岡山マンガの感想・レビュー15件上京生活録イチジョウ #推しを3行で推す上京生活録イチジョウ 福本伸行 萩原天晴 三好智樹 瀬戸義明starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ カイジの沼編をほとんど忘れていたが、その辺はあんまり気にしないでも楽しめた。ちょっとカイジの沼編を読み返してみるか ・特に好きなところは? モモ太。なんか微妙にジャンガリアンハムスターの可愛さが出しきれていない感じの絵がたまらん。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 賭博破戒録カイジを読んでから読んだ方がより楽しめるとは思います 山賊ダイアリー ハンターとしての日常生活山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎名無し※ネタバレを含むクチコミです。あの頃のジャンプファンは楽しめます!そしてボクは外道マンになる 平松伸二starstarstarstarstar_border酒チャビン平松先生のマンガは実はそこまで読んでなく、どす恋ジゴロ以来となります。わたしがジャンプを購読していた時は、ブラックエンジェルズなどを連載されていました。そんな平松先生の自伝的マンガとなります。 平松先生のマンガをそこまでチェックしていなくても、80年代のジャンプが好きだった方であれば楽しめると思います。ちなみに登場する人物はざっとですが、以下のような感じです。 中島徳博先生:平松先生のアシスタント先の先生。アストロ球団を執筆中の大人気作家。 本宮ひろ志先生:ジャンプ編集部にカチコミ中のところに遭遇。男一匹ガキ大将を執筆中の大人気作家。 武論尊先生:平松先生の連載デビュー作であるドーベルマン刑事の原作者。のちに北斗の拳の原作も手がける大人気作家。 高橋陽一先生:平松先生のところにアシスタントとして滞在。のちにキャプテン翼を連載することとなる大人気作家。 猿渡哲也先生:同じくアシスタント。のちに高校鉄拳伝タフを連載することとなる大人気作家。 江口寿史先生:パーティーで意気投合。すすめ!!パイレーツやストップ!!ひばりくん!などを連載する大人気作家。 権藤狂児:初代担当編集。モデルは後藤広喜。のちの4代目ジャンプ編集長。 魔死利戸毒多:2代目担当編集。モデルは鳥嶋和彦。Dr.マシリトでお馴染みの敏腕編集者。のちの6代目ジャンプ編集長。 真髄栄加元:3代目担当編集。モデルは松井英元。 中剛裕次郎:ドーベルマン刑事連載中のジャンプ編集長。モデルは中野祐介。2代目ジャンプ編集長。名著「男の条件」を愛読。 仁死村繁樹:同副編集長。モデルは西村繁男。のちの3代目ジャンプ編集長。口癖は「地獄に堕ちろ」。 執筆にのめり込んでくると外道と化してくる平松先生ですが、たしかにブラックエンジェルズは当時のジャンプ掲載作品でも、冷たいカミソリのような唯一無二の他にはない雰囲気を放っており、すごく納得がいきました。真面目に読んだことないですが、読んでみようかと思いました。 あとブラックエンジェルズの他に、愛読者賞用に書いた「ミスターレディー」(不良たちで荒れた男子校に赴任してきた金髪ナイスバディの女性教師がエロい魅力で不良たちを更生し、裏番長との決闘にて女の武器をご開帳しKOするストーリー)が猛烈に気になっています。 川崎のぼる&梶原一騎両先生の「男の条件」も登場しますので、同先生のファンの方にもおすすめです。古き良きの出版業界の熱量を感じるそしてボクは外道マンになる 平松伸二六文銭「今でこそ出版業界は新卒人気も高く、いわゆる育ちの良い高学歴出身が多いが、昔はどこも就職できない与太モンの集まりだった」 と、その昔、出版社に勤務していた時、60近いベテラン編集者に聞いたことがある。 そんな社会のはみ出しものたちで、同じように当時、社会に認められていない漫画市場をこじあけていったのだと思うと、感慨深いものがある。 本作は、特にジャンプ黄金時代の少し前、まさに生き馬の目を抜く激動の漫画時代に活躍した平松伸二の自叙伝的作品。 「ドーベルマン刑事」「ブラック・エンジェルズ」などの名作たちが、どのようにして産まれたのか、これを読むとよくわかります。 こうした平松伸二ファンはもちろんですが(おそらく、この層が多いと思いますが)あの当時の漫画業界の熱狂を知りたいという人にとっても非常に興味深い作品だったりします。 担当編集者との、口汚く罵りあうようなやりとり、時には蹴る殴るの暴行、今だったらありえないような状況を、熱量たっぷりに描いています。 あの時代の、編集者と創作者のいわゆる魂のやりとりともいえる行為は、昭和の良き時代のように感じるんですよね。 だから、必然的に内容も濃くなるのかなぁとか。 そんな濃厚な編集者たちと、今だったらハラスメントの嵐みたいなやりとりも多々ありますが、そうした中で良いものがうまれ、売上も上がりバブルとも言える出版業界の華やかな感じも描かれております。 特に、かの有名な編集者「鳥嶋和彦」(鳥山明などの担当)も出でてきて、その慧眼というか着眼点の鋭さに、後の大物ぶりを見せつけてくれます。 ジャンプ黄金期の手前という全体的に漫画市場が上り調子の時代。 歴史を知るもののとしては、これから起きるカンブリア爆発のような名作たちが産まれてくる胎動を感じずにはいられません。 平松伸二先生を知り尽くしたいだけでなく、漫画の歴史的な観点からも楽しめる1冊になると思います。 推しがいること推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ名無し自分にも「推し」がいます。推しは自分の生きる活力である必要不可欠なものであることを再確認できました。主人公やその周りのヲタク達の推しへの愛情を見て、共感する部分もたくさんありました。上京した時を思い出す上京生活録イチジョウ 福本伸行 萩原天晴 三好智樹 瀬戸義明ドマリ福本伸行が好きなので毎週読んでいます。カイジに出てくる一条聖也が上京してフリーターをやっているという話です。 12話でイチジョウのTwitterにDMが来て、そのひとに「会わずにはいられなかった・・!!」