完結したマンガの感想・レビュー16275件<<125126127128129>>ノスタルジックな作品です。坂道のアポロン 小玉ユキ名無しアニメを見て、漫画に辿り着きました。 1960年代の佐世保を舞台にした青春ラブバンド漫画です。 全くジャズは詳しくないのですが、楽しく読むことができました。 音楽よりも、青春している学生がメインだと思います。 赤白のボーダーのTシャツは60年代ではすごく珍しいと思います。 米軍から流れてきたものなのかな? でも赤✖️白は珍しい。青✖️白はあるんだけどな。ゴリゴリの格闘漫画TOUGH―タフ― 猿渡哲也名無しゴリゴリの格闘漫画です。 絵が上手で筋肉の描き方が非常に綺麗です。 刃牙みたいですね。 グロいシーンや暴力シーンも満載ですが、強い漢の信念を感じたい人はおすすめです。 主人公が努力して成長する姿は共感できます。スイープとローファー #1巻応援宙-CHUU- 手原和憲兎来栄寿『夕空のクライフイズム』の手原和憲さんによる新作蹴球マンガ! それだけで白米を食べられるくらいに嬉しいことでした。 本作の主人公は、中学校時代は「二本尾(ツインテール)のケルベロス」の異名を持つ鉄壁のゴールキーパーだった少女・小桜宙(こざくらちゅう)。しかし、厳しい環境にいた結果サッカーが好きかどうか分からなくなり高校ではサッカー部のないお嬢様学校コディーノ女学園へ。しかし、寮で同室の溝端に導かれた先で待っていたのは楽しく球を蹴る集団「けりたま部」。宙の第二の蹴球人生が始まっていくという内容です。 先輩の愛川クレメンタイン幸子さんは、声に出して読みたくなる名前もさることながら、美しい容姿とアーゼガム(ウイイレ好きにはお馴染みの、アーセナルのもじり)出身という凄い経歴で、何より強く優しい性格が最高に良い魅力的なキャラクターで、宙も幸子への憧れを隠しきれません。 他にも、ミステリアスな孤高の天才中学生・しるくちゃんや、強豪校私立青鵬高校の面々など魅力的なキャラクターも続々登場してドラマを盛り上げてくれます。 肝心のフットサルに関してもひとつひとつのプレイの凄さが大胆かつわかりやすく演出されていて、恐らくルールを知らないという人でも問題なく楽しめるでしょう。キャラはかわいいですが、プレイはかっこいい。そのギャップも堪りません。 そして、何と言ってもこの作品で良いのはサッカーを楽しめなくなって窮々としていた宙が、ふたたび球を蹴ることの純粋な楽しさを思い出して笑顔でプレイする瞬間です。元々、何かを好きだったのに何かのきっかけでその気持ちを忘れてしまった人には、競技を越えて響くのではないでしょうか。シンプルに好きだと思える気持ち。そんな好きだと思える対象を、一緒に楽しめる周囲の人たちの存在。人生で特に大切なものが、ここにあります。『夕空のクライフイズム』にも通ずるテーマで、ただ勝つだけのみならないところにあるものの大事さですね。 私も、この作品が好きだという気持ちを多くの人と共有したいです。「カオスゲーム」感想カオスゲーム 山嵜大輝ニーナハラハラドキドキしながらイッキ読みしてしまった。サスペンスには違いないが、わりと何でもありな世界なので余計に先の展開が読めないわ!主人公の蘭が口悪くて猪突猛進なのも、個人的にツボ(笑) めしにしましょうの感想 #推しを3行で推すめしにしましょう 小林銅蟲starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 小林銅蟲のマンガのノリが苦手な時があるが作る飯はむちゃくちゃうまそう。豪快でやりすぎな飯と見せかけて、実は分子ガストロノミーのようなアプローチで調理をするので面白い ・特に好きなところは? 実際に作れるが真似できない旨味に旨みを重ねまくった振り切れた料理を作るところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 見たこともないような料理を見たい方におすすめです このうさぎマンガがかわいい2023 #1巻応援兎なりのウサギさん 野広実由兎来栄寿うさぎが、かわいい…… かわいいうさぎが、かわいい(語彙力)。 今年は卯年。2023年に相応しい、うさぎマンガの真打が登場しました。