完結したマンガの感想・レビュー16061件<<434435436437438>>義経伝説遮那王 義経 沢田ひろふみ名無し源平合戦での活躍で知られている源義経。鞍馬山での天狗との修行から弁慶との出会いなど様々な逸話があり、この漫画ではそのすべてを網羅していて歴史好きな人間であれば楽しめます。逆に知らない方でもこれを機会に源義経に興味を持てる作品になってると思います。圧巻の生き様 一気読みが良い闇金ウシジマくん 真鍋昌平六文銭完結したと聞いて、一気読みした。 46巻と長編の部類だが、海外ドラマのようにたえず気になる終わり方をするのと、〇〇編のように1エピーソドが約1巻程度の構成なので、飽きることもダレることもなく一気に読めてしまった。 物語も最初のほうは、債務者を中心にウシジマくんが取り立てる形で描いていたが、後半はヤクザとの抗争(物理的・政治的)にウシジマくんが追いまわされる形で進む。 追う側から追われる側へ。 この因果応報的な流れに、こと最終話は発表当時、賛否があったようだが、一気読みした自分はこの終わりに納得したしキレイに終わったと感じる。 最後のほうで、追われる生活に「疲れた」と、ウシジマくんがぼやくシーンが今となっては印象的だ。 闇金業者という決して真っ当な職業ではないが、相手が誰であろうと引かない姿勢やビタ一文まけない信念は、間違いなく平成を代表するダークヒーローだったと思う。 悪には悪の理由がある。しかし、言い訳はない。 この生き様、男の自分も惚れました。 一気読みをおすすめします。永遠のお友達ちびまる子ちゃん さくらももこ名無し若くして亡くなられたさくらももこ先生の代表作。 日本人ならおそらく誰しもが知っているのでは無いでしょうか。 アニメもありますが、漫画を読んだことがない方はぜひ漫画も読んでください。 初期の頃から最近までずいぶん絵柄も変わりました。 子供向けらしいほのぼのメルヘンもあれば、鬼才さくらももこのブラックユーモアだったり、泣けるものだったり、色々な作品があります。読んだらきっと、改めてさくらももこ先生の凄さに気づくはずです。 世代に関わらずまるちゃんは子供の頃からのお友達、それはこの先もずっと変わりません。サンデーGXを崇めよガンバレッド×シスターズ 三途河ワタルmampuku好きすぎる。サンデーGXに求めている全てが詰まっている……(個人の感想です) 「ガンアクション」「変身」「暴力シスター」からの「百合」で「主従SM」で、絵もパーフェクトに上手い上に超絶に可愛い!あとエッチ!属性盛りすぎて書ききれないので、BLACK LAGOONとかが好きなオタクは今すぐ読んでください。1巻が出たばかりなので。 ドSで飼い主なシスターのニタニタ笑いも最高に素敵ですが、ツンでワンコなダンピールの表情豊かさ、一生懸命さなどは、それこそBLACK LAGOONのレヴィが好きなら絶対気に入るはず。 香りで深まる生活いぶり暮らし 大島千春名無し同棲生活3年目。裕福ではないが貧乏というほどでもない。 倹約生活をそこそこ楽しんだりしながら暮らしている ごく普通のカップル。 互いに美味しいものを食べたい食べさせたいと思って やってみた燻製料理で、二人の生活に彩りと深みが 加わっていく。 二人で作って、わかることがあったり、 燻しあがるのを待ちながら話をして気がつくことがあったり、 一緒に食べて、確認しあうことがあったり。 燻製を作って味わって、味や香りや自分や相手について 初めてわかったり改めて思ったことなどが ゆっくりと二人の生活に生まれて染み込んでいく。 同棲カップルが主人公なので、当然、 二人の会話やそれぞれのモノローグのシーンが多い。 燻製料理の説明やストーリーの説明的な展開とかにも。 そのあたりの描写が凄く良い。 自然な会話で説明くさくない。 燻製が出来上がるまでの30分とか1時間とかのシーンで、 同じ様なコマを背景に二人の会話だけが進んでいく、 みたいなコマが連続したりするのだけれど、 そういうシーンが、単調で些細な変化しかないけれど、 その些細な一言一言それぞれを愛おしく感じたりする、 そんな日常生活を味あわせてくれるような気持ちになる。 派手に賑やかに豪華に料理して味わうのもいいけれど、 静かに燻製料理を作って味わうのもいいな、 それが好きな人と一緒になら尚いいな、と思わせる漫画。 