沖縄マンガの感想・レビュー36件久々に"どストライク"な予感!サイキック小娘!なんくるなんない! 野原多央starstarstarstarstarさいろくなんくるなんない! つまり、どうにもならんってことか。 沖縄が舞台でちょいちょい島の言葉が出てきてたりもするのがいいアクセントになっているんだが、それ以前に絵柄とスピード感とアクションシーンの迫力がイイ! キャラもみんな可愛いので(女子orおっさん)癖がわかりやすい! 1巻読み終わって、期待大です。青 オールー青 オールー 羽生生純starstarstarstarstar_border寸々漫画家と編集者が沖縄を舞台にヤクザと殺しを繰り広げる話…なのだが、途中でこれ漫画家と編集者の設定いる?と感じ始めた頃にどんどん「フィクションである漫画とノンフィクションである人生」や「物語の幕引き」みたいな話になっていき、漫画家が自分の人生にオチを付けに行くメタ的な話になっていくのが凄まじい。 全編通してドライブ感があって先が読めない展開が続くが、線子とかいう最強ババア殺し屋の存在が強烈。殺し屋史に残る殺し屋なのでは。ビーチバレーってどういうもの?はるかなレシーブ 如意自在さいろくビーチバレーの何が見どころ?なんて言うと割とゲスい男の目線で物語られがちなのかなという印象だけど(実際、このマンガも構図は明らかにそういう層を狙っての構図だろうなっていうのが多いんだけど、むしろそこが逆に珍しくて良いとも思う。拗らせてる著者なのでそこも楽しむべき) 内容としてはちゃんとビーチバレーしてるプレイヤー達のお話。 普段全く知る機会がなかったのでなかなか参考になるし、ルールも、努力の方向性も面白い。 スタイル抜群なかわいい女子たちがビキニでひたすらビーチバレーしているマンガであるのには変わらないし、そこを取っ掛かりにしても最後まで満足できそうなマンガ。もちろん青春もあるのだ、スポーツだからね!思春期の娘と父×超能力×沖縄 #1巻応援なんくるなんない! 野原多央starstarstarstarstar_border兎来栄寿「なんくるないさー」って、口に出して言いたくなるウチナーグチ(沖縄方言)の筆頭だと思うんですよね。響きが良いですし、その精神性も個人的にとても好きです。 こちらのタイトルは「なんくるなんない」。これも語感はかわいいですけど、なんくるなんないのはちょっと困ります。でも、それも人生。 本作の主役は、38歳の自衛隊の父・比嘉雷吉とその娘で13歳の中学生ハルコ。思春期真っ只中のハルコは、父親のことがどうにも苛立たしい。朝はパンにして欲しいのに、いつも米を出してくる。深い事情を知らないのに干渉してくる。雷吉はハルコのことを愛しているのに、昔から激務でどうしても構っていられないことがあり、寂しい想いをさせてきてしまってきた過去がある。どこにでもある父娘の、愛しく悲しいすれ違いがあります。雷吉の視点でもハルコの視点でも、両方読めて両方の気持ちが解ります。 そんな関係性であったある日、ハルコの身の回りに不思議なことがたくさん起こると思ったら、何とハルコは超能力に目覚めていたことを自覚します。帯文をONEさんが寄せているのも納得です。最近『青ブタ』シリーズを読み始めたので、「思春期ならそういうこともあるよな」と勝手に納得してしまいました。 そして、ハルコ以外にも次々とさまざまな能力を持った存在が現れます。 この作品で面白いのは、雷吉のキャラクター。雷吉自身は優秀な自衛隊員ですが、超能力などは微塵も使えません。しかし、その持ち前の超現実主義な性格と訓練された身体や技能を使って未曾有の現象に対してもできうる限りの対処を行っていきます。サイキックvs普通のおじさん。この不思議な面白味が癖になります。本人は大真面目にやっているからこそ面白い、という類のものです。 立脚点が父と娘という関係性なので、そうした家族の絆にまつわるドラマの部分もやはり見所です。 