凸凹 DEKOBOKO
三原勇希、中学1年生女子。関西在住で子供の頃から趣味のオフロードバイクに乗ってます。父の転勤で関東に引っ越すことが決まった彼女は地元で最後のレースに臨む。幼馴染でライバルでもある伊藤清志に淡い恋心を抱き戸惑う彼女は「このレースであいつに勝ったら好きって言おう」と秘かに決意するが。「赤灯えれじい」「ケッチン」で丁寧な人物描写と恋愛模様を描いたきらたかしが送る青春バイク&恋愛ストーリー!
すずなり横丁道楽商店街
三流大卒の22歳、本多学(ほんだ・まなぶ)はまともな就職先を見つけることができず、親の仕送りが途絶えたこともあり、アパートから追い出されてしまう。中学で同級になって以来、憧れ続けた藍(あい)ちゃんが兄貴のお嫁さんになっている実家に戻りたくない学は、電車に飛び込もうと踏切の前に立つが……。その時、三河屋酒店アルバイト募集のチラシが!!「酒は飲み放題!」という条件に惹かれた学がお店に行くと、娘の結婚式より阪神タイガースという熱狂的なトラキチの道楽亭主・オヤッさんがいて……!?中原まことの原作を高井研一郎が描き上げた、すずなり横町商店街で巻き起こる涙と笑いのドタバタ人情喜劇!
D.B.S ダーティー・ビジネス・シークレット
ヤクザも躊躇する汚れ仕事を生業とする裏稼業集団、その名もD.B.S(ダーティー・ビジネス・シークレット)!!代表・宅士健(タッケン/たくし・けん))のもと、怪力の美堂(みどう)、銃撃の柳(やなぎ)、拷問屋のヒロボン他、計11名からなる漆黒の組織が“悪の義”掲げて闇の依頼を遂行すッ──!!ザッツ・アウト&ロー・エンタテインメント!!止事(やんごと)なき“愛”と“暴力”の雨霰ッ!!漆黒の逸(はぐ)れ集団が“悪の義”お見せ進ぜやしょう。
ソーダむらの村長さん
東京でOLをして暮らす宗田茜、25歳。彼女は実は人口二百人の過疎の村・宗田村の村長の孫娘。村長選挙の時期がやってきたため、有給休暇で帰省する茜だったが、宗田村の財宝(!?)に目を付けた職場の先輩・小山田ユウコも一緒に連れて行くことに。東京から電車で8時間、さらにバスに乗り換えて3時間、最後は熊に注意しつつ、徒歩で山越えを敢行……。道無き道を進み、ようやく宗田村に辿り着いた茜とユウコ。村の入り口には、茜の親戚一同が首を長くして待っていた。村長選の出陣式は明日。ところが、現職の村長である茜の祖父が、高齢を理由に突然の出馬辞退。婿養子の父親に代わり、茜が村長選に立候補することになってしまった!!
プラスチック解体高校
全ての高校生に告ぐ。まずは最初に言っておこう。いろんなものを見て聞いて、周りがどうあれ君だけは、こっそり命懸けで生きていて――何に対しても型破りな大段高校の新入生・古屋直視に入学早々、濃いキスをされた蔵田三成。でも直視の心は三成の兄であり担任でもある一誠に向いていて……。直視を中心に繰り広げられるクラスメイト6人のハイパースクールライフ、プロジェクト始動!