニーナとても温かくてちょっぴり切なくて優しい気持ちになれる〝ゾンビもの〟はいかがですか? そんな心地よさを感じるおとぎ話のような世界。 …ココノゾンビハコワクナイヨ~(笑)パニックホラーというやつアイアムアヒーロー 花沢健吾名無し謎の感染症による平凡な日常の崩壊を描いたSFホラー漫画 みんな誰もしも、ヒーローになりたいと切実に思っているのに行動に移せない。 そんな気持ちに折り合いをつけられないまま大人になりました。主人公も僕もあなたも。 物語はゾンビです。ゾンビが出ない日常の「静」とゾンビが襲撃してくる「動」のシーンが絶妙。突然ゾンビが現れてビビるホラーゲームみたい 終末世界でポジティブの極みゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎starstarstarstarstar_border宮っしぃブラック企業に勤めていた主人公が、ゾンビが溢れて崩壊する世界でゾンビになるまでにしたいことを決め、ポジティブに日本を旅していく 仲間と出会い色々な場所でバカな事をしたりと、ネガティヴ要素満載の終末世界の中でもポジティブにやりたい事をしていくのは見ていて気持ち良さがある 笑い、出会い、別れなどなど、物語の起伏のバランスが良いので読んでいてかなり楽しめた ゾンビが溢れた時に真っ先に主人公が言ったセリフが、会社に行かなくていいんだ!は最高のつかみだった...ついに完結!アイアムアヒーローについて語ろうアイアムアヒーロー 花沢健吾はまるー※ネタバレを含むクチコミです。最期は切ないワンダフルワンダーワールド 乾良彦六文銭わたくし ロボットとか人間以外の存在が感情をもつ とか 記憶を亡くしたはずなのになぜか特定の事・人だけ本能で覚えている とか、こういう設定が弱いんですよね。 掛け算されたら、シナジーが発生して号泣必至です。 本作は、まさにそんな作品で、もうドツボでした。 登場人物の1人が、ある日ゾンビになってしまい、そこに家族や最愛の人を前にしてどう行動するのか?をオムニバス形式で描いた作品。 ゾンビになって理性を失い記憶が欠落しても、なくならないものってある。 それは愛なのか、大事なものを失いたくないという本能なのかわからないのですが、ギリギリのラインで耐える瞬間は感動します。 特に#2の父親と娘の話は、何度も読んでもグッときます。 #4の老夫婦の話も好き。 ゾンビ漫画ってだいたいパニックホラーが多いですが、 こんなヒューマン・ドラマな側面とも相性が良くて、また1つゾンビ漫画の奥深さを痛感しました。 日本版ゾンビ漫画アイアムアヒーロー 花沢健吾starstarstarstar_borderstar_bordermotomi登場人物の人間性やストーリーの流れが単純なものから複雑になっていって集団心理の怖さも感じました。 そこに人間の良心が垣間見えるときがありました。 ヘタレなのにやる時はやる主人公が時々カッコよく見えました。 ゾンビとグロが苦手な方にはおすすめできませんが、ストーリーは面白いです。楽しい学園暮らしがっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) 千葉サドルstarstarstarstarstarNano可愛らしいタイトルに可愛らしい絵柄、可愛らしい制服に身を包む可愛い女の子たちのマンガですね。 アニメから入った民だけどあれももう7年位前なのかぁ…一話の衝撃はまだ覚えてます。 まだ見たことなくて気になってる人はぜひ何も情報を仕入れずに触れてほしい作品ですね。 それにしても最近涼しくて過ごしやすい。窓からの風が気持ちいいですね。社畜、ゾンビワールドで人生を取り戻す!!ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎たかみんな1度は考える「世界がゾンビに襲われたらどうするか」を地で行く、超ハッピーな終末世界・ポストアポカリプス作品。 少女終末旅行、ヨコハマ買い出し紀行のような「心地よい破滅」と違い、ポジティブで享楽的なのが魅力。 (今のところ終末世界特有の切なさは感じられない) 元ラガーマンで溌剌とした輝(アキラ)は、3年のブラック企業努めで精機を失いゾンビ化(比喩)していき、家はゴミに溢れ、街頭のポストに謝り、ホームに入ってくる電車を見つめて死を思う。 しかし、ある朝起きると世界はゾンビと化した人間(本物)で溢れ崩壊していて―――というオープニング。 このあとの、 ***もう会社に行かなくていい!! いままでやれなかったこと、全部やっちゃう!! 部屋も掃除して昼間っからビール飲んじゃうよ!? 昼ビール最高〜〜!!*** という、『負の抑圧が開放されるカタルシス』が最の高!🍺 サンデーうぇぶりで連載を追っていて1巻が出たので購入したけど、やっぱゾン100面白い〜! 香坂さんご夫婦の存在は、本来のゾンビワールドに怯える正しい反応で、アキラの社畜からの開放による異常なハイテンション&ポジティブと対照的なのがいい! そしてこんな非常時にもかかわらず。階の上下でのご近所付き合いをするのがほのぼのしてて好き(こんな非常時なのに意外と図太く注文つける奥さん、ナイスキャラ!) 1巻の続き。ケンチョと合流したあとの展開がポストアポカリプスものの理想形をしているので、ぜひ連載もチェックしてほしい…!! (画像は1話より。アキラが人生を取り戻した瞬間の、暗いゾンビと輝(アキラ)の輝く笑顔の対比が最高) フードンビの感想 #推しを3行で推すフードンビ 栗原正尚starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 怨み屋本舗にも登場しそうなクズな上司やゾンビ騒ぎでパニックになりつつも自分の立ち位置などの計算をしながら人間同士の読み合いもあって面白い ・特に好きなところは? 舞台が流通の倉庫でなので商品として定期的に「怨み屋本舗」が出てくるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ここ最近読んだ中で全2巻でおもしろいマンガは何かと聞かれたら「フードンビ」って答えるね ゲーム未プレイでもサクっと読める南国ゾンビアクションバイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~ 芹沢直樹 カプコン名無し本作のみ登場する日本人の主人公とヒロインですし、本作だけの一事件として全5巻で完結しています。 シリーズ化されているゲームと関連する知識は、必要に応じて適宜解説されるので、問題なく付いて行けました。 絵が美麗で水着美女達が目の保養にもなる、良い意味でのハリウッド映画を観ている感覚でした。主人公がまさかのゾンビ!!人類養殖計画、始動!空腹なぼくら 友安国太郎やまもん人間がほぼ絶滅し、食糧危機に瀕するゾンビ社会。 人間の知性と感情を残したままゾンビ化した 特異体質のワタルは、仲間の食糧危機を打開するために “人類(エサ)養殖計画"“を思いつく。 それは…生き残った人間の男女を交配させて 人類(エサ)を養殖するという壮大な計画だった…! だが、やっと見つけた女が今も未練ある元カノだったことから…!? アイアムアヒーロー、新感染などゾンビものが好きなのでマンガボックスの試し読みから気になって、全3巻一気に読了。 主人公がゾンビという設定が新しい。過去こんな作品あったのかな? ゾンビは死なないからか、時間の流れが速く展開が早くてサクサク読める。主人公は人間以上に人間臭く、深く感情移入ができる。 普通ならゾンビをせん滅させて終わりだと思うけれど、この作品の終着点はどこになるのか。 ゾンビ屋れい子すごい面白いよね(なんでも板)ゾンビ屋れい子 三家本礼地獄の田中死者をゾンビとして復活させて迷宮入りした事件を解決する感じからだんだんゾンビバトル漫画になってくる。どっちも面白いしでかいバトルが終わるとゾンビ屋編が挟まるからいいバランスで面白い。 猫が猫として生きているからこそウォーキング・キャット 北岡朋野愛凄い作品に出会ってしまった。 ゾンビの脅威に怯える世界で、猫が猫として生きている。 人が人として生きることが困難に世界で、猫の存在が人と人の想いを繋いでいく。 猫は猫としてそこにいるだけなのに、共に生きた人の思い出を纏って、ささやかな幸せや優しさを与えている。