随所でクスッと笑える部分があったり、一部のキャラクター造形であったり、あるいは意外性のある展開や沖縄という風土に基づいた設定など多くのエンターテインメント性が込められています。 今後も注目していきたい、カラフルな味わいの作品です。 闘病ギャグマンガという渾身のジャンル腸よ鼻よ 島袋全優starstarstarstarstar_borderゆゆゆ連載版を読んでいるのですが、序盤はしょっちゅう取材による休載報告(入院)が登場。 さらに総理大臣も使っていた薬とやらも合わなかったと書かれていて(潰瘍性大腸炎の患者さんの救世主的な薬と聞いたことあるんですけど)、ギャグエッセイなのに、だんだん心配が増してきます。 しかし 「闘病ギャグエッセイ」であって、ただの「エッセイ」あってはならない。 という厳しい基準のお陰で、すごく大変そうなことが書かれているのですが、ギャグになっています。 深夜にクスクス笑って読んでいます。 話の持っていきかたが上手です。 この人はギャグに進むべきだと見出した、初代担当さんはすばらしいです。 この漫画はおもしろいぞと聞いたとおり、おもしろいです。とにかく綺麗で爽やかエトランゼ 紀伊カンナstarstarstarstarstar_borderNano絵はもちろん話とか心理描写とかとにかく全部綺麗で、本当に心が洗われる感じ。 絵柄もキャラクターの性格も可愛くてキュンキュンするし、付き合いたてのもだもだとかももう本当に可愛くてにやける。 みんなちょっとずつ生き辛さを感じているんだなとひしひし伝わってきて泣きそうになる。 二人とも幸せになって欲しい。夏に読むといいかもしれない #推しを3行で推す #1巻応援でーじミーツガール 丸紅茜 波之上青年団名無し作品の舞台は沖縄で、南国の雰囲気になんだかリフレッシュできました。主人公の実家のホテルにミステリアスな青年が泊まりに来て以降、身の回りにちょっと不思議でかわいいできごとが起き始めます。ちょっと怖いところもあったり、それでいて終始ほわっとした空気感で癒やされつつ…まさにこれからのシーズンにピッタリの1冊でした。 一つのジャンルに収まりきらない漫画。…ナチュン 都留泰作名無し一つのジャンルに収まりきらない漫画。序盤のフィールドワーク展開も好きだし、深淵で神秘的な場面も素晴らしいが、最も印象に残ったのは深海での奴隷生活編。とてつもなく深い世界に引き込まれてゆく感覚が忘れられない。何度でも体験したい。取材の跡は感じられるけど南国トムソーヤ うめ名無しトムソーヤと呼べるドラマ性には欠け、シナリオ展開も乏しいのが残念でした。沖縄民族学、海洋古代史等の探究に比重が大きく、にわかに信じ難いオカルト路線なのもあって、いまいち入り込めなかったです。前向きだからいいけれど清く貧しく 菅原じょにえる野愛いつでも明るく前向きで、貧乏だけど楽しく暮らす女子高生の亜美。 段ボールや不用品を使って遊び道具を作ったり、バイトも勉強も学校生活も全力で楽しむ姿勢がかっこいいです。 亜美の弟をバカにする男の子も、亜美を敵視するクラスメイトも、いつのまにか彼女の純粋さ天真爛漫さに魅了されてしまいます。 明るくて可愛くて性格も良くて頑張り屋さんで家族想いで働き者で……こんな主人公、最後の最後には報われるに決まってる! と思いながら読んでいたのですが現実は厳しいですね。現実は厳しいなんてわかってるので、漫画の主人公である亜美ちゃんぐらいは手放しで幸せになってほしかったんだなあ……。 決してバッドエンドではないのです。最後の最後まで亜美ちゃんは前向きだし笑顔でいるのです。いいお話だと思います。 でもさあ、と思ってしまうんです。亜美ちゃんが笑ってるからいいけどさあ……。 百合と不思議な家族のカタチ #1巻応援母の元カノと暮らした。 宮城みちあうしぃ@カワイイマンガ母を亡くして引き取り手の無い中学生男子・ゆうくんは、母のはとこの女性・建子(やすこ)に引き取られる。ゆうくんが共に暮らすことになる建子と、同居人のおりょうとさゆりの三人にはある共通点があった。