名前に兎が付いており、うさぎをたくさん飼っているウシジマくんに羨望を覚えるくらいうさぎ大好きな私はニッコニコです。 高校1年生で顔の怖い少年・青枝(あおし)と、大学1年生の紅詩(もみじ)は隣に住む幼馴染で、実は両片思い。紅詩は新たにうさぎの「みたらし」を飼い始めることで、小動物が好きな青枝とまた少し距離を縮めていくというラブコメ要素もまじったうさぎマンガです。 兎に角(うさぎだけに)、みたらしがかわいくかわいく描かれていて堪りません。 キュルンと見つめてくるつぶらな瞳 撫でを要求してぐいぐい来る様 撫でられてご満悦な様 齧歯類の本能として色々なものを齧る様 元気いっぱいに走り回る様 ちんまりと座っている様 プスプスと天使の寝息を立てたり、船を漕ぐ様 etc… ブラッシングや爪切りを嫌がる様などは、他の動物と暮らしている方も「あるある!」と共感するところでしょう。我が家のポメラニアンとそっくりな態度の所もあって、にっこりしてしまいました。 みたらしもかわいければ、途中で描かれるネザーランドドワーフやロップイヤーの仔うさぎたちも犯罪的にかわいいです。 かわいいうさぎをたっぷり堪能したい同志にお薦めです。 現状では電子配信のみということで、書店ではこのかわいいうさぎには出逢えないのでご注意ください。「衛府の七忍」読んでみた衛府の七忍 山口貴由かしこ「シグルイの藤木源之助っぽい人が登場してる」と教えていただいたので読んでみました。本当に出てきた!もしかしてこれまでの山口貴由作品の登場人物が結構出てるのかな。ようやく7人揃った〜!いよいよこれからだ!!ってところでいきなり完結したのが斬新だった…。これは何年後かに新章が描かれたりすることもあり得るのだろうか。桃太郎が投げた犬が爆発するところで一番笑いました。 不死身の熱血ヒロイン版『Another』(超画力)カオスゲーム 山嵜大輝mampukuサスペンスかと思ったらオカルトかと思ったら異能バトルでもうなんでもありだがとにかく絵がべらぼうに上手いし話が上手いし漫画が上手い!第一巻はストーリー的には導入って感じだがとにかく密度が半端なくて満足度がエグい。 そして女主人公の雑誌記者・蘭がめちゃめちゃ不死身。危ない橋渡りまくって数ページに一回殺されかけて大怪我しまくってるのになぜかまだ生きてる。綾辻行人の『Another』なら20回は死んでる。 オビによると四季大賞作家の初連載らしいです。道理で面白いし上手い。骨格と筋肉と背景と顔芸にこだわりを感じる。 特に感心したのは、作中「ゲーム」の参加者には身体のどこかにスティグマのようなものが刻まれており、主人公にはおへその上辺りにそれがあるため合法的にお腹と下乳を書き放題なのである。作者天才か。もうネタバレしていいよね逢いたくて、島耕作 弘兼憲史 諏訪符馬名無し雑誌で『社外取締役 島耕作』から続けて読むと、期待感とスピード感満点のカラー1ページ目から、次の見開きで盛大にがっかりする。 見ると主人公も同様に猛がっかりしているわけで、これで主人公と読者が一気にシンクロできる構造になっているわけだ。 ……というか、『転生したら今野の部下だった件』なんて異常な設定、よく思いつくな! ただ脱帽するばかりのヤベエ新連載です。思い通りに行かないことばかりな人生だけど。夕暮れのあなたは、少し首をかしげて 宇仁田ゆみstarstarstarstarstar_borderPom 個人的にすごく好きな漫画。 大変読み応えがあったな。 管理人の西澤さん、見た目スンッとしててとても美人。見るからにモテそうだけどちょっと近づき難い雰囲気が更に主人公、広川くんを惹きつけるのかな。 2巻で、少し距離近づいたかと思いきや、2人の関係は中々すんなりとは行かない壁の数々。 マンションに住む人々が、仲良さそうなのもホッコリで猫のツナさんに癒される。 宇田川先生の漫画、もっと読みたくなりました。 名シーンサハラ 小池一夫 平野仁ユッカエレファンティペスヒステリーカンカンをおしたい。なにがなンだかわからない... 王道を詰め込んだ青春書道部ストーリー #1巻応援あすにひとふで! 矢神うた 葛原昏兎来栄寿近年「甲州和紙」として新たにブランド化されてきている、山梨県市川三郷町とその隣の身延町の伝統産業である市川和紙と西嶋和紙。