縄文マンガの感想・レビュー11件アブトル・ダムラル オムニス・ノムニス ベル・エス・ホリマク三つ目がとおる 手塚治虫starstarstarstarstar_border酒チャビン手塚先生の作品の中でもわりかし知名度は高い方だと思いますが、子供向けの作品としてナメてる方が多い印象です。 ですが、かなり面白いので、子供向けと思ってナメてる方は、一度騙されたと思って読んでみてください!ナメてない方も、読んだことがなければ、ぜひ読んでほしいと思います! 主人公の写楽くんは三つ目族の生き残りで、スーパー超能力を使えるし、ちょっとトッポい所もありますが頭もメチャ切れます!ですが、三つ目の目にバンソウコウをはられると中二とは思えないくらい子供っぽくなってしまって、幼稚園児と遊んでしまいます! その両人格を行ったり来たりしながらの冒険が楽しいです! テーマも古代文明や遺跡、古墳や各種オーパーツなど、わたしの心にビンビン響くもの多数で、これらが好きな方は終始わくわくしながら読み進められることと思います! ストーリーとしては、特に後半!!写楽くんがバンソウコウありの状態でも色々と頑張れるようになるのが感動で、すごく勇気をもらうことが可能です!!みんなが面白いという「古代戦士ハニワット」を読んでみた!古代戦士ハニワット 武富健治starstarstarstarstarかしこ作者が小学生時代から中学、高校、大学とシリーズものとして描き続けてきた話らしい。なので大真面目なストーリーなんだけど往年のマンガあるあるネタ的なのが結構あって楽しい(脇役におしゃべりな出っ歯がいるとか)。 第一部は物語の導入なのでシリアスさが強かったけど、第二部はもっとコミカルになった気がした。こういうのも監督によって趣向が変わる面白さがある特撮へのオマージュらしい。 最初は10巻近くもあると手を出しづらいな〜と思ったけど、やっぱり読み始めるとあっという間ですね。打ち切り回避ムーブメントを起こして下さった皆さまのおかげでこれからはリアルタイムで楽しむことが出来ます!ありがてぇ。思ってたより冒険活劇だった縄文少年ヨギ 【水木しげる漫画大全集】 水木しげるstarstarstarstarstarひさぴよ縄文時代を舞台としているものの、あくまでも水木しげるの想像上の縄文であり、考古学的に合ってる合ってないといったツッコミは野暮かも。いたるところに南国の原住民の雰囲気があって、やはりパプアニューギニアでの体験から物語を作り出している感じがした。 基本は少年読者向けの冒険活劇ではあるけど、人間を食べる食べられる話がやたらと多かったり、おそろしい怪物に襲われたりといった話が多い。河童のようなもの(ほぼ河童だったが)、どこかで見たことあるような化物も出てくる世界ということで、あまり細かいことを気にしてはいけないと思いつつも、さすがに「空中大レース」の回だけは内容がハチャメチャすぎてツッコミ不可避の回だった。これはすごいわ古代戦士ハニワット 武富健治starstarstarstarstarさいろく読めば読むほど、一体何を見させられているのかわからなくなってくる。 ドグーンという土偶型の破壊兵器のような化け物と闘う埴輪(埴輪土)だが舞台は現代! 埴輪を操るための儀式や流れ、完全に読者置いてけぼりであるが、察していくには十分! ものすごく細かな心理描写や説明も多いが、果たしてこれはどういう話なのか…!? 主人公だと思ってたやつは主人公じゃなかった…!すごいよ…! 絵も独特の線使いで羽生生純先生のような雰囲気が最初は強かったんだが細部までの描画は武富健治先生の方が多く、画角などもこだわっていてどれだけ凄いことが起きているかはわかりやすい! そして物語の展開がまたすごい…もう私の語彙力では伝えきれない!だが読む手が止まらなかった…!まだ6巻だけどこれはすごいよ。 