のシーンが最高でした。マタギ生活、ちょっと憧れてしまいます山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎猫あるく作者の体験をそのまま描いているのですが、都会暮らしのしらない人からしたらマジかよ?って感じに思えるかもですけど、田舎産まれの自分からしたらけっこうあるあるでリアルな話です。 動物を解体して食べるところなんかは料理漫画としてもすごく楽しめちゃうし、銃の知識は普通に生活すると絶対に知ることがないのですごく引き込まれちゃいました。 動物を殺して食べるっていうのはすごくシビアなテーマかもしれないのですけど、重くならず、かといって軽過ぎず上手く伝えきっています。 作者が山や自然をしっかりリスペクトしているのですごく読んでいて楽しい漫画だと思いました。 推しがいる世界で生きる幸せ推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ野愛あなたには推しがいますか?担当がいますか? いる、と答えた人すべてに読んでほしい。わかるから。絶対わかるから。 リアコだったり同担拒否だったり崇拝してたりいろんなタイプのオタクがいるのでなんとも言えないですが、結局推しが健やかに生きていればいいですよね。えりぴよの気持ちわかる…。 推しのために働いてるし推しのために仕事辞めたし推しのために転職したしな…推しには言わないけど…。 えりぴよはなかなか報われていないようにも見えますが、好きな人がいること、好きな人がいるから生きていられること、それって本当に幸せなんですよ。推しが生きているだけで幸せ。わかる。 (余談:わたしの推しはプロレスラーなので怪我せず生きてるだけでまじで奇跡だし幸せなんですよ) 推しがいる人は読んだらわかる。推しがいない人は読んだら推しが欲しくなる。わかる。 グッズ化して欲しい名言推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ名無し「生きていく上でいちばんどうにかなるのはお金だから」(えりぴよ) 「お金を出してこその接触。」(くまさ) 「私の人生には推しの一分一秒が必要なんです!!」(えりぴよ) 「オタクは推しの言動ひとつで人生狂うんですから」(くまさ) https://www.comic-ryu.jp/blog/2019/10/191010oshibudou06/ 公式グッズの名言も良いのだが、まだまだステッカーやTシャツにしてほしいヤバい名言がたくさんある。「臓器オフ」とか。ドルヲタになりたいかも?推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ名無し人生の全てを推しアイドルの舞菜に捧げるえりぴよのドルヲタどたばた生活を描いた漫画です。 地下アイドルに興味がある方もそうでない方も、自分が好きなものに一直線な姿には共感出来るのではないでしょうか。 絵柄、女の子キャラがとても繊細に可愛く描かれていて思わず見入ってしまいます。 アイドルの女の子達が皆それぞれ個性的で綺麗で可愛く、とてもファン思いでアイドルの綺麗なところだけを描いているので(苦笑)私もうっかりファンになってしまいそうです。ドルヲタの人生もいいかもな、なんて思わせてくれる漫画です。 山賊ダイアリーを読んで山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎名無しこの作者さん、あまり絵がお上手ではない。 だが、獲ってきたものをジビエ料理にしたり、それを食べているときの描写を見ていると本当においしそうで、読んでいてお腹が空いてくる。 ちなみに、銃で行う狩猟では鳥がメインで、罠猟を始めるまではカモやキジバト、ヒヨドリやカラスなどを捕ってた。ドルヲタ向けかと思いきや百合推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ名無しドルヲタ的な気持ちで言えばもう少し踏み込んで欲しい気もするがそれは僕が在宅組だからかも知れない。的確に 狩猟の世界を描いている漫画山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 岡本健太郎名無し小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。 『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。 よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。 それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。 漫画って狂喜の産物なんだなそしてボクは外道マンになる 平松伸二名無し※ネタバレを含むクチコミです。日本初の女性オリンピックメダリストの物語ライジングガール!~人見絹枝物語~ 比古地朔弥まさやん日本女子陸上のパイオニア、人見絹枝さんの評伝マンガ。女性がスポーツをすることが忌避されていた時代、多くの偏見や批判などの壁にぶつかって、苦悩するも、時代を切り開いていく様が描かれている。 脚気の描写があったように、医療も食事も現代に比べるべくもないものだっただろう。しかも世間の批判もある中でスポーツをし続ける根性、凄まじい。 とても短く太い物語。24歳という若さで亡くなってしまったけれど、後世に残された影響は計り知れない。 フィクションも多少交えられているようだけども、ほぼ史実に沿った内容とのこと。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ カイジの沼編をほとんど忘れていたが、その辺はあんまり気にしないでも楽しめた。ちょっとカイジの沼編を読み返してみるか ・特に好きなところは? モモ太。なんか微妙にジャンガリアンハムスターの可愛さが出しきれていない感じの絵がたまらん。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 賭博破戒録カイジを読んでから読んだ方がより楽しめるとは思います