完結したマンガの感想・レビュー16032件<<3031323334>>懐かしいボンボン漫画を再読V8キッド もとはしまさひで六文銭『OH!MYコンブ』でも書きましたが、コロコロよりもボンボン派だった、私ですが本作も子供の頃読んでいて懐かしくて、つい手にとってしまった。 車とかあんまり興味なかったのですが、喋る車ヘバルの可愛さと、主人公のライバル?的存在「神竜豪次」のポンコツ具合といった、全体的に子供でもわかりやすい、コミカルなギャグ展開が好きだった記憶があります。 ただ、子供の頃は ・千葉と茨城が大地震で日本から分離 ・その勢いで独立「チバラキ共和国」ができる ・チバラキ共和国の真ん中に油田がわいてでたので、大人も子供も免許がなくても車が運転できる車社会へと発展する という、設定を全く知らなくて、再読した時これが驚きでした。 茨城をフィクションの世界でチバラキとかにしているだけかと思ってました。 あと、意外と改造系や車の構造をしっかり解説しているのも驚いた。 なんにせよ、ボンボン勢には嬉し懐かしい作品。 電子書籍になっていることを全然知らなくて、そういう需要に届けば幸いです。 あと『爆風ドッジ』『ロックンゲームボーイ』あたりが電書化された日には、泣いて読みますわ。切ない気持ちになる〜偽りのマリィゴールド サスケstarstarstarstarstar_borderPom どんどんと読み進めてしまうくらい話に引き込まれる作品でした。 華ちゃん、兄の文通相手であった、りりに純粋に惹かれていっているのかな。 華ちゃん、そんなに自分を責めなくても良いのに。。 これまた切ないお話だなぁ。。 兄に悪いことをしてしまったから、りりのために何でもすると決意した華ちゃん。 華ちゃんもですが、りりの家庭環境も複雑でこちらもまた切なくなる。 二人でも、各々ででも幸せな未来が訪れることを願います。他の方の言う通り結構ガチな真面目漫画先生で○○しちゃいけません! 武者サブstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃタイトルや表紙からちょっとエッチな保健の先生の話かと思ってたら、想像よりも真面目なお話でちょっとびっくり 生徒の悩みなど、相談に乗ってくれる優しいけど男性経験が少ないヒロインの保健の先生 多少のエロコメっぽい要素も含みつつも、しっかり性や思春期の事を解説してる むしろエロコメ目的で読みにいった自分がちょっと恥ずかしくなってきた色々な意味でビックリな作品でした阪急タイムマシン阪急タイムマシン 切畑水葉starstarstarstar_borderstar_border寸々コミティアの頃から注目してる切畑水葉さん。同人誌で出してたファンタジーチックな方が個人的には好きなのだけど。 結末の割り切り方が良かった。野仲さん→サトウさん、野仲さん→津村さん、サトウさん→野仲さん、と終始鬱屈した内面の描写が続いたので少しウッとなってしまった。 「架空戦記」でもあり「歴史」でもあるアルキメデスの大戦 三田紀房starstarstarstarstarmampuku極上の「負」のカタルシスだった。 日本が第二次大戦に突入しそして敗戦するまでを描いた戦記モノで、架空の天才軍人・櫂直(かいただし)が明晰な頭脳と冷静な分析によって開戦を、ひいては敗戦を回避すべく孤軍奮闘する話。 犠牲を払いながら手を尽くしても戦争へ突き進む軍部を止められず、事態は坂を転がり落ちるように悪化の一途をたどっていく。巻数にして30巻を超える長い長い無力感と喪失感を味わいながら、物語終盤ミッドウェー海戦で惨敗、櫂は軍を離れ、そのまま終戦、東京裁判を経て完結へ。 勝利も復讐も俺TUEEEも、およそ快感と呼べるものを与えられないまま、ずっとしんどい思いをしながら読み続けることになるものの、読後感は不思議と悪くない。むしろ心地よいまである。なぜか。 「いわんこっちゃない!」と叫びたくなるような負の感情のカタルシスの連続、喪失感、破壊(と再生)、櫂の決意と忠誠、わずかな希望……。一言であらわすなら、「大人の味すぎる娯楽」って感じ。「一貫」の奥にある「幸せ」を見る幸せ一貫 倉田よしみまみこ※ネタバレを含むクチコミです。まばたきまばたき【電子版特典付】 ばったんstarstarstarstar_borderstar_border寸々これの前作は微妙だったけど試し読みした「アンテロースの恋人」が良かったので購入。 節ばって爪が分厚くなった老婆の指の描き方がとても好き。 日本で取られているアワビの45%は密漁品ヒソカニアサレ 古町 きむてみょんstarstarstarstarstar_borderMiyake※ネタバレを含むクチコミです。番外編!ヤクザのおべんとう~ときどきヤンキーを添えて~ 山本カエル名無し※ネタバレを含むクチコミです。進学を考えるときに読んでいたら、農大を第一希望にしていただろうもやしもん 石川雅之starstarstarstarstarゆゆゆわちゃわちゃしているのが主人公と先生まわりだけかと思ったら、学校としてわちゃわちゃしている。 そのわちゃわちゃ、もとい多様性がとても楽しそう。 その道に進まなければ、出会えないだろう授業、オリエンテーション、余暇。 