身延といえば『ゆるキャン△』で非常に有名になった町ですね。 近い将来この『あすにひとふで!』の力で市川三郷町も有名になるかもしれない、いえ、なって欲しい! と感じる書道部マンガです。実在の大門碑林公園なども登場(コスプレ好きの方にはお馴染みの場所かもしれません)し、『ゆるキャン△』との聖地巡礼ハシゴも楽しそうです。 本作はとにかく、王道で正統派。少しだけ特徴的なのは、主人公がアメリカ人の女の子サラ・エイミスであるということでしょうか。 ワインの仕事を営む父親が山梨県担当になったことでアメリカから日本に転校してきたサラの原体験は、書道家のヒナギクこと明日見雛菊の書に出逢って一瞬で恋に落ちたこと。 しかし、サラが意気揚々と入ろうとした書道部は廃部寸前。イケメンで女子にモテモテな部長の上浦ここのと、ここのにそそのかされた書道初心者である副部長の大門寺ふみの2年生のふたりのみ。部員は少なくとも、憧れの書の道を真っ直ぐな熱意で進んでいく物語となっています。 書道部マンガといえば、金字塔的な存在として『 とめはねっ! 鈴里高校書道部』がありますが、本作の清由(すみよし)高校書道部では書道パフォーマンスが活動の中心となっていることが特徴です。身長より大きく重い筆を一生懸命に振り回すサラの姿は、応援したくなります。 「書道なんか大嫌い」 と言い放つ訳あり顔なクラスメイトの牡丹ちゃんなど、王道オブ王道な構成ですがそれがいい。 既に、私の頭の中ではアニメーションとして声と色と動きが付いてサラたちが動いている様子が展開されています。ぜひ、このまま続けてアニメ化して人気を博して欲しいです。 書道に興味がある方、美少女部活ものが好きな方、山梨県民の方にお薦めです。大団円、と言っていいのか。完結。とげとげ 土田健太さいろく誰しもが角を持っていて、わかりやすく弱肉強食の世界の見える部分として描いている不思議な作品。なんとなくブリーチっぽさがある(語弊があるかも) 最後までふわっとしたところがあったけど、結果「みんな良いやつ」な割と平和な空気になっていて結構好きでした。 完結してしまった。。。ふたりエスケープ 田口囁一さいろく潔く百合百合しい作品だった。とてもかわいい。 先輩のダメさと後輩の才能、このバランスはずっと続けられたのではないのか。 完結してしまったのは寂しいが、とても良い百合姫作品でした。恋愛経験ほぼ皆無。今はコレぐらいほんとにあるかもしれないわたしは壁になりたい 白野ほなみさいろくあらすじの説明がパーフェクトゥ! アセクシャルな彼女はもちろん、隠れゲイな彼も恋愛耐性・経験がなすぎて、そんな2人が世間体のため(という体で)結婚するのだけど、どんな性自認だったとしてもニンゲンとしての付き合い・ニンゲンとして寄り添い接することに礼を欠かずにトライできる大人であるため、「女性」とか「異性」とかいう大枠で相手を見ずに個人として見るようになっていく。 そりゃーそうなんだよ、人は1人ずつ違うんだもの。 当たり前なんだけど、それの大切さがしっかり描かれていて、徐々に学んでいく2人を見守る。お前の平成って醜くないか?平成少年ダン サンカクヘッド名無し※ネタバレを含むクチコミです。 汗っかきコンプレックス女と、においフェチ男あせとせっけん 山田金鉄starstarstarstarstarゆゆゆ「テレワァク与太話」がとても良かったので、評判が良い前作を読む。 あらすじに、若干ひきつつ第一話を読んでみたら、「この漫画もよいぞ!!!!」と大興奮。 思わず、ぐんぐん読み進めてしまった。 汗っかきがコンプレックスの主人公と、においフェチの男が出会って、超純愛。おのろけ。そしてイチャイチャ。 ニヤッとしてしまうタイプの笑いあり、ピュアさに心が洗われたり。 ふぅ、とても良き…と、読後に言いそうになる。 よく見たら、こちらの男性も三白眼。 でもあちらより黒目は大きいし、モテ男オーラが出ているし、ハードワークでも顔が死んでない。陽キャだからか。 設定はちょっと変だけど、その変さがとても良いおもしろさになっている、すごく良い漫画。 幸せになりたい二人の哀しい女の子 #1巻応援ラストサマー・バケーション 東洋トタン兎来栄寿BRIDGEはこういう作品が出てくるので良いなぁと思います。