どんな世界でも猫は可愛いし、人はひとりでは生きられないし、愛した人をそう簡単にあきらめられない。 猫じゃなくても成り立つストーリーかもしれないけれど、自由気ままな猫が自分で選んでそこにいるからこそ素晴らしい作品になっていると感じた。汗のサイズ、、感染者 OBU名無し作品の感想ではなく作者のタッチの話になるが汗の表現のサイズ感がおかしい、あまりにデカすぎてそれが水滴とは気付かず出来物腫物の類と思っててそれについての説明が無くこれは何なのだろうかとずっと疑問だった。 普通に人体は掛けてるのに汗だけ何故このような認識で描いてるのか謎である。 かつてなく「第一部 完」という結びが似合う作品 #1巻応援ロメロは世界を救わない のがみちsogor25世界が滅び、"動く屍"が街中を跋扈するようになってから半年。とある青年とその上司の女性はショッピングモールで生き存えていた。そこに唐突に現れた"生きた女性"ロメロ。彼女が危険な街中を旅している理由、それは…「映画のDVDを観るため」だった。 ゾンビものにしてはコメディチックな導入から始まる作品。しかし、ショッピングモールで生きてきた2人の、そして突然現れたロメロの、それぞれの秘密が明らかになると、その導入の見え方が変わってくる。同じ滅びゆく世界の物語だけど、青年たちにとってはこの物語は心に刻まれた"愛"の物語であり、ロメロにとっては"自分が生きたいように生きる"物語になっている。 同じ場所にいたというだけでそれぞれの物語は決して交わらないんだけど、最後にはある1点の結末へと収束していく。1巻完結で素晴らしい結末が待っているんだけど、他のどんな作品よりも「第一部 完」という結びの一言が相応しく思える、そんな作品。ゾンビに襲われるよりブラック企業のほうがつらい(断言)!ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~ 麻生羽呂 高田康太郎名無しタイトルの奇抜さと絵のタッチにひかれて読み始めました。 ブラック企業に入社してどんどんと精神的に追い詰められていく男性の日常は今の日本を象徴しているようでとても共感できました。 そして、ある日なぜかゾンビだらけの街になって、もう会社いかなくていいじゃん!と喜ぶところがとても笑えます。ゾンビに襲われる生活のほうがよいかといわれればそれはそれで嫌ですが、読んでると不思議と解放感がありました。 会社の人もゾンビになっていたのですが、きちんと退職願を伝えるところはシュールというか真面目な日本人という感じがしますね。 その後も、ブラック企業をはじめとした日本のブラック体質な世界から解放された青年が人生を謳歌するシーンは、今の日本に足りない清涼感というか夢があり、いつゾンビになるかもわからない危険な世界なのにとても太陽がまぶしいような不思議な感覚で楽しめる作品です。<<123>>
ブラック企業で死んだような生活をしていた主人公。 ある日謎の感染によってゾンビだらけの世界になってしまい、そこで絶望するどころか、会社にいかなくてよくなった解放感で、これまでできなかったことをやっていこうという話。 荒廃した世界の中で、なんとも前向きな話。 ただ、自分もいつ死ぬかわからない状況になったら、将来とか老後とか考えずに今何をしたいかを優先するんだろうなと思うと納得できる。 ゾンビに襲われる描写もあるが、そういったパニックホラー的な話よりも、それ以上に「生きること」にフォーカスしている感じが良い。 主人公のブラック企業から解放だけでなく、友人のケンチョは本当はお笑い芸人になりたかったとか、 ヒロイン・三日月閑も、厳しい父親の教えから、やりたいことよりもやるべきことを優先されて生きてきたことからの解放も描かれたり、登場人物何かしら縛られていた環境や過去から脱却は、読んでいて気持ちが良い。 人間何かしら不自由だったり、制約があるなかで生きてますからね。 こんな世界にならないと、やりたいことを思いっきりできないのは弱冠悲しいが、だからそ登場人物たちが生き生きしている様がイイ。 読んでいて元気になる作品です。 アニメや実写化などメディア展開も華々しい作品なので、そちらもチェックしたくなりました。