完結したマンガの感想・レビュー16065件<<383384385386387>>実写化は無理でもアニメ化を期待元カノの弟が可愛いって話 てぃーろんたろん名無し※ネタバレを含むクチコミです。設定がしっかりしてるので読んでてダルくない食糧人類-Starving Anonymous- イナベカズ 蔵石ユウ 水谷健吾名無しこの作品は設定が命です。そうしないと、ただのめちゃくちゃなグロ漫画になってしまうんですよね。食糧人類は、細かな設定がしっかりとしているので、読んでいて怠くなりません。それどころか、続きが読みたくて読みたくて、ページをめくる手が止まりません。遊人先生が世に放った名漫画校内写生 遊人名無し本格的なアダルト漫画から、18禁にはならない程度のソフトなお色気漫画を描くことで有名な「遊人」先生の渾身の一作です。 この作品はオムニバス形式で、一話完結となっています。 作品が発表されたのは、かなり昔ではありますが、セクシーな美少女たちは今読んでも色あせていません。 物語の中では少年から中年男性と幅広い年齢層の男たちを虜にしています。登場する女性たちの色気はさすがは遊人先生といったところです。美しき渡し守が語る人情噺黄泉の河 沢音千尋 有限会社グラフル・アド名無しあの世への案内人である語り部・聖の美しさと、描かれる人間模様の深さを堪能しました。黄泉の河を訪れる人たちの人生が、みな山あり谷ありで興味深かったです。絵柄は少女漫画的で優しく可愛らしいのですが、登場人物の抱える事情が複雑で、読みごたえがありました。読んでいくうちに過去の事情が明かされ、あっと驚くような結末になるのも面白かったです。辛いことや悲しいことがあっても人間は生きていくのだなあと、しみじみと考えさせられる漫画です。 ドラマも見ましたが、…深夜のダメ恋図鑑 尾崎衣良aicoドラマも見ましたが、ドラマだとちょっと現実離れしててピンと来なかったけど、漫画だと現実離れしてても面白く読めるなぁと!赤ちゃんの天使さが伝…42歳で産みます~レス11年目の妊娠~ 宮島葉子aico赤ちゃんの天使さが伝わってくる。育児ってきっと大変な事だけど、家族みんなに与える心の幸せがすごいなと、改めて感じさせてくれた漫画でした。この時期になると読んでしまうちばてつや短編集 エッセイマンガ編 ちばてつや霧兵衛良かった点 ・「屋根うらの絵本かき」はちばてつやが漫画家になったきっかけをテーマに書いた短編 ・「家路1945-2003」は第二次世界大戦直後の中国からの引き上げ体験が元に書いている 総評 ・この二つに関しては感想が書こうにも何を書いてもこの漫画を読む以上の説得力が出せないので読むのが一番だとおもう。 ・ちばてつやのエッセイ漫画は面白いのが多いのでもっと単行本にして出して欲しい 麻雀って奴の凄さを判るのが、貴方にとって良いか悪いか、判断はご自身で!雀鬼 いつきたかし 志村裕次 南波捲名無し主人公である実在の麻雀の鬼「櫻井章一」氏を知る術は色々あるでしょうが、この「雀鬼」を通して知る麻雀は、決してお遊びでなかった事を知らされます。残念ながら雀荘を知らずして育った現在の社会構成のど真ん中の一般人に、多少なりとも理解させてくれたことに感謝したい。ゲーム内の麻雀でなく、麻雀を使い様々な勝負が展開された事実も知っておくべきでしょう。そんな世界をあからさまにしてくれるこの作品を読めば、己の人生を見直してみたくなる気に成りますよ。疲れた時に開きたくなる名作。ぶたぶた 安武わたる 矢崎存美 メイブルウ名無し異彩を放つ豚の表紙を見つけて、どういうことだ?と思って読んでみました。 その自分の気持ちと同じように、作品の登場人物たちも、人間世界でふつーに生活している豚のぬいぐるみ(名前=ぶたぶた)と出会い、どういうことだ?と驚きつつ交流していきます。最初の登場シーンで、すぐに心をつかまれました。