それは、三人ともゆうくんの母親の、元カノという事。 女性と付き合っていたのに、男性と結婚して子供まで産んだゆうくんの母親。様々なわだかまりがあるはずなのに、何故か楽しそうな三人の共同生活。そこにゆうくんが加わる事で、思い出は溢れ出すし三人は張り合い出すし……と動き出す一方で、ゆうくんの保護者として緩やかに協力する。 何となく気の合う「元カノ同士」という連帯は穏やかで良い。三人ともゆうくんの母親に多少未練があるのと、既に家族として安定した関係を築いているためか、この三人間での恋愛が示唆されないのも、子育て物として安心して読める(まぁ先は分からないが)。 三人がゆうくんの母親の思い出を語る時、そこには優しい愛がたくさんある。ゆうくんは三人それぞれの百合を増幅し強化する存在だし、クラスの女子関係も繋げる存在。 沖縄に多く見られるらしい現代の中学校での「姉妹制度」も描かれる本作、百合マンガらしく見えないかもしれないが実際は、とても百合に溢れた作品なのだ。 ※一時機Twitterで話題になっていた沖縄の姉妹制度についてのマンガを描かれたのも、本作の作者・宮城みち先生だったりします。 https://realsound.jp/book/2021/12/post-927924.html死んだ母親の"元カノ"3人と沖縄同居生活母の元カノと暮らした。 宮城みち名無し※ネタバレを含むクチコミです。辛辣系沖縄シュノーケリング #推しを3行で推す海色マーチ ミナミトあうしぃ@カワイイマンガ①沖縄でシュノーケリングに興じる中二女子達の夏。 ②考え無し女子×毒舌女子の遣り取りはカワイイ絵の割に辛辣だけど、漫才を見ているような笑いが。 ③沖縄の美しい海や魚と共にシュノーケリングの楽しさも、危険も描いていて充実している。 #マンバ読書会 #推しを3行で推す 主人公のカッコいいシーンが1度もないけど…ムシヌユン 都留泰作starstarstarstarstarかしここんなに最初から最後までカッコ悪い主人公が他にいるのだろうか…。しかも昆虫(ていうか宇宙人?)に寄生されてからは意識なんてほとんどなかったですよね…性欲に支配された人間モドキみたいな状態になってましたよ!『お前を犯す!いや犯させて頂く!そして自殺する!』『クソ女!』などヤバいワードも盛りだくさんですが不思議と不快な気持ちにはならず、始終「何だコレは…笑」と思いながら読みました。カオスな世界感が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。「虫にも心ってあるんだろうか?」くらいは考えたことあるけど、虫とのセックスなんてどうしたらそういう発想を思いつくんだろう…。琉球ロイヤルラブ琉球のユウナ 響ワタル名無し15世紀琉球王朝が舞台で面白そうだなと思い一巻を読んでみました。絵が非常に美麗で、尚真王がどこまでも優しいイケメンなのが印象的でした。かなり少女漫画ナイズされた内容でとても読みやすいです。 (が、個人的にはもう少し時代劇的でリアルな方が好きなのであまりハマりませんでした。) アニメになったら映えそうはシーンが多いので、ぜひアニメ化して欲しいなと思います。超レアな持病を持つ漫画家が自伝風闘病記を女の子でアレンジした例のアレ腸よ鼻よ 島袋全優さいろくまず「腸よ鼻よ」ってタイトルの字面が強い。 そして絵は下手だなと思ってたけどこれは味が出てくるやつだった。2巻読み終わる頃には絶妙な画力と斬新なパロディが胃袋わしづかみにしてくる。大腸はないけどね! 無事4巻も出たということで記念クチコミ投稿ですが、以前からWEBマンガで人気だったらしい本作。単行本で初めて触れたけど「蛙のおっさん」で先生のことは知っていたので安心して読みました。 4コマテイストというか基本4コマで落ちるようなペースで起承転結を作っているのはもしかしてそのぐらいの区切りじゃないと体力が持たないのでは…と心配になる。