菌も農業系の学校が専門とするものなのかと、勉強になった。 流行っていたときによく聞いた「かもすぞ」。 そういうときに使うのかと理解した頃合いに現れた「かもして ころすぞ」。 すごくこわいと思ったら、ほんとに怖いやつだった。 ブームになったときに見損ねていたけど、読んでみたらすごくおもしろい。 欄外に菌の説明があるので、電子版を読む場合は大きい画面が良いと思います 沙村広明っぽさ✕最近のスピード感✕ミステリー✕バトルな漫画カオスゲーム 山嵜大輝starstarstarstarstar_borderさいろく面白い。 スピード感と展開の強引さ(というか死)が読みやすさを後押ししていて、グイグイっと話が進んでいく。 3巻読了、まだ全貌が全然見えないしどんどん展開していくし矢継ぎ早な少年誌っぽいバトル、いいねいいね格闘も良いけど、家族愛も良いアスミカケル 川田starstarstarstarstar_border六文銭格闘マンガは正直あんまりな自分でしたが、本作は格闘シーンだけでなく主人公の家族愛が良くて、一気に読んでしまいました。 というのも、父親は事故で他界。 子供5人を母親が女手1つで育てる。 祖父は認知症。 そんな環境でも、主人公はそこその生活を維持するため学校でも家でも何かと穏便にすますよう、色々と耐えている状況。 認知症の祖父の介護を率先してみたり、学校でいじめられていても笑ってすます。 主人公の不憫さと家族思いの姿にグッときます。 ところがどっこい、実は、認知症の祖父はかつて「明日見流総合武術」をうみだした最強の格闘家だったようで、そんな祖父に密かに毎日稽古をつけられていた主人公。 最初はクラストメイトに誘われ見学しただけだった「MMA」のジムで火がつき、格闘家としてのセンスを開化していくという流れ。 そこから、同じく祖父に格闘技を教わるも、より強さに取り憑かれ家を出ていった兄と再会し、兄弟対決が行われる。 兄はプロの格闘家。しかもトッププロ。 2人の熾烈なバトルが描かれる、一方でそれは子供がやる兄弟喧嘩のようにもみえ、根底には兄、そして家族への思いがビンビン伝わってきて泣けます。(画像参照) 認知症の祖父を見限って、家を出たと思っている主人公。 兄は兄で、少しずつ壊れていく祖父に耐えられなかった様子は圧巻でした。 ただの格闘技マンガにはない兄弟愛・家族愛があって、そこがすごく魅力的な作品でした。 兄も主人公のことを思っている様子が随所にあって、悪いやつなんて1人もいなっかたんです。少しずっしり来たかな〜よるべない花たちよ~for four sisters~ 山内尚starstarstarstar_borderstar_borderPom 話を理解するのに、少し時間を要した。 一体この家族に何が起きたのだろうと。 また、とても切ない気持ちになった。 4姉妹みんな、笑顔がないのよなぁ。 母親も拒否されてしまっている感あるし。 やはり悲しい。 まぁでも芸術家の母親が急に家出して、4人で仲良くやってねと言われても何だかなぁって正直思う。 何にしても、全員の努力が必要なのかなと単純に思ったし、家族について考えさせられる作品でした。 ジャンプ少年マンガのど真ん中!キョンシーX 倉薗紀彦starstarstarstarstar六文銭と、言えるくらい、少年漫画然としている作品。 異形のキョンシーと戦うため、3人の仲間とともに道士を目指す主人公たち。 しかし道士試験は、3人の中から1名しか選ばれず、しかも一度落ちれば二度と受けられないという過酷な設定。 試験の中で3人が下した決断は・・・と、ここまでで1話。 この1話だけで「努力・友情・勝利」が見事に表現できていて、往年のジャンプ名作たちと多少の既視感はあるものの、すっごいワクワクさせてくれた。 その後のストーリーも巨悪が出てきたり、涙あり、成長ありで、決して飽きさせない展開が続いたのだが・・・今年に入って、まさかのあと4話で終わりだという。 絵も万人受けしそうな感じで、キョンシーとのバトルシーンも圧巻なのに。 残念すぎる! なんでだろうか? 主人公にクセがなさすぎたのか、ヒロインが不在だからなのか(ちなみに上記3人とも野郎。2巻から九天様がでてくるよ!)原因不明なのだが、久々に残念と思える作品でした。 いずれにせよ著者自身のファンになったので、最後まで追いきりたいし、次回作にも期待です! くだらねーwラララ劇場 いましろたかし名無し※ネタバレを含むクチコミです。ヲタクって恋できるんだなぁ...ヲタクに恋は難しい ふじたstarstarstarstarstar_border宮っしぃ隠してはいないんだけど実際自分も結構な雑食ヲタクなんで、分かる気持ちは結構ある... ゲーオタと雑食腐女子、コスプレイヤーとノーマルアニオタ、ゲーオタ大学生と一般大学生、色々なカップル同士が織りなすラブコメは楽しくも切ない要素もありつつ、でも最後は綺麗に着地して笑わせにもくる物語 最初から最後まで綺麗にスッキリした気持ちで読めるので、男女問わずに楽しめる良作ラブコメです あまりいないかもですが、未読ならオススメですよ かわいい姫乃ちゃんに恋はまだ早い ゆずチリstarstarstarstarstar山下真司子供らしさが全面に出ててほっこりする。 