女性マンガの感想・レビュー3218件<<104105106107108>>感想今夜、上司と恋します 迎朝子 紀坂みちこ名無し二人の関係が始まるまでの展開が早い、、でも最初から佐久間さんは蛍のことが好きだったのかなぁと思います。仕事のこともきちんと評価していたし、上司とはいえ、相手のことをきちんと見ていないとなかなか気づかない部分もあると思います。蛍は素直で控えめでとてもいい女性です。佐久間さんと同僚の男性と二人に好かれるのがわかります。二人ともイケメンでうらやましい限りです。今まで男運がなかっただけに、幸せになって欲しい。モラハラってイメージ…ホーム・ビター・ホーム~モラハラの家~ 石紙一 丸子十愛aicoモラハラってイメージつかなかったけど、何かしら抱えてこじらせて自分で解決できなくて掌返しちゃう人っているんだろうなーってリアルに感じられました。怖い。。。キミドリ頭の鎌谷くんが好きトリバコハウス 宇仁田ゆみnyae宇仁田先生の描く恋愛マンガはだいたい読んでますが、これがいちばん好き…というか、鎌谷くんが好きなのかも。とちゅうで終活のために黒髪になるのもたまらないんですよね…!!言葉はぶっきらぼうなのに、行動で愛を示してくれるというのが良い。当然それはフィクションの話で、現実の人間はちゃんと言葉も優しくあれと思いますが。 人と人の適切な距離感、いわゆるパーソナルスペースの広さって人それぞれで、それも相手によって変わるというのをこの漫画で学びました。表紙の二人がメインですけど、周りのキャラもみんな可愛くって、とくにサモ・ハン・キンポー似のキンポは、昔は超絶イケメンで女性関係のトラブルが絶えなかったというエピソードも含め、好きなキャラです。 これを読んでたのは高校生くらいで何も考えずに読んでましたが、今思えばただの恋愛マンガではなく、男女平等ってどうあるべきなのかといったようなことがテーマなのかなと思えます。ハラハラする不倫漫画スイート10 こやまゆかり名無し※ネタバレを含むクチコミです。 狂気狂った母性~ママ友たちの完全犯罪~ 鶴岡伸寿 井川楊枝名無しエリート私立中の男の子たちが4人グループで一人の同級生の男子を追い詰めて、それが原因で自殺してしまったという重い内容です。問題は、この男の子たちの母親が、その事実を隠すためにあの手この手で対策するのです。息子への歪んだ愛情は、後々かならずひずみを生み出すんですね。漫画とは思えない、リアルな内容にゾッとしました思った以上にドロドロしてる。ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~ 丘上あいPom ドラマ(3話の再放送のみで)、面白そうと思って原作漫画に辿り着きました。 ドロドロ系は好きなので、2時間くらいで読み終わって、続きが気になって仕方がない今です。笑 登場人物、皆過去に闇を持っていて、加害者も被害者もないんじゃないかと思いました。 ただ、一つ怖いなと思ったのは旦那を寝とった親友、瑠衣の豹変っぷり! 女性は怖い! 瑠衣が陥れてようとしている主人公、爽(さやか)の母親にまで手を出しそうなので、更に怖さが増すのではないかと次巻が楽しみ! ドラマも並行して楽しみたいと思います。この物語が"フィクション"ではない人に届いてほしい #1巻応援ON THE ROAD GIRLS ISAKAsogor25そこは田舎とも都会とも言えない、でもとても"閉鎖的"な町。男は外で稼いで来るのが仕事で、共働きだろうと女が家事育児をするのが当たり前、そんな今や化石のような前時代的な考えが蔓延る町。そんな町が嫌で東京に就職し、東京のしがらみの中で疲弊してまたこの町に舞い戻ってきた38歳の女性が主人公。 現代の感覚でいうと主人公の考え方はもっともらしく見えるのだけど、それはその町の"普通"とはあまりにかけ離れていて、そこに38歳という年齢、そして一旦町の外に出たにも拘らず戻ってくることになってしまったという状況が重ね合わさって、主人公の苦悩は重くなり、しかし打開策の選択肢は少ないという息苦しさが作品全体にのしかかってくる。