第1話には『マイ・ブロークン・マリコ』以来の衝撃をBRIDGE作品の中では受けました。 作者の東洋トタンさんも、新人賞を獲りたてで当時の平庫ワカさんと同じく初連載という状況であることや、女性二人の哀切な物語であるところも想起させる要因となっています。 重みと凄絶さ、そしてそれらを生み出す絵柄の美しさと迫力。描く方にも覚悟が要り精神を削りながら筆を握っているであろう、読む方の魂に深々と爪を立ててくるような作品を私は愛します。 1話で言うと、プールのシーンでの1ページ丸々使った音無さんの表情などは最高ですね。 そして、表紙も本当に素晴らしい。彼女たちの持つ言葉では言い表し難い複雑な感情が、笑っているようにも泣いているようにも見える絶妙な表情で一枚の絵として描き表されています。 敢えて作品の内容には深く触れないので、とりあえず読んでみて欲しいです。 余談ですが、一昨日紹介した『Mint Love ミントラブ ‐薄荷之夏‐』とは、同じ思春期の女の子の夏の物語でもこうも違うかと思ってしまいます。 東洋トタンさん、今後も注目して推していきたい新星です。Twitterでは他にも百合短編なども公開されているので、本作を読んで気になった方はチェックしてみてください。ベランダグランピング、流行りましたねテレワァク与太話 山田金鉄starstarstarstarstarゆゆゆ主人公は、ブラック企業に勤める、テレワークで通勤時間がなくなって人間らしい生活を送り始めた、脳内独白多めの男性。 テレワークさせてもらえるならブラックではないのでは。いや、業界がブラックなのか。 主人公の目は白目が多く、黒目が点より小さい点。三白眼にもほどがある。 淡々と現在の状況を述べ続ける脳内独白と、小さな点の目、酷いクマ。 独特のテンポで紡がれていくストーリー。 主人公が語る口調に飲み込まれてきたところで、ベランダに登場するお隣さん女性。 これはよいぞ!の雰囲気を感じて読んでみたら、すんごく良い!! 早くコミック発売してください! 【追記】 コミックスを買いました。 全話とおしで読んで、おまけの描き下ろし漫画やあとがきを読んで、とても良き‥と心穏やかになる読後でした。 1巻完結&印刷の都合なのでしょう。あとがきがまさかの本体表裏表紙です。 ギッチギチに描き下ろし漫画を入れてくださった作者様に感謝を。 そして、奈津さんも残さんもお幸せに。 本音はもっと後日談が読みたい! ゆる同棲BLコメディ同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です ウダノゾミstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ波平さんのように和服メガネで、いささか先生のように作家の主人公・四宮綴一郎。 若くして人気作家である代わりに、自分の生活への頓着が非常に薄い。 ノリスケおじさんと同じ性別の新しい編集・佐野くんは、四宮先生に人間らしい生活を送ってもらい、健康的に執筆業を続けてもらおうと、主人公と同居し、家事から料理からフォローしてくれることに。 そういう設定なんだけど、さっさと心の行方を認めちゃいなよ!レベルで、先生は担当さんにドギマギしながら暮らしている。 つまるところ、ゆる同棲BLコメディ。 だけど、タイトルで先生の渾身の思いは書かれている。 「同居人の佐野くんはただの有能な担当編集です」 担当編集なのです。ヲタクだって恋ヲタクに恋は難しい ふじたユーカリゲーマー男子と、腐女子。一般人(?)から見ればどっちもヲタク。そんな2人が恋しちゃうお話。 わたしはヲタクじゃないので「あるある」とはならなかったけど(多分)ヲタクあるあるなんだろうなって感じの一話完結の話が多い。けど、どのお話もほんのり繋がっていて、進展していないようでちゃんと進展していく2人の恋愛模様。ヲタクならではの世界観が読んでいて面白いです。料理って楽しい甘々と稲妻 雨隠ギドユーカリ誰かと一緒に料理する楽しさ、そして一緒に食べるうれしさ。そんなあったかい気持ちを味わえる漫画。料理するのが好きな人、料理するのを見てるのが好きな人、食べるのが好きな人、誰かが食べているのを見るのが好きな人、みんなに面白いと思う。 