主人公はハゲ(違います)ラーメン発見伝 久部緑郎 河合単名無しラーメンオタクの主人公が様々なラーメンと出会ったり勝負をしたりと言う、まあよくある料理漫画…では無いです。 他の料理漫画と一線を画しているのは、強烈なキャラクターが登場することにあります。 芹沢達也と言う明らかに怪しげなつるっぱげの男なのですが、彼の言葉、表情は一度見たら忘れられないでしょう。 事ある度に主人公へイヤミを叩きつけてくるのですが、ただの嫌な人では無く、それを言うに足る人生を送っており、有象無象の客の舌に絶望してからは独自の理論を持つに到った男です。 「奴らはラーメンを食っているんじゃ無い。情報を食っているんだ」「いい物が常に認められるとは限らない」などの数々の名言は、読む人に痛烈な皮肉、或いは正論として映るでしょう。 彼の存在無くしてこの漫画は成立しません。 このハゲのラーメン論を楽しめるなら、文句なく面白い作品だと思います。適切な距離感で読むのがいいと思う東京闇虫 本田優貴野愛こういうアンダーグラウンド系の作品はなんだかんだ好き。 裏社会、あるんですかねえ。あるんでしょうねえ。たしかに選びたくないですねえ…と他人事のように楽しんでしまう。まあ他人事なんですけど。 主人公がいい感じのクズさで、無鉄砲さと人懐っこさがあるので感情移入しちゃうほどではないけど嫌いにはなれなくて、ちょうどいい距離感で読むことができた。 ほんのひとさじの人間味も感じない悪いやつや終始自分本意なクズも出てくるので、その対比でちょっとだけ情が湧いちゃうんだな…ちょっとだけ。 逆に2NDは真人間で小市民ぽい主人公なので不幸にならないでほしいと思ったり。そもそも幸せそうでもないけども… 前世と現世の戸惑いが面白いNGライフ 草凪みずほ名無し※ネタバレを含むクチコミです。どの登場人物も好きになる…恋傷(コイキズ) 天堂きりん名無し主人公が話数ごとに移っていく形の恋愛話。 一見何もなさそうな人物にも裏があるし行動にも理由がある。 ただ綺麗なだけの恋愛じゃないのがいいです。 なんだか痛い話なはずなのに安心というか、ホッとする気持ちになるんですよね…なんでだろあまりにも面白いゴールデンカムイ 野田サトル名無し友人に勧められるがままに読んだが、あまりの面白さで一気にハマってしまった。アイヌの埋蔵金っていう話だけでもワクワクするのに、独特な濃いキャラ達とアイヌの飯トークなどのコメディパートもまた面白く、シリアスなストーリーとのバランスが絶妙。北海道の自然や動物のリアルさの迫力もあり、先がどんどん読みたくなる作品だ。 双子ちゃんの物語ミントな僕ら 吉住渉名無しまりあ(女の子)とのえる(男の子)、の男女の双子のお話で、少女時代から大好きで読んでいました。 双子以外にも、のえるの好きな女の子とか、まりあと恋仲になる男の子とか、とにかく脇をかためるキャラクターがみんな美男美女。 こんな学園生活(現実ではありえないけど)送ってみたいなぁと憧れたのを覚えています。続きが気になる御手洗家、炎上する 藤沢もやし名無し昔の火事によって離婚して娘2人と家を出た母。後妻には、仲良くしていた近所の女がおさまった。長女が、その家に家政婦として入り込み、真相を探るというお話。テンポが良く、話の骨格がしっかりしていて、サスペンスとして引き込まれる内容でした。主人公が常識的で真面目で、頭が良いので、設定が特殊でも、違和感なく共感できます。暗い話だけど、先が気になってどんどん読みたくなるし、主人公の妹が今どきっぽくて呑気で明るいのが救い。過去の秘密を暴くストーリーだけど、ジメジメせずに読めます。サスペンス好きでしたら一気に最新巻まで読むのがおすすめ。時代モノ少女漫画にしてはすごく読みやすい青楼オペラ 桜小路かのこ名無し吉原というからには話し方も独特で独特な文化もあるはずなのに、盛り上がりそのままにわかりやすく読みやすい! 少女漫画要素もありつつ時代物を取り入れてあるの難しいのにすごいなと思います。 ペラッペラな内容になるか逆に難しくて感情移入できないかその塩梅が絶妙では?! 気丈で気骨のある少女が大人な顔で笑うシーンがすごくいいですね。 ちゃんと主人公にフォーカス当たるし、展開に置いての感情の起伏が納得できるし面白いと思います! 中身は真面目な保健漫画 #1巻応援先生で○○しちゃいけません! 武者サブのれん雛エッチな保健先生によるエッチな漫画かと思いきや、中身は真面目に保健の知識満載の性教育漫画です。 恥ずかしくて話せなかったり、聞けなかったり、勘違いしていた性の知識を真面目に楽しく解説してくれます。 