まず手に取って読んでほしい古代戦士ハニワット 武富健治名無し何を言ってるのかわからないかもしれないけど、気が付いたら最新刊まで読み終わっていた・・・ タイトルからは想像できないくらい内容も練りこまれて作りこまれている。 構想も28年とかなり長く温めていた作品ということで気が付いたら虜になっていました。 先日オタキングこと岡田斗司夫さんが自身のゼミで当作品について話をしており、この作品をポスト進撃の巨人、エヴァが出てきた時のような衝撃を受けたという風に話しておられました。 9巻で打ち切りというピンチを迎えておりますが、まだ連載延長の可能性もあります。 本当に読んで後悔しない作品ですので、一度読んでみてください! 打ち切りになって中途半端に終わるのはもったいないです。皆様の力で完結まで見届けませんか?冬季五輪ばりのスルメ的面白さで気づくとズブズブにハマってるスゲー漫画古代戦士ハニワット 武富健治たか周囲の漫画好きに勧められて読んだけど、全くとんでもねぇもん読ませてくれたなと思う。この漫画を読む楽しさというのは、冬季オリンピック期間中に日本が善戦しているマイナー競技にハマる現象に似てるかもしれない。カーリングとか。 最初は何やってんだか全然わからなくて、「いったい何を見せられているんだ」って感じなんだけど、見てるうちにだんだんルールが理解できてきて、お茶の間で「いや〜あそこはあっちでダブルテイクアウト狙うべきだったよ」って、覚えたての専門用語使って語っちゃう感じ。 それと同じでこの漫画もわかるとスゲー楽しい。メチャクチャ楽しい…!! ということは逆もまた然りで、「埴輪土」について右も左もわからぬ状態で読む1巻はメチャクチャ大変。 それでも登場人物たちがガンガン使いまくる専門用語を1つずつ覚えて、埴輪土について自分の力で読み解いていくのが本っっっ当に楽しいので、これから読む人は1話で挫折しそうになっても最初の大きな戦いが終わる第1部(4巻)まで読みつづけてほしい…! 絶対ハマるから。 https://i.imgur.com/XxUQMWP.jpg (△『古代戦士ハニワット』武富健治 1巻1話より) とりあえず1話は 「長野に光撃型か剣技型か不明の謎のドグーンが現れ、仮具土の埴輪徒である主人公・仁は、幼馴染の主巫女・クマリとともに蚩尤収めに臨む」 っていう感じなんだけど、わかるように説明すると 「長野に突然ちょっと大きい人間くらい(2m大)の土偶が現れて怪力や超能力で街を破壊したり人を殺し始めた。それを止めるには巫女の舞や祈り、そして戦いでおもてなしをして土偶の魂を鎮めて帰っていただくしかない。巨大土偶と戦うため、霊力の高い青年は巫女とシンクロすることで土でできた鎧にその魂を憑依させ、遠隔操作型の仮面ライダー的な戦士となる」 という感じ。 >【用語解説】 「蚩尤(しゆう)」…2m大の土偶のこと。一般にはドグーンとして知られている。 「特殊祭祀」…土偶に帰ってもらうための儀式。蚩尤収め、魂鎮めとも言う。 「埴輪徒(はにわと)」…埴輪土を操る強い霊力を持った男性。 「主巫女(あちめ)」…埴輪徒が埴輪土に憑依する際、ともにシンクロして力を貸す霊力の高い女性のこと。 第1部(4巻)を読み終わるころには、あのさっきのわけわからんあらすじが全部問題なく理解できるようになっているので安心してください。 (もはや完全に理解しきった今となっては、序盤のわけのわからぬまま置いてけぼりにされる感じがある意味心地よかったなとすら思う) ちなみに自分が作中で一番好きシーンは、3巻で真具土の埴輪徒である凛の戦いを警官隊が警備しているとこ。 >「神主も…正面のドグーンに向かって祈っている…!」 >「前のときと違うぞ…!!」 という警官のセリフに「だよな〜〜!?!!!」 と激しく共感してしまう。 気持ちメチャメチャわかる。だって昨日の人たちはドグーン(敵)じゃなくて味方側に向いてお祈りしてたし。「えっ!? 前のときと違う…!」