先生、無理せず長生きして…でも連載はこのまま続けてほしいな! 内臓までエンターテイメントにできる天才腸よ鼻よ 島袋全優野愛世界一面白い闘病漫画ここにあり。 漫画家を目指すうら若き女の子に突然訪れた悲劇、なんだけど読んだら絶対笑う死ぬほど面白い漫画です。 漫画を描いては入院し手術し、退院して漫画を描いては入院し…という楽しくないはずの日常をひたすら楽しく見せてくれます。 クソな医者にあたったことも、駅のトイレ使っただけで感染症になったことも、成人式行けなかったことも全部全部笑いにするんだから全くん(お姉さんの呼び方で呼びたい)すげえな!かっけえな!ってなります。 全くんがストーマの袋たっぷんたっぷんにしながらプロレス観戦して一緒に写真撮ったスーパーマンタロウの中の人より元気に生きてるもんな。マンタロウの中の人は最近病んでてちょっと心配。嫁かわいいのにな。 いちばん笑ったエピソードは美容師にリーゼントにされて海に行った話なので病気あんまり関係ないですね。 腸があろうとなかろうとこの人は世に出ていただろうという面白さ。自分の内臓までエンターテイメントにできる人間なんてなかなかいないよ、天才としか言いようがない。 ガンマと言えば腸よ鼻よとはずネジが二大巨頭よね。異論は認めません!沖縄という外国沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる 空えぐみさいろくそう、それはまるで外国。 まずずっと暑い、ほんと暑い。12月まで長袖いらない。 そして現地人の考え方がユルい、全土にユルさが浸透してるので東京と本当に違って距離が少し近く感じられて勘違いさせられちゃうんじゃないかってぐらいユルい。仕事で行ってもユルさが感じられて若干心配になる。 そんな沖縄の良さとユルさが前面に出ている漫画。 方言は本島ではそこまでわからないけど爺さま婆さまと話すとマジでわからないので試してみるといいです。 試した結果マジでわからなかったなーというのを地でいってるのがこの漫画の推しドコロでもあります。これ実際沖縄の人が読むと「わかる〜!」となるんですか沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる 空えぐみ名無しタイトルで聞きたいこと言ってしまったけど、実際現地民が読むとバイリンガルみたいに読めるんでしょうか! 気になります。 そのくらいもはや外国語の様な訛り方!(読書会でも言っておられましたが) 女の子は可愛いです、間違いない やはり沖縄はカオスな島だ!琉球怪談 太田基之 小原猛nyaeすべて沖縄で起こった怪奇な出来事を、東京から来たアヤコちゃんにタマというおばさんが語り伝えるという構成です。やはり沖縄は独自の歴史と文化、風習があり、ユタと呼ばれる人間があたりまえに存在するためか、起こることも今まで読んできた怪奇漫画とはまた毛色が違う気がしました。その背景には戦争が残した傷跡が色濃く出ています。全体的にコミカルに描きながらも、決して風化させてはいけない大事なものを物語にしっかり落とし込んでいるなと感じました。 背筋がゾ〜〜〜〜〜〜ッとなるような話から、クスっとできる話まで幅広いです。個人的には飼い猫に「バーサーカー」と名付ける家族の話がいちばん記憶に残ってます。いやバーサーカーって…と思ったんですが、誰も名前に対して突っ込みをいれてなかったので自分がおかしいのかなと思いましたがどうなんでしょう。あふれ出る童貞感ムシヌユン 都留泰作ひろりんぬ主人公が童貞まっさかりって感じで本当に気持ち悪い。童貞感(と虫の描写)はとてもリアル。 最新刊まで読んでも結局どんな話かよくわからないけど続きが気になる不思議。 あ~こういう話なのか!と思ってもそれは大抵裏切られるのがなんか痛快?な感じがするんだけど自分はMなんだろうか南風が吹き抜ける、眩しくて暖かい親子の話 #1巻応援髪を切りに来ました。 