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人の心がみえる不思議な力を持った青年・馨と彼が唯一心をみることが出来ない、いとこの橙子。ふたりは互いにかけがえのない存在だったが、様々な“記憶”に翻弄される。中世から現代へ、そして過去、未来、全ての時代で出会い、別れ、また出会う――。
人の心がみえる不思議な力を持った青年・馨と彼が唯一心をみることが出来ない、いとこの橙子。ふたりは互いにかけがえのない存在だったが、様々な“記憶”に翻弄される。中世から現代へ、そして過去、未来、全ての時代で出会い、別れ、また出会う――。
人の心が視える馨と彼を守るいとこの橙子の物語。 橙子の付き添いで何者かに殺された男の葬式に行った馨が、参列者である男の恋人が発する犯人への強い怨みを感じ取る。始まりはサスペンスですが物語の基点は思いもかけない世界へと飛躍していきます。 想像をどんどん超えていくのが楽しかったです。藤原薫さんの過去作も読もうと決めたほど面白かった。