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ドキ・ドキ

ドキ・ドキ

両親の転勤により、幼馴染の水鳥(みどり)とみらのは二人暮らしを始めることになった。みらのは男子にモテモテの自他共に認める美少女、だけど水鳥は小説を書くのが好きなだけの地味な男性恐怖症。そんな正反対な二人の隣の部屋には、実家が牧場農家の穏やかな少年哉太(かなた)と、ちょっと言葉のきつい外国人風の男子、耀(あきら)が住んでいた。今まで男の子とはいっさい口を聞いたことのない水鳥だったが、心優しく時に頼もしい哉太に、水鳥は徐々に惹かれていく……。見た目も性格も違う女子二人組、同じく男子二人組はお隣同士で波乱の恋の予感!?

人気のコメント

名無し
1年以上前
古くは漫画家・よしもとよしとものカヴァー*1、 最近だと漫画マニアのざをん氏のnote*2によって注目を集めつつある高木りゅうぞうの漫画。 死後、わずか200部だけ発行された激レアな作品集という事でマニアがいま探し出しているわけですが。個人的な調査だと、『高木りゅうぞう作品集』を持っていると思われる人はネット上で3人しかいないっぽい。うち2人は一般人なので言及を避けますが、残る1人は漫画家の岡田ユキオ氏。 https://blog.goo.ne.jp/clashslashflash/e/09c01241a93f0da13d698cc32bd0aaf2 ブログにて書影をあげて、熱く語っておられます。残念ながらブログは10年前に更新が止まっているけれど、wikipediaをふとみたらTwitterのリンクが貼ってあって「岡田ユキーオ」名義で日々呟いているのが確認できます。https://twitter.com/pilpil3pil UTOPIA 最後の世界大戦の復刊に際し、松本零士が所持していた版をもとに復刊が叶ったのと同じ現象を期待してもいいかもしれません。これを書いている間に既に話が影で進んでいるといいなあ。 なお、多くの人はよしもとよしともが高木りゅうぞうの短編「ツイステッド」をカヴァーしたことから彼が持ってるのではないかと推測するかもしれませんが、最近出た『フリースタイル』誌(53号)の「マンガ家による極私的偏愛マンガ BEST 5 20th & 21st Centuryアンケート」で残念ながらなくしてしまった...と話してました。しかしだ、よしもと先生は何回も何回も読んでとうとう完全に覚えるぐらいに読み込んだとも言っていて、それはつまり、それぐらいすごい漫画だったんだと。そう、そうしたその時生きてる時代なり体験なり記憶なりと結びつく固有の読書体験こそが、実のところ「幻の作品集!」というイメージが伴う価値よりも、はるかに大事で手放してはいけないものなのかもしれませんね。 (おしまい) *1 初出はCOMIC CUE vol.2(1996年) よしもとよしとも「青い車」(イースト・プレス、1996年刊)所収 絶版ですが、後者はブッコフとかでも割と簡単に手に入ります。 *2 幻の漫画家”高木りゅうぞう”とは - note https://note.com/3wn/n/nd5941721ae37