つむぎちゃんの言動すべてが可愛い。 料理だけじゃなくて、人間ドラマとしても面白い漫画だと思います。 超思い入れがある作品アストロ球団 中島徳博 遠崎史朗starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン中学生か高校生か忘れましたが、いずれにしても思春期に、いっとき往年のジャンプマンガにハマったことがありまして、当時ネットがなかったので、まず情報量が少なく、しかもネット通販も当然ないので、気になった作品を見つけられても、入手が困難という中で、日々暗いながらも楽しくすごしておりました。 そんな中、出会った本作品!!!「ジャンプコミックセレクション」みたいなシリーズの少し分厚めのやつがあったのですが、それのアストロ球団を発見し、即時に1巻を購入しました!持ち合わせがあって本当に良かったです。 内容としてはトンデモ野球マンガですが、とある運命を背負って同年同日に生まれた者どもが19歳時に集結して球団を結成するという設定は、何か009的な要素も感じ、非常にワクワクしました。ラスボスの球団も、各スポーツ界の超一流エリートをスカウトして、それぞれの特技を野球に活かして勝利を目指すというもので、それもすごく良いですね。燃えます! ただ、主人公チームのキャラ設定をもう少しバラけさせて個性を際立たせた方が良かった気もします。皆基本はHR打つんすよね。メガネの秀才キャラ(「聞いたことがある!!」的な立ち位置)や、お色気キャラ(ぱふぱふで攻撃するなど)などいても良かったかもしれないです。 気に入ってるシーンとしては、①大谷選手的な意味ではなく、宮本武蔵的な意味での二刀流の選手が登場する点、②両球団の話し合いにより、正規のルールをある程度無視しても良いことになっている点、③浪花の春団治こと川藤選手がホームランを打つシーンが出てくる点(実際の川藤選手は、19年の現役生活で16本しかHRを放ってません)、④ピッチングの音で「グワシャバー」という独自表現が使われてる点(のちの岩鬼のバッティングにも影響を与えたでしょうか?)、⑤バロン森、⑥球三郎の兄・大門がグレた理由が親が入院費を払ってくれなかったからという点、等々、枚挙にいとまがありません。 ちなみに12巻くらいから試合中に死人が出るなど、どんどん野球とは関係ないバトルマンガ路線を突き進みますが(そもそも相手球団はアストロ球団の抹殺が目的と名言)、最後らへんでスポーツマンシップに則った展開に回帰します。さすがジャンプ。 あと展開の遅さも歴代トップクラスではないでしょうか。全20巻でなんと総試合数が3。試合以外のシーンの描写が多いわけではなくこの数字です。最後の試合の幕切が押し出しというのも、何か非凡なものを感じました。 ですが★自体は3とさせてください。他にもたくさん好きなマンガが、私にはあります!アゴなしゲンさんで進化を遂げた平本先生やりすぎコンパニオンとアタシ物語 平本アキラstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン絵柄がだいぶオシャレになってます。タイトルの感じも「アゴなしゲンさんとオレ物語」と韻を踏んでてオシャレです。 ですが、内容は平本先生特有のオゲレツギャグです。温泉街で勤務するコンパニオンさんが温泉水を大量に飲むとやりすぎてしまうモードに突入してしまう物語です。正直温泉水を飲む前からそれなりにやりすぎているのですが、モー変するとさらにやりすぎてしまいます。そこが、おかしく、本作の見せ場です。 ゲンさんと比べて、こちらは絵柄がシュッとしてるので、個人的にはすごく読みやすかったです。やりすぎでとんがってる感じもむしろ小気味良いです。 一番びびったのは実写化されているという点ですね。<<125126127128129>>
アニメを見て、漫画に辿り着きました。 1960年代の佐世保を舞台にした青春ラブバンド漫画です。 全くジャズは詳しくないのですが、楽しく読むことができました。 音楽よりも、青春している学生がメインだと思います。 赤白のボーダーのTシャツは60年代ではすごく珍しいと思います。 米軍から流れてきたものなのかな? でも赤✖️白は珍しい。青✖️白はあるんだけどな。