痛々しいまでの心理描写が心をえぐってくる、でも目が離せない作品。 この作品のテーマとなる部分はかつての少女マンガでは大きな主題として存在していたのかもしれないが、最近では直接的に扱われることが少し減ってきているように思う。"男性性・女性性"という概念のに対する閉塞感の打破がゴールだったものが、そこから一歩外へと踏み出し、"多様性"というより自由度の高い問題に触れることができるようになってきてるのではないかと感じている。 私自身にとってもこの物語は"フィクション"で、主人公に感情移入はできるものの、この町の"普通"に現実感を得ることができずにいる。でも、この主人公と同じような悩みを抱えている、この物語が"フィクション"ではない人も間違いなくいるはずで、そういう人にこそ届いてほしいと思う作品。 1巻まで読了 私の身に起きたこと~とある在日ウイグル人男性の証言~私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~ 清水ともみ名無し私達は何気ない日々を当たり前のように送っていますが、それがどれだけ幸せな事なのかをこの漫画を読んで理解しました。 同時に世界には私の知らない辛い現実が存在しており、ウイグル人のように差別で苦しんでいる人々がいない世の中にしていかなければいけないと強く感じました。片づけられない原因片づけられない私をみつめて しみず宇海名無し主人公の女の子は子供の頃から片付けができません。テストには集中できなく小さな音などに気をとられてしまいます。 大人になってもそれは変わらずに、あるときADHDと診断されるのです。ADHDの人の苦労する人生が描かれているので、ADHDという病気に関して興味のある人は読んでみると良いと思います。胸糞悪くなるほどの悪意黒い羊は嗤わない~悪意の欠片 坂口みく名無し主人公の女の子は兄が両親を殺害してしまう場面を目撃してしまいます。それ以来女の子は親せきをたらい回しにされ、殺人犯の妹という烙印を押され、イジメや性的虐待などを受けてきました。ただただ女の子がひどい目に合わされる漫画なので、注意して読んでください。 妊娠17ヵ月妊娠17ヵ月! 40代で母になる! 坂井恵理名無し漫画家(39歳)のリアルな妊娠生活が赤裸々に描かれています。なぜ妊娠17ヶ月なのか?というと、7ヶ月目に胎児が死亡してしまうというショッキングな出来事を経験し、その後、改めて妊娠出産されているからです。 (話のネタバレしてますけど、これはあらすじの時点で書かれてる情報ですのでご勘弁を) 母親として味わいたくない出来事、気持ちが描かれていて、読んでいてこちらまで悲しい気持ちになりました。最終的には元気な赤ちゃんが生まれて本当に良かったです。多彩な短編ホラーストーリーラ・マルディシオン 北川玲子名無し夜にひとりで読み始めて恐ろしくなった。少年漫画と少女漫画の中間のようなあどけない絵のタッチが、不思議な恐怖感を生み出している。個人的には、ホラー漫画では「目」の表現が重要だと考えているのだが、この漫画のメインキャラである唯佳の目力には、非常に力強いものがある。その目こそが、怪しげな生き物や、人間の心の闇を引き立ててくれるのだ。フツーのホラー漫画では物足りない、何か刺激を求めている方々にはぜひおすすめしたい。セリフや表情でピンボールしている俳句漫画ほしとんで 本田名無し絶妙に面白かった。 「ガイコツ書店員 本田さん」を読んだときから 絵もセリフも面白いなあ、とは思っていた。 「ガイコツ~」では主人公がガイコツキャラだったからか、 基本的な表情は一定で、なのに感情の機微がすごく 伝わってくるのが印象的だったが、 今回は普通の顔のキャラなので、当たり前だが 表情が物凄く豊か。 なので感情というか心境がさらに伝わってくる。 