ってなりました。 https://i.imgur.com/QmX2WPa.jpg (△『古代戦士ハニワット』武富健治 3巻22話より) いきなりわけわからん状況に放り込まれた警官そして読者が、現場でただじーっと儀式を見守り続けた結果、いつの間にか「埴輪土」について学習して理解し始めている…っていうこの感じが最高に冬季五輪観戦で好き。 ここまで専門用語が難しい的なことを散々書いてきたけど、もちろんただ難解なだけでなく ・変身ヒーロー×神道の面白さ ・シン・ゴジラを始めとする様々な特撮映像作品からの影響 ・緊急事態なんだけど神事なので準備にやたら時間がかかるシュールさ ・車社会の地方都市を自家用車で移動しまくる実家のような安心感 (「あっ 鶴ちゃんとこのリーフだ!!」って子供が当たり前のように知り合いの車種把握してるとこ最高に実家) という感じで、マジで魅力にあふれている作品なので漫画好きなら絶対一度は読むべき…そしてこの感覚を味わうべき! 2021年、鬼滅と呪術のあとに古代戦士ハニワットブーム来てほしい…!本宮ひろ志流の歴史SFこううんりゅうすい〈徐福〉 本宮ひろ志名無し※ネタバレを含むクチコミです。 現代人が縄文時代にタイムスリップしてみたら…ワイルドファミリー もりたゆうこ名無し縄文時代は戦争も格差もなかったと言われ、世界的にも争いのなかった歴史は珍しいらしく注目されているようですね。そんな縄文時代に現代人がタイムスリップしてしまう漫画です。老若男女6人が各章ごとにタイムスリップしますが、縄文人は穏やかな性格でどんな奴でも必ず受け入れてくれます。自然災害や猛獣に襲われるなどの命の危険と隣り合わせな生活ですが、お金の概念もないし精神衛生上はとてもいい環境なのかもしれません。弥生人が登場してからは争いごとも起こり始めてしまいました。6人中5人は現代へと帰っていきますが、戦争があった時代からタイムスリップしていた1人だけは縄文時代に残り続ける選択をしたのは悲しいことですね。派手な土器や狩猟民族のイメージしかなかったので学び直すきっかけになりました。壮大なパロディとスイッチするバディを楽しむマンガ。三つ目がとおる 手塚治虫やじまけんじ※ネタバレを含むクチコミです。土偶VS埴輪古代戦士ハニワット 武富健治名無しいまのところ土偶が無敵すぎてこれからどう立ち向かうのか全く予想がつかない…!犠牲者の数も半端じゃないぞ、本当に大丈夫なのか!?ハニワット!! 12話目でやっと主役が出てきた。 武富先生って、奇天烈な髪型のキャラを普通に出してくるのが好き。 誰がいちばん好き?三つ目がとおる 手塚治虫ぴっぴ もちろん写楽!呪文めっちゃ覚えました(笑) アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク、われとともにきたり、われとともに滅ぶべし
手塚先生の作品の中でもわりかし知名度は高い方だと思いますが、子供向けの作品としてナメてる方が多い印象です。 ですが、かなり面白いので、子供向けと思ってナメてる方は、一度騙されたと思って読んでみてください!ナメてない方も、読んだことがなければ、ぜひ読んでほしいと思います! 主人公の写楽くんは三つ目族の生き残りで、スーパー超能力を使えるし、ちょっとトッポい所もありますが頭もメチャ切れます!ですが、三つ目の目にバンソウコウをはられると中二とは思えないくらい子供っぽくなってしまって、幼稚園児と遊んでしまいます! その両人格を行ったり来たりしながらの冒険が楽しいです! テーマも古代文明や遺跡、古墳や各種オーパーツなど、わたしの心にビンビン響くもの多数で、これらが好きな方は終始わくわくしながら読み進められることと思います! ストーリーとしては、特に後半!!写楽くんがバンソウコウありの状態でも色々と頑張れるようになるのが感動で、すごく勇気をもらうことが可能です!!