とんぼが住む火乃島のコースを設計した「クタさん」なる人物に会うため、同じトカラ列島の悪礫島を訪れたとんぼと五十嵐。世俗を離れ、ひとり山奥で暮らすクタさんは、意外にも人当たりの良いしゃべり好きの爺さんだった。2人はさっそく、クタさんが悪礫島に造ったたった1ホールのコースを回らせてもらうことに。しかしそこは、景観の美しさとは裏腹に、攻略が難しいモンスターホールだった! どのように攻めようか考えあぐねる五十嵐に対して、とんぼは、クタさんも驚く天性の技術を次々と繰り出し、果敢にアタックしていく。そんなとんぼにクタさんは、これからの“進路”について、奥深いアドバイスを贈るのだった……。「週刊ゴルフダイジェスト」人気連載コミックの単行本化第6弾。
長年育ったトカラの島を出て、熊本にやって来たとんぼ。見るものほとんど全てが“未知との遭遇”で大いに戸惑う。連れてこられたのは、五十嵐が土下座までして身元引き受けを頼んだゴルフ練習場だった。その社長とインストラクターの息子はジュニア育成にも尽力していることから、五十嵐の頼みを聞き入れてとんぼを住まわせることに。その際社長は、「ドライバーを打ってみてくれ」と要求。練習場での練習どころかドライバーを打つのさえ初めてで四苦八苦するとんぼに、一抹の不安を覚える。しかし次の日、その不安は驚きに変わることに……。「週刊ゴルフダイジェスト」人気連載コミックの単行本化。物語が新たな展開を見せる『熊本編』のスタート。
「週刊ゴルフダイジェスト」人気連載コミック、『熊本編』の第2弾だ。熊本での生活をスタートさせたとんぼは、練習場のジュニア生と共に、コースでラウンドすることに。生涯初、通常のゴルフ場でのラウンドであったが、故郷のトカラ列島で培った自由奔放なショットを次々と繰り出し、コースを攻略していく。とんぼに対抗意識を持って共にラウンドしていたジュニアの実力者・ひのきとの“対決”も激しいものとなり、スーパーショットの応酬に。とんぼの潜在能力の高さに驚愕したコーチのハジメは、とんぼを九州女子選手権へ挑戦させることを決意。しかし、そこには大きな関門が。新しい高校生活も含めて、とんぼの日常が目まぐるしく変化していく……。
朝ドラみたいな話の進み方。 ゴルフだけじゃなく、キャラそれぞれの人生に スポットが当たっているのが良い。 今の所、一番印象に残っているのは島さん。 どこにでもいる普通のおばさんだけど、 ゴルフが大好きで自分の人生を精一杯戦っている。 『一生かけてリカバリーしようとしている』 『目の前にあるライを変えることはできない』 お義父さんの 『自分の子供が自分の好きなことをやるのを 応援しない親がどこにいる』 も泣きそうになった。