だって、ベビーシッターかと思いきや、ベビーシッター派遣会社の社員で、しかも部長!で、男性だったという。セリフや動作が笑える物が多くて(その手?足?でどうやってコーヒーカップ持ってるんだ!?とか)、読んでいて、つい吹き出してしまいます。 ぬいぐるみなのに、人間味(豚味?)にあふれていて、人徳(豚徳)があるというところが、面白いやらジーンとくるやらで、どんどん続きが読みたくなり、なんだか癖になります。 現代の作品でいうと、「猫村さん」とシチュエーションが近いかもしれません。優しくてちょっとシュールでほっとする世界を求める人におすすめです。 思わず吹き出すダメ男撃退法深夜のダメ恋図鑑 尾崎衣良名無しこれから恋をしたい人にはぜひこれを読んで耐性を付けて欲しい。そして彼氏持ちの女子にはぜひ彼と一緒に読んで欲しい。そんな漫画です。 なぜだかダメ男に出会ってしまう三人娘を中心に、面白おかしくダメ男のパターンが紹介されていきます。こんな男いないでしょ!というものから、わかる!これ元カレだ!というものまで、様々なダメ男を取りそろえております。ダメ男撃退法も載っていますので、これから恋をしたい人はぜひこの漫画でお勉強してください。また、佐和子の彼、諒くんのダメ男っぷりがケタ外れなので、こちらは彼氏と一緒にお楽しみください。笑えます。 息もつかせぬ展開で人間の心の闇を描く銭ゲバ ジョージ秋山名無しテレビドラマにもなったことがある作品で知っている方も多いことでしょう。 漫画自体はかなり古いですが金銭への執着という人間の根本的な欲や業がテーマなので時代を超えた面白さがあると思います。 貧乏ゆえに異常なほど金に執着し、金に人生を翻弄されていく男の悲劇がしっかり描かれています。金だけを追い求める人間の醜さや恐ろしさが、通り一遍でなく深い心の奥底を丁寧に描いていて、一筋の光が見えながらも悪の道を突き進む主人公から目が離せません。 金さえあれば何でもできるのにと考えたことは誰しも一度はあるでしょうが、その結果まで考えたことはありますか? その答えの一つともいえる結果は一読の価値ありです。 物語としても金というものを考える切っ掛けとしても楽しめる素晴らしい作品だと思います。重厚で骨太で読み応えのある漫画が読みたい人にもおすすめです。人生哲学的な面でも参考になるセリフが多数ありました。超能力ヒロインのバトルが面白い最果てのサイクロプス 鈴木マサカズ名無し昔流行ったESPでバトルロワイヤルものですね〜。世界を巻き込んでの謎の事件を追い、囚われた妹を助けるために主人公ヒロインが超能力を駆使して戦う物語。 派手なサイコアクションがメインの見どころとなりますが、ヒロインたちキャラクターの内面に迫る人間ドラマも緻密に描写されています。描くことと愛すること #完結応援Still Sick 灯名無し完結記念に感想書かせていただきます。 「隠れ同人作家の清水さんが同僚の前川さんにオタバレして秘密を握られてこれからどうなっちゃうの!?」 という導入こそ軽妙ですが、ひとを愛することと、創作することに真摯に向き合っているのが本作の魅力だと感じます。 百合はもちろんのこと本格的なマンガ家マンガとしての読み応えも抜群です。 物語を描くのって過酷です。 真面目に向き合えば向き合うほど、ときには現実の人間関係や自分自身を傷つけてしまうことさえあります。 一方で、その過酷さは誰かの支えがあれば乗り切れることもあります。 物語を通じて前川さんが「誰かと一緒に描く」ようになり、清水さんが「誰かの傍にいる」ことを選ぶのが私にはとても尊いことのように思えました。 そして最終3巻のボリュームが圧巻。260ページ超えてます! ふたりがそれぞれのゴールと言うか、あり方を決めたあとのようすがじっくりと描かれています。 こういうエピローグがたっぷり読めるのはなんだか幸せですね。 