ピヨちゃん読んでるみたいなもん。趣味と仕事の間で揺れる正直おじさん【1巻の感想】へうげもの TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE. Hyouge Mono 山田芳裕starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。初恋よりもロマンティックな恋は見つかるのか!?ふたりじめロマンチック 蟹沢ちひろ名無しファーストキス(幼稚園)が自分史上いちばんロマンティックな思い出のまま高校生になった主人公が、当時のキス相手と同姓同名の男子を見つけ運命を感じるも、似ても似つかない別人で、更にドライすぎる性格でがっかり。だったのに、彼のことがとにかく気になる。そして関われば関わるほど、実はいい人だとわかってきた!もしかしたら人生イチのロマンティックが更新されるかも?な可愛らしいラブストーリーでした。 感情が生々しく表情から伝わる。ちーちゃん 押見修造 内藤瑛亮 「毒娘」製作委員会starstarstarstarstar_border江戸川さすが押見修造。その世界に入り込んだ感覚になる。前回の血の轍は、読んでいて正直辛かった。今回もそんな予感がするが、原作?が付いてるようで、新たな押見修造ワールドを見れそうだ。 ネタバレは避け、作者の思想について語りたい。 押見修造の世界は、バタイユの著書エロティシズムに通じる。死や破滅と性的興奮はリンクする。彼は一貫してそれを描いている。暗くて救いようのない話なのに、それが劣情を発動させる。ではなぜ、愛ではなく、死や破滅がそうさせるのか?そこをさらに深堀して物語として提示されたなら、名作になるに違いない。僕なりの答えはあるけれど。 兎にも角にも、本当に描きたいのは、苦悩や閉塞感ではない。性的興奮の正体だ。さて映像化はどうなるのかゴールデンカムイ 野田サトルstarstarstarstarstar_border江戸川不安であり楽しみである。アルファさんの「時間」の過ごし方ヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとしstarstarstarstarstar_borderさいろく今更ではあるけど電子書籍で買い直したので。 日本のようでどこかアメリカみたいな舞台。 時代はきっとだいぶ先で、地盤が動いて色々と変わってしまっている(日本だとしたら)けど、そんな中でマスターを待ちながら喫茶店を運営しているアンドロイド、アルファさんの物語。 久しぶりに1巻読むと可愛くて仕方ない。。。 読み返す価値が高いスルメ作品だと思います。 彼女のようなアンドロイド達をそのまま残して人間たちは老いていく。 そんなちょっと侘しさがある前提となった名作。 これから期待したい新タイトルその1もののけの乱 竹田陽介starstarstarstarstar_borderさいろくおそらく商業誌デビュー作、と思われる。 見た目はふてぶてしさがわかりやすい感じで3枚目だけど実力はしっかりある主人公。 微妙に可愛さに振り切れていないけど性格や設定がいい感じのヒロイン。 ストーリーやキャラ設定、絵柄なんかは味もあるし上手く見せる術を知っているというか、ノビシロめっちゃありそうな感じ(上からですみません)でいいなーと! まだ完成度が高くないなって思うとこは多々ありますが。 週マガで連載しているらしいのでめちゃんこ忙しくなってるだろうけど…1巻しか出てない今の最初と最後でも結構違いが見えるので(ブレではなく上達だと思いたい)今後に期待出来る先生・タイトルだと思います。 ※アシスタント募集されてますね https://x.com/Takedaction_OA/status/1743188836832661933?s=202巻が出てたから読んだけど……娘が初めて「ママ」と呼んだのは、夫の不倫相手でした リナ 釈氏トオルポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。<<3031323334>>
『OH!MYコンブ』でも書きましたが、コロコロよりもボンボン派だった、私ですが本作も子供の頃読んでいて懐かしくて、つい手にとってしまった。 車とかあんまり興味なかったのですが、喋る車ヘバルの可愛さと、主人公のライバル?的存在「神竜豪次」のポンコツ具合といった、全体的に子供でもわかりやすい、コミカルなギャグ展開が好きだった記憶があります。 ただ、子供の頃は ・千葉と茨城が大地震で日本から分離 ・その勢いで独立「チバラキ共和国」ができる ・チバラキ共和国の真ん中に油田がわいてでたので、大人も子供も免許がなくても車が運転できる車社会へと発展する という、設定を全く知らなくて、再読した時これが驚きでした。 茨城をフィクションの世界でチバラキとかにしているだけかと思ってました。 あと、意外と改造系や車の構造をしっかり解説しているのも驚いた。 なんにせよ、ボンボン勢には嬉し懐かしい作品。 電子書籍になっていることを全然知らなくて、そういう需要に届けば幸いです。 あと『爆風ドッジ』『ロックンゲームボーイ』あたりが電書化された日には、泣いて読みますわ。