あらすじ

新米建築家・倉沢カナコ、ついに「先輩」デビュー! だが、初めてできた「後輩」とともに臨んだ「子供部屋のリノベーション」で、トラブル発生…! 後輩への指導と、施主との向き合いを、カナコは上手に両立できるのか…! そして最終章は、亡き母の思い出が詰まった実家のリノベーション! 「家族」のあり方に鋭く切り込む、大団円の第4巻!
いつも月夜に米の飯 1巻
新米設計士・倉沢カナコは、「自己犠牲」が当たり前のブラック企業で体を壊し、リノベーション専門の小さな設計事務所に転職をする。仕事を通して知る、十人十色の人間ドラマ。様々な「人」と「家」を目にする中で、カナコは自分の「働き方」、ひいては「生き方」を見つめるようになる。現代の若者が抱える「生きづらさ」をリアルに描き、現代の「正しい働き方」を考える、人生と家のリノベーション物語!
いつも月夜に米の飯(2)
新米建築家・倉沢カナコ25歳、まさかの「マッチングアプリ」デビュー! そして見つける、内向的な日本人に寄りそう新しい「シェアハウス」の形! 現代の若者が抱える「生きづらさ」をリアルに描き、現代の「正しい働き方・生き方」を考える、「人生」と「家」のリノベーション物語!
いつも月夜に米の飯(3)
設計士として着実に成長するカナコだが、尊敬する先輩・神城が独立してしまい、不安がぬぐえない。初めての一人現場で発生した「工期」のトラブルを、カナコは収められるのか!?優秀な人間ほど、真面目な人間ほど、仕事を詰め込み、自分の限界を超えてしまう現代社会。それは、現場の職人も、カナコも、そして神城すらも例外ではなく…。「働き方改革」「ブラック労働」「過労問題」などに鋭く切り込む第3巻!
いつも月夜に米の飯(4)
新米建築家・倉沢カナコ、ついに「先輩」デビュー! だが、初めてできた「後輩」とともに臨んだ「子供部屋のリノベーション」で、トラブル発生…! 後輩への指導と、施主との向き合いを、カナコは上手に両立できるのか…! そして最終章は、亡き母の思い出が詰まった実家のリノベーション! 「家族」のあり方に鋭く切り込む、大団円の第4巻!
ハコニワノイエ

ハコニワノイエ

天根清子は、空気が読めない変人心理学者。人生で一度も嘘をついたことがなく、お世辞も言えず、世渡りスキルは皆無。無用な人づきあいを避け、孤独で静かな生活を愛していた。ある日、唯一の友達から手紙が届く。それは自殺した彼女の遺書だった。そこには、自分の大切な子供を引き取ってほしいと書いてあり…。不安定な心を抱える14歳の悠斗(はると)。ワガママ盛りの4歳児、凛音(りおん)。繊細で予測不能な子供たちの保護者になった清子は、心理学を武器に子育てに挑むもうまくはいかず…!? 一つ屋根の下、「普通の幸せ」から外れた3人が紡ぐ哀しくも可笑しなサイコロジカル・ファミリーストーリー。