素晴らしい余韻の残る作品でした。 卓上の舞姫の自伝的漫画aki 大崎充 二階堂亜樹名無し読んでいてかなり重い内容だったが面白くて一気に読んでしまった。確かにサクセスストーリーなのかもしれないが、そこに至るまでの壮絶な人生は、目を覆うものばかり。でもこんな人生もアリといえばアリなのかもしれない。実話を元にしているそうで、調べてみたら主人公がほぼ同世代で勝手に親近感が湧き、応援したくなった。 自分だったらこんな人生を歩んでいるうちに、そのまま自暴自棄になってしまっただろうと思う。 瑠美お姉さんの先輩のマコトさんがカッコ良い。麻雀のルールを知らない私でも十分楽しめました。 麻雀を題材とした漫画は多いですが、これほどまでにヒロインが可愛い作品があったとは知らなかった。演劇に目覚めてゆくレビュー男子たち!レビュダン! 中村世子 天真みちる名無し活動していない演劇部の部室をこっそり使っていたのを演劇部の顧問に見つかり、「老人ホームで行う奉仕活動の劇をやらなければ出入り禁止」という交換条件を突きつけられ、1週間もない稽古期間の末に、なんとかシンデレラをやりきりるところから始まります。 しかしその経験が主人公・まなの心に忘れられない輝きを残した様子です。 この顧問もやけに麗しくて謎の人物。劇にも王子役で出演したことで、まなに多大な影響を与えた人物と言えますね。 部員不足のため演劇部存続の危機が訪れると、部室を使うためか、もしくは演劇にはまったためかはまな本人もわかっていませんが、部員を集めるために動き出す…!!という1話でした。 演劇を題材にした漫画は他にもありますが、"男子だけ"のというのは初めて読むかも知れません。楽しみです!一回5万円で彼女が作れるガチャガチャ彼女ガチャ 吉宗名無し設定が凄く面白いと思いました。一回たったの五万円で本当の人間である彼女が手に入るなんて現実ではありえないけど非モテ男の理想のひとつだと思います。一話一話も短く短編集みたいになっているので読みたいときだけちょっと読むというのが出来ていいと思いました。オチもしっかり付いていますし展開がスピーディー。 松永さんとミーコの絶妙な距離感にドキドキリビングの松永さん 岩下慶子Pom とってもドキドキさせてもらい、あっと言う間に読み終わってしまった。 松永さんとミーコの、お互い好きで、近いんだけどあえて近づかない絶妙〜な距離感がさらに良い。 そして、シェアハウスに住む皆含め、美男美女揃いだし、思う存分現実逃避させてもらいました。笑 不条理な運命に切なさが残る作品悪女 滝沢解 川崎三枝子名無し15歳で母親の恋人に暴行され、その男を殺してしまったことにより、悲運で過酷な人生を歩むことになってしまう純子。女性なら誰もが夢見る結婚も諦めて、情婦として生きていきます。道徳的には決して許されないことに手を染めている純子だとは言え、その中に女性としての愛らしさや優しさを垣間見ることができ、心の奥深くでは女性としての幸せを望んでいることがひしひしと伝わってくるので、本当に切なくなってしまいました。純子が妹のように可愛がっていたツネ子も情婦でありながらとてもけなげで可愛い女の子。それなのに彼女も悲しい人生を歩むことを強いられる場面に運命の不条理さを感じました。 「漫画という創作の話なのだから、そこまで感情移入することもないのに」と自分自身に可笑しくもなりましたが、やはり同じ女性としてやりきれない気持ちになったのは、作者の漫画家としての手腕の成すところでしょう。これまでたくさんの漫画を読んできましたが、その中でも心に残る作品の一つになりました。昌幸さんのほどよいツンデレが楽しい夢のむこうで、君を抱きしめる 宮越和草名無し昌幸さんが少しずつゆずに心を開いて、ラブラブになっていく様子が読んでいてとても楽しい。悪夢のせいでゆずに冷たい態度をとってしまっていた昌幸さんですが、それは悪夢から逃げていたということなのでしょうね。