高橋しんnyae高橋しん先生の漫画を読むのはほぼ初めてですが、これを読んでズブっとはまりましたので他の作品も読まねば、という気持ちです。 主人公親子は、この沖縄の離島に何を求めてやってきたのか。 ふたりは移住ではなく「離島留学」として描かれている。 まずその「離島留学」というものの存在をちゃんと認識したのが最初の発見でした。驚いたのが、小学生の子供でも親元を離れてわざわざ来ているということ。なのでこのふたりのように親子でするのは滅多にないらしい。 離島留学、そうせざるを得ない事情がある子達のための措置なのか、あくまで本人の希望なのか。それに関しては2巻以降で深掘りするのかもしれません。 そしてこの主人公ふたり、独特な距離感がもう堪らない。とにかく真面目に真摯に生きてきた父・睦と言葉を発せない息子・一星。そんな一星くん、ここぞというときにだけ「お父さん!」とほっぺを赤くして言うんです…(か、可愛いすぎか〜!)。 表紙の絵になんとなくでも惹かれた人、その感覚は間違ってない。保証します! 二人の絆が、ボールを繋ぐよ!はるかなレシーブ 如意自在あうしぃ@カワイイマンガとかくマスコミやカメラ小僧の下衆な視線に晒されがちな、ビーチバレーという競技。本当はこんなにも魅せるスポーツなのかと、本作を読むと驚かされる。 沖縄の青い空、白い砂浜。 そこを躍動する若い身体! 柔らかい砂地のおかげで、ハードに転がれる特性を活かして、とにかく女子高生達のプレイが伸びやかで、大胆だ。 様々なアングルで、プレイの迫力と勢いを描き、試合をグイグイと読ませる。線が細い事を除けば、マガジン等で連載でもおかしくない、勢いのある表現だ。 一方で、例えば試合用の水着を買うのに、機能性も重要だけど可愛さも大事だよね、という感覚はスポ根的感覚を和らげてくれる。 一度は挫折したかなたの復帰を、元気に後押しするはるかと、それに応えるかなた。二人の息の合ったプレイと、醸成される信頼関係に胸が熱くなる。見ているこちらが照れ臭い二人のやり取りは、明るく真っ直ぐなロマンシス。 (ロマンシス=女子の強固な友情、恋愛に見える程の親しい関係。日本人による造語) 戦略的な部分もかなり緻密で、ビーチバレーの面白さに溢れているこの作品。見開きがド迫力なので、大きめのタブレットで見ると最高!女が大腸を失うまでの物語腸よ鼻よ 島袋全優たか連載開始した当初から応援してる最高の闘病エッセイ漫画!!沖縄の専門学生だった島袋全優先生が、入退院を繰り返しつつカエルのオッサンでデビューし大腸を摘出するまでの物語…! 最初にかかったクソみたいな医者、頼りになる先生(スネーク)、担当との出会いと商業誌デビュー、愉快な島袋家etc…。 この漫画なにがスゴイって面白くないエピソードがない!! 休載すら作品の一部と化していて笑ってしまう。これがインスタレーションというやつか。 いや、本当は笑い事じゃないんだけど、島袋先生が凄まじく辛い病状をこんな面白い漫画にしてしまうせいで、「絶対生きて帰ってきて漫画にするな」と安心してしまう。 ちなみに「私が推さなきゃ誰が推すんだよ(使命感)」という気持ちで、次にくるマンガ大賞2019で投票したところ、無事WEB部門3位を受賞しました。 連載はいよいよ先生が「全摘」を決断する佳境に差し掛かっています。どうかラストまでこの面白さをキープしたまま駆け抜けてほしいです…!! https://tsugimanga.jp/winner2019-web.html https://ganma.jp/chohana/e8807670-e32c-11e9-abf7-ce5136c6971f/14<<12>>
なんくるなんない! つまり、どうにもならんってことか。 沖縄が舞台でちょいちょい島の言葉が出てきてたりもするのがいいアクセントになっているんだが、それ以前に絵柄とスピード感とアクションシーンの迫力がイイ! キャラもみんな可愛いので(女子orおっさん)癖がわかりやすい! 1巻読み終わって、期待大です。