あらすじ『悪役令嬢』を自称するバーティアと婚約中の、王太子セシル。一流の悪役を目指して奮闘しつつも、ことごとく空回りする彼女をセシルは面白く観察している。しかし、バーティアの言う『乙女ゲーム』のヒロインをセシルに近付けようと頑張る姿には、面白くないと感じ始めていた。そんなセシルをよそに、バーティアは、ある日突然「殿下! 私 恋のキューピッドになりますわ!!」と言い出して――!? 異色のラブ(?)ファンタジーコミカライズ、待望の第2巻!
「悪役令嬢」と聞いたことのない単語を口にする侯爵令嬢のバーティア。 婚約者の情緒不安定と思われても仕方がない振る舞いを、優秀な王太子セシルは楽しませてくれると観察対象として放し飼い状態。 根が素直な彼女を言葉巧みに誘導して、害のないように仕向けるあたり調教師のようでした。 転生ものでも攻略対象が主人公で転生者に振り回されて式になっていく感じのお話でした。