ゆずの真っ直さと強さが昌幸さんを動かし、悪夢に立ち向かわせていきます。 ゆずが大人しそうな外見に反してぐいぐいと引っ張っていく行動派なところが、繊細な昌幸さんにはぴったりなんだと思います。ラブラブになってからの昌幸さんは大変あまーいです。このギャップにドキドキ。 そして悪夢の中で昌幸さんを殺す女はゆずなのか、別人なのか、悪夢が現実となるのか、そうしたミステリーの要素が入っているところも、この漫画の面白さです。 イケメン父子との三角関係にときめく三日月と流れ星 椎名あゆみ名無し主人公の充希が、年上男性とその息子との間で揺れ動く三角関係ラブストーリーです。恋の相手が親子関係というとちょっと危険な香りがしますが、この漫画ではいたって日常の中での穏やかな人間関係をていねいに描いています。充希は年上の隆聖さん(父)に一途に恋しているのですが、近くにいる玲於(息子)にもちょっとときめいてしまったりします。 隆聖と玲於の親子関係など、充希の恋だけではない登場人物の複雑な関係や心理をじっくり描かれているのが伝わってきます。復讐のため"ウソでウソを暴く"探偵の物語 #1巻応援アクターダンス 村上ペコsogor25探偵業を営む父親を持つ主人公の赤谷芙蓉(あかや ふよう)。ある日、その父親を殺され、その犯人に復讐するため自らも探偵となる。 犯人を追い詰めるためならどんな手でも使うという芙蓉の行動原理から、ピカレスクな雰囲気が漂っているんだけど、それとは裏腹に事件解決後にどこか心に棘が残る読後感のある作品。そして一匹狼な主人公なのかと思いきや警察に協力者がいたり仲間となる人物が現れたりと、芙蓉の人間味が見え隠れするような展開も面白い。 芙蓉の発言の1つ1つにオモテとウラがあるように、善と悪、光と影、どちらか片方の側面だけでは語れない、アンビバレンスな魅力のある作品。 1巻まで読了ほんのりロマンス・ミステリー漫画死者のささやき 森素子名無し親友の死をきっかけに、人より鼻が効く主人公の未央が死者が憑依する霊媒体質のカメラマン辻井と出会うところから物語が始まります。 両親が幼いころに亡くなっている辻井は、出会った頃は知り合いのカメラマンの男性と一緒に暮らしていたのですが、その男性とも離れて、自殺願望を持っている人間でした。 未央と出会ってから、辻井の秘密が少しずつ事件解決とともに明らかになり、2人の距離もどんどん近づいていくにつれめくる手が止まらなくなり、一気に読みました。 推理や考察が繰り広げられるほどではない、ほんのりミステリーが読みたい方におすすめしたい漫画です。 名古屋嬢OLとガテン系男子のカップルヤッてしまったら最後 かれんえびふりゃーなんとなくタイトルからヤリそうでヤラない駆け引きを楽しむ漫画かな?と思ってたら1巻からそういう関係になったので驚いてしまいました。モバフラって大人の女性向けのエッチな漫画のレーベルなんですね。知らなかったです。名古屋嬢の主人公とガテン系男子というカップルは意外性があって楽しいです。でもこのガテン系男子が社長の息子だということが早々に明かされてなんとスーツ姿でも登場します。かなりギャップがありますがどっちも似合うので問題なしです。時代劇にも通じる梶原ワールド斬殺者 梶原一騎 小島剛夕名無し非常に珍しい、原作:梶原一騎、画:小島剛夕というコンビの宮本武蔵を題材とした作品です。 小次郎を倒した武蔵を討つ事を命題とした主人公が、どんな方法であれそれを成し遂げようとする主軸の話とは別に、武蔵を取り巻く様々な人物も描いて物語の厚みを増しています。小説家志望であった梶原氏の原点が垣間見られる作品なのかも知れません。 圧倒的な力強い絵力を持つ小島剛夕氏の画だからこそ表現出来た梶原ワールドを堪能できます。<<383384385386387>>
※ネタバレを含むクチコミです。