全体的な絵も独特だし、セリフはあいかわらず秀逸。 「だれがそんなうまいこと言えと」 と思ってしまう面白セリフが連発で出てくる。 上手い会話のやり取りを「会話のキャッチボール」とか 言ったりする。 この漫画も会話を主にストーリーが進んでいくような漫画だし、 上手い会話をしているな、とは思ったが けしてキャッチボールはしていないなと思った。 言葉をキャッチボールのように互いに相手の胸元に正確に投げ、 聞くほうは脇をしめてガッチリとキャッチして、とかしていない。 各キャラが皆でピンボールをしている感じだ。 かつてゲームセンターに必ずあった、 パチンコのように鉄球を弾いて派手な音や光を楽しむゲーム。 言葉をピンボールのように結構な固くて重い弾と化して 色んな角度から緩急をつけて互いにあらぬ方向に 弾き飛ばしあいながらストーリーが進んでいく。 その様からはまさにピンボールゲームを眺めているような 楽しさを感じてしまった。 扱っているテーマは、地味の代表のような 「俳句」なんですけれどね。 で、そんなピンボールみたいな感じの、 読んでいて頭がグワングワンしてしまうような 振幅の激しいセリフのやり取りに翻ろうされるのだけれども 読み終えると俳句について「ああなるほど」と なんだか理解出来たような気になってしまう。 ほんとに妙な、凄く面白い漫画だ。 洗脳と共依存毒母~私のママは世界一~ あしだかおる 渡辺やよい名無し近年、メディアなどで取り上げられるようにもなった「毒親」ですが、特に母親の方が毒親化することが多いとのことです。自分で生んだ子供だからということで徹底的にコントロールしようとするのです。漫画の主人公・えみは、まさにそんな毒母にずっとコントロールされ続けて育っています。本人はそのことには気付かず、母親を愛してしまうという歪んだ親子関係が読んでいて辛くなりました。熱血弁護士新米女性弁護士ものがたり 伊万里すみ子名無し熱血女性弁護士である碧は、まだまだ駆け出しの新米弁護士ながら、彼女の本来持ち合わせているパワーや情熱が、ひしひしと伝わってくる。女弁護士とは思えないほどの思い切りの良さ、積極性など同じ女性として羨ましい気持ちになります。読むと勇気が湧いてきます。女の人生女の人生―日常に潜む罠と悪縁― 大橋卓名無し一人の女性と、周囲の人間関係をサスペンスっぽく描いた短編作品集。 予想外な着地を見せるお話が多かったです。 一見して、信頼できる味方だと思っていた人が、 実はそうでなかったり、心の奥底に狂気を持っています。 私たちが知らない人間の裏側、それも見ちゃいけない部分、それをのぞき見しているような、そんな気持ちになります。 心に刺さる恋愛マンガG線上のあなたと私 いくえみ綾名無し主人公が寿退社の当日に婚約破棄されて、大人のバイオリン教室に通い始めて…という導入のストーリーです。私も婚約破棄の経験があるので、最初の部分で心にグサリと刺さり、共感しました。いくえみ綾さんのマンガはぱっと見は恋愛マンガに見えて、冷ややかに物事の本質を見据えています。その冷静な視線が怖いながらも素敵な絵柄でうまくまとめられていくのが、好き嫌いはあると思いますがとても面白いところだと思います。また、描かれるキャラクターの人間感があり、コミカルながらもとてもリアルです。「大人のバイオリン教室」で、なぜ大人になってバイオリンを習うのか、大人だから楽しければそれでいい…というのが色々考えさせられて意味深いです。ドラマと原作の違いを知りたくて美食探偵 明智五郎 東村アキコ名無しドラマと原作の違いを知りたくて読んでみました。ストーリーの進み方は少しだけ違いがありますね。ホテルで起きた殺人事件の詳細など、ドラマよりしっかりと描かれていて分かりやすかったです。キャラクターの再現度は高いことが分かったし、今後のドラマと共に楽しみな作品になりました。ドラマを見た人はぜひ読んでみて欲しいです。