生徒達の妄想でエッチな保健の先生が実は…?というギャップも可愛く、そのギャップとコンプレックスの中で頑張って解説する由井ちゃん先生が健気で、とても可愛いです!! 監修付きで男子高校生も女子高校生も勘違いを正しくしてくれます。 それが頭ごなしの厳しい説教ではなく、 「仕方ないよね。大丈夫。これから正しい知識で、相手を思いやって、大切な相手としようね」と誰も否定しない、優しいスタンスなのが好きです。 「セックスはコミュニケーション!!」とは言われてますが、まさに相手を思いやる気持ちを芽生えさせてくれる由井ちゃん先生が大好きです!!全体の雰囲気がいい座敷娘と料理人 佐保里名無し古いお屋敷に住む、守り神の可愛い女の子と、住み込みの料理人のお話。守り神は、長く生きているから本当は小さな女の子じゃないんだけど、見た目も言動も天真爛漫で可愛い。作った料理をほんとに美味しそうに食べてくれます。確かにこんな可愛く嬉しそうに食べてくれたら、お料理作ってあげたくなるな〜と思います。 食べて楽しいだけじゃなくて、ずっとお屋敷にこもっていた神様がこれから何をするのか、料理人の彼に、やりたいことや夢は見つかるのか、見届けたくなります。 絵のタッチや描き込みは、とても丁寧できれい。古い民家や神社なんかも雰囲気あるので、この時代・歴史物が好きなら合うと思います。ハイスペックな魚紳さんバーサス魚紳さん! 矢口高雄 立沢克美名無し魚紳さん!といえば鮎川財閥の御曹司であり、フェンシングの腕前はオリンピック選手級で国際弁護士でもある、愛子ねえちゃんもゲットした完全無欠の男。 そんな完全無欠の魚紳さんに釣り勝負を挑む企画なんてファンなら胸いっぱい、ご飯が何杯でもいただける内容です。魚紳さんも仕事のことやこの企画に出演される時間の工面など、だいぶ悩まれたようですが、よくぞ決断してくださいました。絵柄もとてもかっこいいと思います。ハイスペックで嫌味なしの魚紳さんの魅力が十分にあふれ出しています。ファッション誌でも拝見したいくらいの抜群のスタイルです! 仕掛けやロッドも丁寧に描かれていて自分も釣りに行きたくなりました。 衝撃、恐ろしい夫婦の形。ただ離婚してないだけ 本田優貴Pom 衝撃的な内容でした。 タイトル見て、離婚できない夫婦の話かと思いきや、人殺しちゃうの?!って衝撃の始まり。 殺人に監禁に怖すぎる、ありえないことをしているのに、妻の普通さ(これが異常なのだけど。。)が更にこの物語の気持ち悪さを引き立てている。何で冷静になれるんだろう。 元は夫が不倫しなければ、こうなることはなかったかもしれないけど、悲しいなと思ったのは、元から夫婦関係は破綻していたのに、殺人を機に夫婦関係の絆が深くなって(ように見える)しまったこと。思いやりなどの気持ちが芽生えてしまったこと。 そして、1番の被害者は何も悪くない親も選べない子供です。 たった一つの過ちが、この物語の引き金となった。あまりの衝撃展開に驚いてドキドキさせられたので、しばらく夢に出てきそうです。「環の影」を追う民族の興亡…!環の影 中川海二たか※ネタバレを含むクチコミです。世界と闘う乙女の身体美!サクラセブンズ~女子7人制ラグビー日本代表、リオへの軌跡~ 村岡ユウ 工藤晋あうしぃ@カワイイマンガ【世界と戦うアスリート漫画②〜スポーツコラム風に】 『もういっぽん!』等の柔道女子漫画を描かれる村岡ユウ先生が作画を担当された、七人制ラグビー女子日本代表が2016年リオ五輪出場を目指した記録であるこの作品。まず注目すべきは、闘う女子の身体描写である。 肥大した太腿、広い肩幅、鍛えて大きくなった身体に比して、小さな頭。そのプロポーションが、自然かつ美しく描かれている。レオナルド・ダ・ヴィンチがかつて導き出した理想の比率が、コートで躍動する、その美しさ、力強さ! 世界で闘う為に、極限まで鍛えられた身体に感動させられた後で、それがむごい程にぶつかり合い、弾き飛ばされ、振り解かれるのを見る時、私達は世界レベルの厳しさを共に体感する事になる。これでもまだ、敵わないのか……と。 日本の女子ラグビーの競技人口は2012年で2355人(https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/sisetu/kankou/tabid/409/Default.aspx )。