心が温かくなる素敵な料理人情噺みをつくし料理帖 高田郁 岡田理知名無し両親を失い、天涯孤独となった澪は江戸へ向かい、神田の蕎麦屋「つる屋」で働き始めますが、腰を痛めた店主に頼まれて、ついには雇われ店主になることに。若くして苦労人の澪ですが、いつでも健気で一生懸命、「つる屋」を守りたい、そして美味しい食事を町の人たちに食べてもらいたいという一心で料理にも取り組む姿が、作品を読んでいてとても愛おしくなります。下がり眉で、ちょっと天然な澪と周囲の人々の繰り広げるドラマの数々にも、人情に触れてジーンときたり、時には笑わされたり、憧れの人への恋心にほっこりしたり、と温かい気持ちになりました。世知辛い世の中にふと疲れた時に、美味しそうな料理と、人の心の温かみに触れられ、しばしの癒しを得られる素敵な作品です。 エッセイ漫画好きになった。ニューヨークで考え中 近藤聡乃名無しWebComicで単行本の続きが読めるのが嬉しい。続けてくれるまで続けて読もう。なんだか自分のことが好きになれそう。共感できるあなたにホの字 こやまゆかり名無し女性の気持ちも、男性の気持ちもすごく細かく丁寧に描かれている恋愛漫画で、すごく共感できる漫画だなと思いました。主人公の気持ちになって一緒に笑ったり泣いたりできるとても素敵な漫画です。漫画の内容が理想ばかりではなく現実的なので、勉強になる部分もありますね。#1巻応援 家族、兄弟愛のお話。血の間隔 単行本版 吉田薫Pom 根本に愛があるからこそ、憎たらしく思ってしまうんだろうな。 知的障害のある妹、知恵と東京でマンガ家を目指す兄、知幸。 物凄い生憎劇を想像していましたが、そこまでではなく、知幸の知恵への愛情が詰まった作品だなと思った。 大人になって変わった部分もあったのかな。 今後、二人がこれからもっと心を交わしていっていって彼らなりの家族、兄弟の形を作ってほしいなって思う。 苦しい私はピエロ 夏目りく名無しとてつもない傷みが画面を通して伝わってくる。読んでいて非常に苦しくなる漫画である。ページ数が短いため、ラストで何を言いたかったのか、少々わかりにくかったが、あらすじの文章に込められたメッセージを読めば著者が何を伝えたかったのか分かる。確固な信念と勇気がなければ描けない作品です。私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~ 清水ともみ名無し中国共産党による、ウイグル人への人権弾圧の事実を、現在東京のIT企業で働くウイグル出身の男性を通じて、彼の故郷の家族、親族たちがどのようにして強制収容され、洗脳させられたかが、簡潔ながら赤裸々に描かれています。世界は様々な面で目覚ましい進歩を遂げ、人々の生活は便利になりましたが、人間のエゴの相変わらずなんと稚拙で残酷なことでしょう。飛行機は毎日何十万便も空を往き交い、多くの人が国と国との間を移動したり、旅行したりしていますが、このような世界のどこかで起きている、思想や政治、宗教による恐ろしい闇について知っている人はどれほどいるでしょうか? この作品のように、誰もが目にしやすく、読みやすい漫画にすることによって、多くの人がこの残酷な人権弾圧の事実を知ることは、たとえ各自がなんらかな具体的な行動を起こさなくても、近い将来必ず問題解決への糸口となることを信じます。自分と家族の身に起きたおぞましい体験を告白した男性と、作品とした世に発表した作者の勇気を称えます。<<104105106107108>>
二人の関係が始まるまでの展開が早い、、でも最初から佐久間さんは蛍のことが好きだったのかなぁと思います。仕事のこともきちんと評価していたし、上司とはいえ、相手のことをきちんと見ていないとなかなか気づかない部分もあると思います。蛍は素直で控えめでとてもいい女性です。佐久間さんと同僚の男性と二人に好かれるのがわかります。二人ともイケメンでうらやましい限りです。今まで男運がなかっただけに、幸せになって欲しい。