世界1位のニュージーランドの約1万人には敵わないが、1988年の女子協会設立以来の普及・強化の努力で幼少からラグビーに親しむ女子も増え、その中から生まれた代表選手達が、より高い世界を見据えていた。 そしてそこに、他競技からの転向組が混ざり合っていく。 物語は陸上の円盤投げからの転向組・ラグビー歴1年の桑井亜乃選手が代表に招集されるところから始まる。 ラグビーにおいては当たり負けない事も重要だが、七人制では更に、走り負けない事が重視される。短い試合時間・速い展開・短いインターバルという特性から、気持ちの切り替えの速さも大切なようだ。 そういう点に強みを持っていれば、他競技で活躍してきた転向組にもラグビー経験の浅さを補ってチームを底上げし、鼓舞する可能性はある。 陸上の円盤投げで上を目指すのを諦めた桑井選手は、特性を見込まれてラグビーを始めるが、すぐに次を見据え前向きなスピリットで走り続け、苦しいチームに明るい風を入れる事で、リオ五輪出場の夢を繋いだ。そんな風に個人もチームも、例え挫折があっても、前向きにチャレンジし続ける事が大事なのだ、という事をこの作品は教えてくれる。 因みに、日本のラグビー女子競技人口は、平成30年度で4672人に増えた。(https://blog.rcn.or.jp/rugby/ ) リオ五輪代表の頑張りが、結果としてこの様な所にも現れている。その頑張りの軌跡、前を向いて進んだ姿の記録として、この作品は大事な物と言えるだろう。 えぐってくるのいいね恋傷(コイキズ) 天堂きりんやむちゃ恋の傷を癒やすような話かと思ったら違った この作者特有の傷をえぐるような展開が中々良いですね。 みんなそれぞれ卑怯で弱くて傷つけたり傷ついたりしながら恋愛してるんだなぁと。トゥルーエンドな感じ好きです。ハーレムという名の監獄(笑)監獄学園 平本アキラ名無し個人的には面白かったですが、人によっては下品過ぎる、エグすぎるって感じるかも(笑) 普通にエロいハーレムものというよりは、監獄みたいな生活から逃れたい男達と、恋を成就させたい者たちの面白展開がひたすら続いてく感じです!まぁ下ネタ全開のエロコメ漫画って位置づけだと思います!主人公は80歳傘寿まり子 おざわゆき名無しとうとう漫画の主人公も80歳か、、とちょっと気が引けてしまいましたが、読んでみるとまり子さんのかわいいこと。高齢でも仕事をしていて一人でも生きていける人です。しかし年齢の問題は切り離すことはできず、老いにまつわる様々なエピソードは後を追う者として考えておかなければならない大事なことです。 この口喧しいご時世に怖いもの知らずですね(褒めてます)ヒロインは絶望しました。 千田大輔mampuku 「異常者の愛」がめちゃくちゃ面白かったので迷わずポチリ。「マコさんは死んでも自立しない」で作者ファンになった人は気をつけてくださいと言いたいところですが「異常者」と同じく表紙で完全に篩いにかけてきてるのであまり心配ないですね(?) 「異常者の愛」は極度のヤンデレで狡猾でサイコパスな少女に主人公の少年が追い詰められ絶望の底に陥れられていくサイコホラーの傑作でした。今回は"デスゲーム"や"魔法少女"といった、漫画のジャンルとしてはある意味手垢にまみれたテーマをどう料理するのかという点でとても興味深い作品です。 「異常者」とは逆で、今回は少女が主人公で少年が悪役。やはり三堂と秋葉、サイコっぷりが似ているように見えます。シチュエーションや関係性がまったく違うので、今後どのような手口で相手を支配をしていくのか、違いにも注目していきたいですね(1巻読了)以下一巻の感想。 テ…魔探偵ロキRAGNAROK~新世界の神々~ 木下さくらむぎちゃ以下一巻の感想。 ティーンの頃大好きだった作品で続きが出てたことは知っていたけどなんとなく読んでなくて、思い出して読んでみた。初期の頃を再びなぞるような展開は神話の再現性を象徴してるのかな?と思ってみたり。 絵がかわいくて相変わらずキャラクター達も魅力的だけど作者自身に漫画を描くことの根気や力がないのかなと思ってしまったりする箇所も。続きを読むかは微妙…。<<434435436437438>>
源平合戦での活躍で知られている源義経。鞍馬山での天狗との修行から弁慶との出会いなど様々な逸話があり、この漫画ではそのすべてを網羅していて歴史好きな人間であれば楽しめます。逆に知らない方でもこれを機会に源義経に興味を持てる作品になってると思います。